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ヘラと飛禽の食卓  作者: 酒場鮪男
1/1

プロローグ

ここは鳥籠の中。そう比喩するべきなのか。

否、そんなに美しい言葉では表せない。

言うならば廃れた鳥の巣あたりが妥当だろう。

助けを求めようと毎日嘆いたヒナ達は次第に希望をなくし静まっていく。

親鳥の助けはここ数ヶ月来ていない。

巣の角で膝を抱えて怯えるヒナや、頭を上手く使いひとつ上の生活をするヒナ、気に入らないと手を挙げられるヒナ、何があろうと笑っているヒナ。

生き方はそれぞれだが、向かう先は一つなんだと思う。


___その先が変わったのはあの日だ。

ひらひらと羽を羽ばたかせ、彼女はやっきた。

そして彼女はこう名乗る。


”MOTHER”と。


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