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魔王1-12
魔王視点1-12
お姫様にアプローチしている国滞在四日目。
朝市で働いる女性の姿が増えて来た。
壱つ。私(魔王)が働いてるお店の売り上げが上がったから、他も真似し始めた。
二つ。私へと声を掛けても何時、来るか分からないので、安定して来てくれる人に頼んでみた。
三つ。私自身。他の女性から恨まれ 妬まれ始めていたので、働ける場所を紹介して 忙しさで“それ(恨みや妬み)”を持つ時間すら無くしてやった。
四つ。風潮した噂話しがどれだけ、広がってるか?。が、私自身では分からない。しかし 余所者(人に成りすました魔物)が内輪話を、安易に聞く事などできない。…なので、『地元の事は地元の人間に』だ。
五つ。魔物達も根を詰めて働けているのだ、神経使う仕事を頼み込めない。
六つ。私自身 此処に馴染み込んだとはいえ、やはり 余所者にかわりなかった。