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8-4.追い込まれたのは真壁

 ネット上という経験のない案件だったり、自宅訪問まですることになったり、ドアに手を挟まれたりと色々あったのだが、とにかく雑務部として依頼を受けることとなった。

 しかし、加害者がわからないというのも難しそうである。

 これまではいじめられている現場を見てきたから、誰が誰にどういった被害を与えているのかが明白であった。だが今回はそうではない。インターネットという匿名が普通の空間で、言葉のいじめという被害の深刻度がわかりにくいパターンだ。

 俺が入って最初の依頼、久遠がいつの間にか中心人物を特定していた時があったが……

『これがここに挿さるのね……』

 いつの間にかたどり着いていた部室。その中から久遠の声がくぐもって聞こえてきた。

 外から部室内の音を聞いたことがなかったから、ここは案外防音性が低いのかもしれない。そんなどうでもいいことを考えつつ、スライドドアを開けた。

 小窓が開放されているらしく、ふわっという風が顔に吹きつける。

「あ、西ヶ谷」

 見えたのは振り向いてきた久遠と、長机の上にあるシルバーのアタッシュケースと……

「それ、ノートパソコンか?」

「佐々木先生から借りてきたの」

 大判教科書くらいの黒いノートパソコンが一台、長机の上に置かれていた。同じく黒色の充電用ケーブルが後ろから出ていて、アダプターを介した後に壁際のコンセントへと挿されている。

 他に広げられているのは、白く手のひらサイズしかないマウスに、シンプルなデザインのUSBメモリー、なぜかタッチパッド……といったところか。

 なるほどね。

「つまり充電ケーブルを挿す場所まではわかったが、マウスを挿す場所がわからず、USBメモリーやタッチパッドに至っては使うのかすらわからず、電源の入れていいのかも判断できなかったというわけだ」

「な、何よ? もしかして西ヶ谷、ドアのすき間からのぞいていたの?」

 さすがに焦りを隠しきれない久遠の声色こわいろに、俺は漫画よろしく後ろへひっくり返りそうなほど衝撃を受けた。

 図星かよ。充電ケーブル以外は完全に想像――もとい妄想の域だったんだけどな……

 これまでの生活環境のせいなのか、それともこの類の知識は学習の優先度が低いと判断しているのか、久遠はパソコンやケータイと言った電子機器にうとい。メールですら、俺が教えるまで扱えなかったくらいだ。

 パソコンも弱いことは薄々感じてはいたが、まさか電源すら入れられないとは。

「だって、この四角いのは挿せる場所がいくつかあるでしょう? 間違えたところに挿して壊れたら困るし……」

 と、必死の弁明を繰り広げる久遠。どうやらマウスのUSBコネクタを挿す場所がわからなかったらしい。

 こんなものどこに挿したって動くし、壊れるとかありえないだろ。まあ知識皆無の久遠にとっては、コード付きの時限爆弾を渡されて「間違えたら爆発するから」などと言われているのに等しいのだろう。

 久遠には悪いが、笑いの我慢が限界に達していた。

 普段は「そんなことも知らないの?」みたいな態度で俺を見下してくる久遠が、見てわかるほど焦っているのだ。おまけにわからないことが、だいたいの人が知っている常識クラスの知識である。

 ここで久遠をいじる……と後で刺されるかもしれないので、おとなしくしておこう。

「あーこれはUSBポートって言ってな、挿せる形のやつならどこへ挿しても動くんだ」

 笑いの波が引いていくのを確かめてから、俺は説明を加えつつ作業を始めた。

 マウスのコネクタをポートに挿し込み、ノートパソコンを広げて右奥にある電源ボタンを押す。ヒュイイン……という独特の音と共に、モニター画面にメーカーのロゴが現れた。

 このまま俺が操作をしなければならないなと考え、本来は久遠が座るであろうパイプ椅子に腰を下ろす。

「で、パソコンなんて持ち出して何をするつもりなんだ?」

 デスクトップの画面が立ち上がるのを確認してから、後ろから興味津々に画面を見つめている久遠の方へ振り向いた。

「掲示板? を見てみようとしたのよ」

「鳴海さんが見たって言うやつか。でも見れるかな」

 掲示板によっては、暗証番号で特定の人以外を閲覧禁止にしているケースもある。特に今回は、こういった言葉のいじめを躊躇ちゅうちょなく展開できる場所だし。

「大丈夫、ちゃんと……住所? みたいなものを……」

「URLのことか?」

「そうそう。それとパスワードを鳴海さんから聞きだしているから、問題はないはずよ」

 久遠はそう言うと、左のポケットから自分の携帯を取り出した。女子高生とは思えないほどの不慣れな手つきで、受信箱にあるメールの一つを見せてくる。

 鳴海とアドレスを交換したのか。いつしたかまではわからないが、真壁を介して入手したのだろう。

「http……」

 開いたインターネットのURLの欄に英数字の羅列を打ち込み、さほど大きくないエンターキーを押す。薄い緑地の左上にある四角い空欄にパスワードを入れると、読み込みの後に会話のやりとりが表示された。

 使われているのは普段から見慣れたフォント、単純なデザインと青地に統一された壁紙。

 これが問題の場所、理数科が使っていると思しき掲示板か――

鳴海なるみってさ、小夜崎さよざき君とよくしゃべってると思わない?』

『あれはね、みんなに見せつけているんだよ。小夜崎君は私のものだって、優越感に浸るためにね』

『高飛車な態度をとられるとマジでムカつく』

『みんなでシカトしよ。明日から、誰も鳴海としゃべっちゃダメ。いい?』

 画面を下側にスライドさせ、過去の投稿から時間を進ませていく。

 最初は授業内容の確認や休日の雑談といった日常的な会話が主であったのに、発端となったであろう投稿を境に鳴海への陰口、愚痴ぐちがメインになっていった。前からウザいと思っていたんだ、もう来なければいいのに、この泥棒猫……

「……とりあえず、いくつかわかったことがあるわ」

 五分ほど、流れていく画面を見つめていただろうか。

 最後の投稿を読み終わったのと同時に、久遠が上体を上げながら言った。

「まずはいじめが始まった理由。これを見る限りだと、『鳴海さんが小夜崎という男子としゃべっているところを、他の女子に見せつけ優越感に浸っていると考えた女子が、その行動を気に入らずいじめを仕掛けた』ってところかしら」

 つまり小夜崎という男子を好きな女子が、鳴海さんに嫉妬したからか。

「他には?」

 モテる男は辛いなチクショウ。どうせ自分が原因で女子間でのいじめが始まっていることなど知らないんだろコイツ。と小夜崎という男子に嫉妬しながら、他にわかったことを聞いた。

「次はいじめに関わっているであろう人物。過去の会話を見ると、たしかに南城高校ここの理数科二年生、その女子の会話内容ね」

「断言できるのか?」

「例えば発端となった、その直前の会話。『テストがやばかった』とあるけれど、この時に試験をやっていたのは理数科だけではないかしら」

 他にもやった体育の内容、時期を考えればこれも女子だけ。駅南にできたカフェは、理数科の担任である三沢先生からの情報だし。

「そんな理数科女子しか知らないような会話をしていて、かつ掲示板はパスワード付き。だから鳴海さんをいじめるような発言をした人物や同意した人物は、理数科の女子、もしくは彼女らと繋がりのある人間でしょう」

「要は理数科女子の面子だったってことの裏づけが取れたわけだ。……しかし」

 それだけだ。

 鳴海や真壁からの不確定情報を、自分らの手によって正しい情報だと確認できたにすぎない。いじめの発端となった投稿をした人物や、それに同意した人物が誰なのかは「理数科女子、もしくは彼女らと繋がりのある人間」という範囲に留まっているのだ。

 理数科の女子、その全員が参加していない可能性もある。そんな不明瞭な情報だけで行動することはできない。

 せめて発端となった人物だけでもわかれば……


 それから数日後の昼休み、俺はいつも通り教室で昼食をとっていた。

 運動部のつわものを相手に購買でパンの争奪戦を繰り広げるのは疲れるし、食堂に至っては同じフロアのくせに注文できたことすらない。ただでさえ午前四時間を終えているというのに、昼休みにまで余計なエネルギーは使いたくないのである。

 というわけで、途中のコンビニで買ってきたコッペパンが本日の昼食だ。いちごジャムとマーガリンを挟んだこいつは、最近のお昼のトレンドとなりつつある。

 ……コッペパンが上位に入る「お昼のトレンド」とか。

『あのっ、西ヶ谷君はいますか?』

 そのコッペパンをすぐに食べ切り、日課となっている携帯ゲームをボーっとやっている時だった。

 前の方から聞こえてきた、どこかで聞いたような声。女子の声だ。

 神崎先輩にしてはやけに高いし、久遠でもないし……

 俺が女子に名前を呼ばれるなんて、明日は嵐でもくるのかと考えながら顔を上げた。

『あっ!』

 ちょうど目が合ったのは――真壁。この前に相談を持ちかけてきた理数科の女子だ。

 サイドテールを揺らしながら、こっちへ来てくれと教室の外で手招きしている。

 意味を理解したことを右腕を挙げて伝え、ゲーム機を鞄の中へと無造作に突っ込んだ。教室中の恵まれない男子共の生暖かい視線を感じながら、後ろのドアから廊下へと出る。

「えーと……真壁さん?」

 別に彼女が誰なのか確信が持てなかったわけではない。ただ別クラスの女子を相手にする時にはどうやって会話を始めればいいのか、それがわからなかった。

 やや緊張気味に名前を呼ぶ。

「あ、あの……、今日は西ヶ谷君に渡しておきたいものというか……、伝えておきたいことがあって……」

 食堂から聞こえてくるにぎやかな生徒たちの会話とは、あまりにも対照的なモジモジして小さい声。

 にも関わらず、俺の心臓が急に心拍を速めていく。

 やめろって。何を期待しているんだよ。

 目の前には別クラスの女子、しかも自分に会うことが目的で来ている。そしてその内容が「渡すものがある」。

 えない男子諸君ならば、胸の高まりを抑え切れないであろうシチュエーションだ。誕生日ならプレゼント、バレンタインデーなら手作りのチョコレートが「これを受け取って?」と差し出されるはず。

 だけど――残念ながら今日は俺の誕生日でもなければバレンタインデーでもない。もっと言えば、真壁は雑務部の部員に渡すものがある、という用件で来たのだろう。

 それでも期待を捨てられないのが西ヶ谷 一樹という呪われた男子なのだが。

「伝えておきたいこと……?」

 オウム返しで聞き返す俺。すると真壁は、ポケットから取り出した自分のスマホを見せつけてくる。

「鳴海との会話なんだけど、こんなものでよければ役に立つかなって……」

 会話アプリでの真壁と鳴海のやりとり、その履歴だった。

 軽く見ると、毎日会話しているようだ。教科書の試験範囲などを教え合っているかと思えば、遊びに行く約束も交わしている。自宅も知っているあたり、それなりに仲がいいみたいだ。

 しかし、この情報は本当に必要なのだろうか。

 会話をさかのぼって、いじめられている原因を突き止める? 内容からいじめそうな人間を特定する?

 俺にはできる自信がない。探偵でもないし、そういう思考を張り巡らすことの出来るほどクレバーでもない。

 ……俺には。

「わかった。ありがたくもらっておくよ」

 俺には無理でも、久遠なら有益な情報をつかめるのでは? そう考え、会話履歴をもらっておくことにした。

 俺より思考力もあるし、経験だってある。少なくとも、害にはならないはずだ。

「よかったー。要らないって言われたら、どうしようかと思っちゃった」

「それよりも、送る手段はどうする? メールで送ってくれるのなら……」

「スクショ撮って赤外線で送るから、ちょっと待ってて」

「アッハイ」

 女子のアドレスがもらえるかも……という俺のはかない希望は、ごく自然に打ち砕かれた。

 ああ日本に生まれてよかったよ! 赤外線通信とかいう、かよわい女の子を下心ミエミエな男子から守る手段があるからね!

 指をスライドさせスクショ――スクリーンショット――を撮り始める真壁。五・六枚ほど撮った後、スマホを立てて俺の方へと視線を送った。

「私のはここにあるから」

 そう言って、カメラのすぐ右横を指してくる。

 はいよ、と軽く返答し、俺はスマホを寝かせて指された箇所へと近づけた。俺のスマホは何で画面上部にあるのだろうか……

 バイブレーションと共に「画像を受信しました」のメッセージが流れる。

「そのっ……、今の状況とかはどんな感じですか?」

 スマホを右ポケットに滑り込ませると、真壁が心配そうな顔で聞いてきた。

「今? 問題の掲示板を見て、誰がいじめたのか特定しようとしているところかな」

「えっ? け、掲示板……を?」

 今度は焦るような声を出した真壁。

 あの掲示板は、理数科女子が利用しているものだ。つまり、今回の件に関係ない生徒も使っているだろう。

 真壁が使っていて、過去の投稿を見られたくないから?

「ああ大丈夫、大きくさかのぼって調べるつもりはないから」

 何とか心配させないようにしようと、やや力を抜いた声でそう言った。

「……えっと、どうやって犯人を特定するの?」

 少し間が空き、彼女が再び質問してくる。

「どうやってって言われても、久遠の仕事だし……。呼び合っている名前とか、投稿内容で見分けるんじゃないかな」

「もし特定できたら、その人には……」

「まあ制裁するだろうね。ネット上でやってもいじめはいじめ、見逃していたら雑務部の意味がないわけだから」

 言い終わるのと同時に真壁が顔をうつむかせ、ギュッと両手でスカートのすそを握り締める。

「……でも、本人にも問題があるかもしれないし」

「本人? 鳴海さんに?」

「……いじめる方だって、キッカケがあっていじめていると思うの。それなのに、いじめた方が一方的に悪いのはどうなのかなって」

 いじめの相談をしてきた真壁の発した予想外の言葉。

 ただ真っ向から批判できるものではなかった。面白半分のケースもあるが、雑務部として相談を受けたいじめには明確な原因のあるものがほとんどだったからだ。

 その中には、被害者がもう少しでも異なったの行動をとれば回避できた件もあるだろう。

 かといって、一方的かつ多対一であるいじめという行為を容認するわけにもいかない。

「……そこは俺の判断外だから」

 逃げてしまった。説得できるような材料が見つからなかったためだ。

「久遠さんに決めてもらう、そういうこと?」

「俺は一人の部員に過ぎないし、今回の件に関しては不登校っていう実害が出ているから」

「で、でも……!」

 キーンコーンカーンコーン……

 真壁が語尾を強めたその時、昼休みの終了を告げるチャイムが鳴った。

 五時限目の準備をしないとな。次の授業は……体育!?

 見れば教室には誰もいない。体育は五分前集合が基本だから、すでにクラスメートはグラウンドに集合しているだろう。完全に遅刻だ。

 あれだけ騒がしかった食堂にも生徒一人いない。二年生はロッカールームの前で順番を待ち、教科書やらノートやらを出すのを待っているところだった。

「それじゃあ俺、授業行くから! 情報ありがとっ」

「あ、待って……」

 真壁の制止を振り切り、俺はA組のロッカールームへと飛び込んだ。

 女子に制止されるなど、こんな状況でなければご褒美ほうびですらあるのに――


「……そうね、ごく普通のやりとりにしか思えないわね」

 その日の放課後、俺は真壁からもらった会話アプリの履歴を久遠に見せた。

 大遅刻した体育の後に改めて見たが、やはり何気ない日常会話にしか感じられない。それらしき人物の名前すら見つけ出せなかった。

「一応もらってはおいたけど、当たり前だよな……」

 久遠はいつもの席に座り、背もたれに寄りかかりながら俺のスマホを見つめ続けている。時折不慣れな動作で画面を少しスライドさせ、気になる場所でもあるのか目を細めたりしていた。

 ガラケーと違いボタンが電源用とボリューム用くらいしかないスマホは、機械音痴の久遠にとっては非常に使いにくそうだ。

 そんな久遠の前には、二つ折りにされている黒いノートパソコン。そこから延びた電源コードは、すぐ横に立っている俺の足下を抜けて壁際のコンセントへ消えている。さっきまで使っていたせいなのか、途中のアダプターはほんのりと熱を帯びていた。

「まだ半分しか見ていないけど、あまり重要な情報ではなさそうね」

「よくよく考えれば、ただの会話だもんな。……そうだ、掲示板の方は何かわかったのか?」

 俺の問いかけに、久遠は一度スマホから顔を上げる。

「発端となった投稿をした人、少し前までは鳴海さんと仲がよかったみたいなの」

 過去の掲示板までさかのぼって調べてみたけれど、鳴海さんを批判するような内容は全然投稿していない。

 それどころか、「鳴海は物静かだから」「私が言っておくから、怒らないで」と鳴海を擁護ようごするような投稿までしている。

 ――再びスマホへ視線を戻しつつ、久遠はそう説明した。

「じゃあ何かをきっかけにして、急に仲違いしたパターンか……」

 ちょっとしたすれ違い、意見のもつれからきた関係の悪化。それを原因として、鳴海は他人たにんを見下すような悪者に仕立て上げられ、いじめの標的となってしまった。

 筋書きはこんなところだろう。

 人との関係なんて、所詮そんなものだ。わずかな考え方の違いから、数ヶ月、数年のつながりがあっという間に崩れていく。お互いを思いやるような心はどこかへと消え、スキャンダルを追うマスコミのごとく隠しごとのあら探しが始まる――

「西ヶ谷」

「あっ、ん?」

 唐突に呼ばれ、ハッと久遠の方を向き直った。

「これで最後?」

「ああ。五枚目でラスト」

 ふぅん。

 スマホがカタン、と硬い音をたてて机の上に置かれた。

「妙ね……、二週間ほど前のやりとりまでしかないのだけど。最近は会話をしていないのかしら」

「忘れたんじゃないか? 渡される時に撮ったスク……画像だし」

 教室の前でカシャカシャとスクリーンショットを撮り、そのまま赤外線通信で送りつけられてきた画像だ。

 大して手間もかけていないし、かけるような必要のあるものでもない。本人も「少しでも役にたてば……」という軽い気持ちで送ってきただろうから、不手際があるのは仕方ない……だろう。

「……本当に忘れただけ、なのかしらね」

 久遠は意味ありげな言葉を俺の耳へと残した。

 では、意図的に残した可能性があるということ? もしそうだとしたら、何の目的があって?

 聞こうかと思ったが、答えをもらえないような気がしてならなかった。

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