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早馬部隊 隊長1-2
早馬部隊 隊長視点1-2
旅で壱番 貴重なのは何より【水】だ。
優先して馬へと水を与えなければ不可い。何日もお風呂に入れない状況が続く事すら当たり前な旅路。その上 我々(早馬部隊)は時間を切り詰めなければ不可い。
着衣を洗濯している時間すら、ほぼ無い状態。
女性陣に思慮つつも、候補を募らせたが、そんな状態を考慮した女性達は挙手するものの。お風呂に入れるのは入国門兵隊に入国届け出と城門兵隊に入城届け出す時くらいだ。
しかも 入国届け出は烏の行水くらいの短めの時間。この時 壱回、着替えるくらい。
入城前くらいに漸くゆったりと入れるくらい。この時 礼装の準備を行い。何時でも礼服に着替えられるように手筈を整えておく。
後は国に報告を届けるまで入れない。そんな旅路。“速さ”を求めてるのだ。ゆっくりとお風呂入れないという事を聞いた女性陣は次々と辞退した。




