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1 戦士団の誕生

今回投稿する作品は昔に書いた僕の黒歴史小説です。

とても恥ずかしいです。

昔はこんな作品書いてたんだなと今思うと首を傾げてしまいます。

でも、莫大な文字数を誇っていたので投稿しないのは勿体ないのでということで投稿します。

皆さま、よろしくお願いします。

凄く不安です。大丈夫かな。

 1 戦士団の誕生



 世界統一国家ガイア帝国は五百年前より、永らく大規模な反乱に悩まされていた。

 千年前に世界制覇を成し遂げたガイア帝国に祖国を滅ぼされた恨みがある人物がいた。

 科学者である神孝太郎じんこうたろうは人間を超越した存在を作り出した。

  究極生命体。人間よりも遥かに強靭な力を持ち、人間を食料とする。

 彼に同調した反乱軍の同志は、究極生命体となり、反乱軍を組織。

 担ぎ上げられて反乱軍指導者となった神孝太郎は自らも究極生命体となってガイア帝国に反旗を翻した。

 そんな血で血を洗う戦争が無くならない世の中、ガイア帝国の将軍、

 武村剣太郎たけむらけんたろうは、軍神と謳われた大将軍、王侯将星おうこうしょうせいの副官であった。

 数多の戦場で華々しい、戦功を上げ、英雄として国中の民から慕われていた。

 そんな武村に主人である王侯は言った。


「武村よ。既にお前は私の副将の枠を超えた働きぶりだ。独自の軍を持て」


 とある戦場から、帰路につく前に大将軍の天幕の中で唐突に言われ、武村は目を見開いて驚愕した。

 短髪で精悍な面構えに六尺の大男である武村……その体躯は微かに震え、次第に高揚が増す。

 無理もない。武村は永らく王侯の信頼厚き、将軍として数多の戦場を駆け回って来た。

 王侯はそんな武村を手放したくないと思っていたが……。

 だが、嬉しい気持ちもある。遂に自分の軍を持てるという栄光に。


「王侯様、身に余る言葉です。この私が独自に軍を持てる事は光栄にございます」


 武村は即答で了承した。王侯軍からの独立が決まり、帝都に帰路についた。

 武村は独立遊軍である戦士団を組織した。

 王侯軍にいた頃からの武村の軍からのメンバーが中心となり、資質の高いものを順次スカウトした。


「私は戦士長、武村剣太郎! 新兵たちよ!

 我が世界統一国家ガイア帝国は五百年戦争という長き戦いに身を置いている!

 この五百年戦争に終止符を打つ為には諸君らの働きが必要だ! その身を捧げろ!」


  武村は壇上で、新兵たちに檄を飛ばした。不思議と武村の声は会場隅々まで良く通った。


「「「この身を捧げます!」」」


 新兵たちは武村の激に触発されて、帝国の為に身を捧げる事を誓った。

  戦士長として、反乱軍と最前線に身を置く軍として頭角を現し、戦士団は一躍、帝国の武威を天下に示すことになる。

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