第3匹 我が妹
今日の朝の事・・・・・・・・・・・・・・・・・・
いつも通り猛烈な眠気に襲われていた私は、やっぱりいつも通り二度寝しました。ぶっちゃけると三度寝もしました。もっとぶっちゃ
けると何度寝したかわかりません。気づいたら寝てました。あれ?これって禁断症状・・・?ま、いーか。
やっと目が覚めてさぁ着替えよう!と思った時にはあら、後30分で授業が始まるわ・・・ってな事に。こういう時って学校がもンの
凄く遠いわけじゃなくてよかった〜・・・って実感しますよね。私の通ってる学校は、家から20分程度。坂道がキツイが、そこは若
さでなんとかカバー☆とりあえずそこまで遠くはないのです。
さて制服に着替えなきゃ、とボチボチ着替え始めた時、何かただ事ではない悲鳴が・・・・
「お母さんーーーこの服今日の気分じゃないぃぃいいい!!!」
またか・・・と振り返ると、そこには小学6年の我が妹が今日のふぁっしょんが気にいらんとぶーたれている。
別に今日のコーディネートを母が決めたわけでもないのにそんな事言われてもなぁ・・・と母の気持ちになっていると、
「このスカートは木曜日穿くつもりだったの!!あれは?あの黒いの・・・・」
だからなんなんだ。母さんを困らせるのもいい加減にしろ。
そう言ってやろうかと思ったが、ここで言うと120%喧嘩になるだろう、私は言葉を飲み込みました。偉い!!(←自画自賛
てゆーか今何時だと思っとるガキャー。小学校組の登校班はとっくに行ったはずだぞ。
〜分からない人のために〜 ・登校班・
○登校班とは、まだ幼き小学生が事件に巻き込まれないため地域ごとに10人程のグループを作り、そのグループで登校する、という
クソ面倒な習慣である。
ちなみに、妹は5年生の後半位から登校班ではあまり行ってない。私と同じく遅刻ギリで行っている。嗚呼、姉妹だなぁ・・・
ってそんなしみじみしてる場合じゃないぞ。どうせ中学位になったら嫌でも遅刻ギリになんなきゃいけないんだから、(これは私の親
の遺伝です)せめて余裕がある小学校の時くらいは・・・・・と、思っていてもなかなか治らないものです。
今日も私と同じ時間に登校です。
「小学校の方が始まる時間早いのに、姉と一緒の時間に登校ってどうよ?」
と私は妹にからかい半分で言ってみると、
「別にいいじゃんー」
と、明らかに反省してないご様子。
「せめて私より早く出ようよー気分だけでも。」
「だって一人は寂しいんだもん!!」
「じゃあ登校班で行けっ!!!」
そんな話をしていて、私はふと疑問に思った事を聞いてみました。
「ねえ、あんた今月に入って登校班で何回学校行けた?」
何回だろう・・・今月はまだ12日しか経ってないし、ゴールデンウィークもあったので少なかったはずだが・・・・。
妹は嘘をつく様子もなく、
「一回」
・・・・・・・・・かなりショックな答えだ・・・・。
「・・・・一回?」
「一回」
「そっか・・・・・・」
そんなこんなで別れ道、私達はここで別れた。
一回・・・・・家に帰ったらお仕置きだな・・・・・・・・・
我が妹はかなりヤウ゛ァイです。とにかくませてるんですよ。あのガキャー。