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“大炎上”(マグマ・ワールド)/氷塊掃討銃

“大炎上”(マグマ・ワールド)

◆初出：『#29 刹那、急転』

　かなり安易なネーミングですね……

　先述した“冥界大炎上”をかなり弱体化させた能力です。これにより使いやすいものとなり、また威力が使用者の素質に大きく依存するようになりました。手持ちの刀に炎をまとわせ戦う、なんてことも可能なようです。

氷塊掃討銃

◆初出：『#39 “西の国”の思惑』

　これまでの能力とは性質が異なるのですが、出てきたので紹介をば。

　本作には死神とは別の種族として、葬儀死神というものが存在します。詳しい説明は省きますが、この葬儀死神は通常の死神が持つような能力はほぼ例外なく扱えず、代わりに自分の身がやっと守れる程度の能力を持つことになります。ちなみにこの弱体化した能力も、持てる者が限られています。

　能力としては字面の通り、氷の粒を乱射して攻撃できるものです。粒の大きさが知れているので、攻撃力はあまりありませんが、敵の目くらまし程度にはなります。