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(二)-11

 収まらない竿をそのままにしてブースに入ろうとした。そのとき、ちょうど入ってきた別の学生二人に一瞬見られそうになった。しかし、二人はなにやら話をしており、拓弥の股間には気づかなかったようだった。

 ブースに入りドアを閉めて、鍵をスライドさせた。ブースに入るとき、ドアの枠に先端をぶつけた。充血した《《モノ》》は、普段とは違って長かった。そのため目測を誤ったのだ。慌てたが、すぐに腰を引いてなんとかコトなきを得た。

 そして床と水平に伸びる自らの棒を右手でしっかり握り、前後へとしごいた。もちろん翔太のことを考えながら。

 前後に動かすだけでは何もならず、右手に力を入れた。徐々に拓弥の快感ゲージが上がる。それに合わせて拓弥の口からは吐息が漏れた。


(続く)

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