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ドラゴンの末裔な私  作者: 曉
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太古の森 エンドレシア

またまた20年が経ち、私は成体……大人になりました。



今では空を自由に飛び回り、狩りもプロ並み!



魔法だって上級までは無詠唱で発動することができるんだ。流石に究極魔法やそのまた上級究極魔法は詠唱が必要だけどね。






生まれてから40年、私は自分の縄張りを確認した。



どうやら歴史の古い「太古の森」と呼ばれているみたい。人間は「エンドレシア」と呼んでいるそうよ。(人間が落とした本に書いてあったわ。)



この森は人間の国々の中央に存在していて、上級の魔物が暮らしている。森の外側……人間の国に近いほど中級、下級と魔物がいる。奴等は私みたいなドラゴンや上級の魔物が恐ろしいから人間側を好むんだ。



下級な魔物には用はない。私がこの数年間必死に努力していたことがある。それは私がエンドレシアの覇者になることだ。



私はエンドレシアがかなり気に入っていた。豊富な食料、豊かな自然、人間が滅多に来ないパラダイス。こんな優良物件は他にはない。



だから片っ端から邪魔する魔物共を咬み殺し、凪ぎ払い、終にはエンドレシアの覇者になったのだ。



頑張った甲斐があって私より強い奴はいないし、私の他にドラゴンが居ないみたいだから悠々自適に暮らせるのよね。



この森は私の家なんだから誰にも邪魔はさせないわ!



でも、人間が来たらどうしようかな……



うん、その時に考えたら良いか!





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