表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ドラゴンの末裔な私  作者: 曉
8/16

人間②

さて、私の縄張りには人間の大軍がゾロゾロ歩いています。



また騎士団みたいです。それも違う国の。



「懲りないなあ~。」



本当に……



あれだけの犠牲を払ってまで何を得たいのか。



「質は落ちるだろうけど人間の土地には同じように薬草や魔石はあるだろうに。採り尽くしたか?」



資源は豊富な訳じゃない。



欲望のままに使えば無くなる。



「ほっといてもいいけど、私の縄張りを荒らされるのはムカつく!」



ドラゴンの本能に引きずられているのか、気性が荒くなっていた。



人間なんて無視すればいいのだろうけど、やはりムカつくのは我慢ならない。





どうしてくれようか?



踏み潰す?尻尾で凪ぎ払う?ブレスで焼き尽くす?



ああ、それも悪くないな。





この時の私は理性なんてなかった。



ただ、激情のままに浸入者を排除したいと、ただそれだけだった。




人間は竜の怒りを買ったのだった。






評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ