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序幕1-3
序幕1-3
小さな領土から数多くの手柄を立てた者が現れる
村人から村人へと流れていく噂。
村全体に広がり 町の人々も次第に耳にする。
町の人達が助けを藁にもすがる思いで助けを求めて、どうにかして解決する者だった。
貴族の口車に乗せられず 有頂天にならず、ちゃんと地に足を付け 蔓延る悪を叩く者。
借用書に騙されず 女性に舞い上がらず
酒に溺れず 嘘を見抜き、偽造を指摘。
この者の前では貴族・王族は石橋を叩いた。
(貴族や王族の嫌がらせ)噂話に尾びれ 背鰭が付き行く が、この者は『器』を見せ付けた。
ほぼ 全ての噂話を実現していく。
結果 成果も付いて来るような者だった。
勿論 この中で面白くないのは貴族や王族達だった。