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魔王1-7
魔王視点1-7
数時間後 酒場の仕事が終わった私(魔王)は街沿いを歩いていた。風潮した噂話しが広がりやすくする為だ。地図を片手に道沿いに建物を確認しながら練り歩く。
(魔法)陣をかくのに必要不可欠だった。
目に見えるような高出力の(魔法)陣は描かなければ不可いが、月の満ち欠けに左右される低出力のようなものは歩いて描かくことができる。
その分 魔法の規模や威力に直結してしまうが、風潮した噂話しが浸透しやすいように描いているのだ。充分だろう。…“それ”に、描いたものは任意が無い場合は消されてしまう。
初日の今日は建物の風景やら位置関係を確認しながらの歩き。後で地図に拵えて 歩き方を考えなければ不可い。壱番重要なのが兵士の巡回も思慮しなければならない。
兵の巡回は魔物は当たり前だが、酔った奴が道端で倒れていないか。色々行う為に行っている。




