表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ブラックストリート  作者: エッグ・ティーマン
17/26

陰謀

2018年 リムソンシティ 中央区 とあるアパート

 老人は寒さに身を震わせながら起きた。介護士がストーブの電源をつけてから数分しかたっていない。老人は億劫そうに溜息をつくと布団を体にかける。

 介護士が開けてくれた窓の外には汚らしい光景が広がる。排気ガスによって汚れた雪が覆う肥溜めの街、リムソンシティの光景。雪の上には多くのゴミが積もり、それがさらに見た目を悪化させている。酔っ払いが残したビールと瓶、煙草の吸殻、麻薬売人が捨てた包み紙、商売女が落とした破れかけの避妊器具などが散乱している。その間を体を震わせながら人々が歩いている。彼らはポケットに銃を忍ばせ、互いに不信感を抱き合っている。これが老人が過去から見つめていたリムソンシティのあり方だ。昔からこの街はギャング・マフィア、麻薬、貧困、暴力で支配されていた。

 アパートの駐車場にパトカーが停まる。「うむ?」老人は首をかしげる。するとその数分後、来客がみえたとアパートの管理人から報告があった。いぶかしく思いながら老人は来客を共用スペースの応接室に通すよう命じると、キッチンにいた介護士を呼んで、着替えの手伝いを頼んだ。


 「ご無沙汰していましたよ。」とロックウェルが入室してきた老人に声をかけた。老人はひどく驚いたようだ。「ロックウェル君!署長自らここにやってきたのかね?しかもダイムラーも連れているじゃないか!」「ええ、アポなしで申し訳ございません。」「構わん、構わん。私は見ての通り暇人だよ。何か用かね?」

 実はこの老人、過去にリムソン市警で働いていた元警官で、ロックウェルの先輩だ。さらにダイムラーに探偵のイロハを教えた師匠でもあった。即ち元私立探偵のカートソンである。そしてダイムラーとロックウェルの二人は連続殺人事件の自殺した犯人、マイクに関する供述をとるために訪問している。


翌日 リムソンシティ 行政特別区 リムソン総合病院

 ラースキンはグラント医師にしつこくアイリーンのことをきいたが、グラントはアイリーンが看護師として働いているという事実は確認できなかったという。やはり麻薬による幻覚なのだろう。この幸福もあのいまいましい麻薬によってもたらされたのか。うんざりする。麻薬、麻薬、麻薬、偽の幸福、虚構の天国、苦痛、真の地獄、地獄によってつくられた天国・・・・

 ラースキンはとある決心をした。この牢獄から逃げ出してみせる。ダニエルがコネを利用して病院内に確保した牢獄。グラント医師もラースキンの治療から完全に手をひく予定だと言う。グラントはラースキンの健康状態を心配する一方、悪友ダニエルの裏稼業への関わりを避けたい思いがある。そのためにはダニエルが関わっていることを黙認して、ダニエルを放っておくことだ。無論ダニエルが行っている麻薬の「効能」テストも放っておく。即ちラースキンはこの病室で実質軟禁状態となり、ダニエルの人体実験に付き合わされているのだ。

 ダニエルとの関わりを避けたいグラントは恐らくダニエルの注意をひく脱走計画には協力してくれないだろう。だが、この街は腐敗している。清掃人なり、看護師なりに金を渡せば自分の手足として動いてくれるだろう。だがラースキンは金を持っていないことに気づいた。ダニエルに財布を握られている。キャッシュカードも現金もその中に入っていた。ラースキンはダニエルを憎んだ。あの闇医者め、必ずぼこぼこにしてやる。しかしそれは妄想に過ぎない。ラースキンは麻薬でボロボロの上、怪我の治療のため何日も寝ていた。体力はかなり低下しているだろう。ラースキンは苦しんだ、そしてまたあの快感が楽しみになる。麻薬だ。麻薬が欲しい。憎んでいたはずのダニエルに新しい麻薬を注文してしまう未来が見えた。踏ん張らなければ!踏ん張って、耐えて、鈍る頭でどうにか作戦を考えた。

 激痛を訴えながら床に転げ落ちたラースキンを見て、グラントは彼を玄関近くにある集中治療室に入れるよう命じた。治療から手を引き、ダニエルと関わりを絶てると喜んでいた矢先の出来事。溜息をつきながら治療室に向かう。が、治療室の中の様子をみて唖然とする。ラースキンはのたうち回り、点滴は外れ、ストレッシャーは激しく揺れた。グラントは突っ立っていた。と、いきなりラースキンが起き上がり、看護師を突き飛ばした。慌てる助手二人は点滴の器具で殴られた。固まってしまったグラントを押しのけ、ラースキンはふらふらとしながらも確実に近くの玄関に向かう。走り出た看護婦が警備員を呼ぶよう頼みながら後を追う。だが警備員が駆け付けた時にはラースキンは外に出たいた。彼はちょうど停まっていたタクシーに乗り込むと、ムンバク探偵事務所を指定した。


三日目 リムソンシティ ホーネット地区 カジノ「ロイヤルファイター」

 マーガレットは細身でハンサムな支配人と行為を行っていた。商売女と言う特性上マーガレットはどのような男性とも、例えばロックウェルのような不健康で酒臭い老人とも肉体関係を持たなければならない。だがそれは金のためだけの汚れた関係。この支配人との間柄はそうではない。彼を一目見た時彼女は恋に落ち、また彼も恋に落ちた。二人は本当の意味で愛し合える相手を見つけたことに気づいた。互いに出会う前は二人とも多くの人物と肉体関係を持っていたが、心は孤独であった。そんな彼らが唯一温かい気持ちになれるのがこの時間だ。マーガレットが与えられているナイトクラブ休みの日の夜。この時間は支配人エリックもだいたいのデスクワークを終え、警備員を外に立たせて緊急の用事がある者以外は門前払いするように指示していた。緊急の用事がある者も彼が入室の許可を与えるまでは入れない。彼のような中間管理職には「休み」が必要だ。

 マーガレットもエリックもホーバンの組織に属している。マーガレットはホーバンが直接経営するナイトクラブの高級娼婦であり、エリックはオーナーであるホーバンからこのカジノを与えられて経営する立場だ。さらに彼は向かい側にある地下格闘技場カモフラージュ用のバーの金を管理し、バーの店主を監督する役割も与えられていた。二人とも裏社会に根を張って有力者とも繋がるホーバンには逆らえず、ストレスを抱えていた。


 「さて、今日は疲れたよ。」「あら?もうギブアップかしら?」「ふん。前回はお前からやめたな。」「あらあら、悔しいからって過去のことを持ち出すのはずるいわよ、かわいこちゃん。」「あー、実を言うとな、この後ホーバンと少し話し合いがあってな。もっとやっていたいが、泣く泣く君には退室を願わなければ。」「あら、今度は嘘かしら?あんたってば本当に・・・」「おいおい、君はとんだおてんば娘だな。ハハ、まあいい。これが俺が嘘をついていない証拠だ。」エリックは携帯に届いたメールを示した。ホーバンから緊急のメールだ。「まだ時間はあるじゃないの。」「すまん。シャワーもあびておきたいんだ。」「ようするに、ギブアップね。」「君には勝てんな。正直に言おう。その通りだよ。」と言うと、エリックはシャワー室に歩いて行った。

 「ホーバンが来るとなると・・・」服を着ながらマーガレットは考えた。着替えが終わるとマーガレットは盗聴器を取り出し、デスクの裏とミニバーの後ろの隙間に隠した。彼女が唯一エリックに隠している裏の顔だ。(彼女は商売柄従順で性的魅力のある女性や真面目な美人警察官といういくつかの顔を演じていた。だがエリックの前では基本ありのままをさらけ出している。彼を信頼していたのだ。)姉妹のジュディと一緒に探偵助手をやっている。

 彼女の上司であるムンバクとダイムラーは裏社会に特化した私立探偵だ。そのため彼らは常に裏社会の情報を更新している。そこでマーガレットはホーバンの組織を拠点として情報を集め、ジュディはそれらの情報を整理してまとめている。盗聴器を仕掛けることにより、ホーバンの動きの情報が得られる場合がある。彼女は「そろそろ行くわね。さみしいわ。」とシャワー室に声をかけて出て行く。


翌日 リムソンシティ郊外 ムンバク探偵事務所

 ラースキンはそろそろ申し訳ない気持ちになってきた。ムンバクとダイムラーは転がり込んできたラースキンに無料で部屋を貸し、法外レベルに高いビィルヘルムキャブのタクシー料金を払い、さらにムンバクの知人の精神科医による麻薬依存症克服プログラム(精神科医への報酬は事務所の負担)とジュディの看病付きだ。

 ジュディはいつもにこやかにパンを差し入れてくれる。ラースキンはそれを食べて寝るだけだ。ジュディはそのタイミングで皿を持って洗うのだ。気が引けてきたラースキンは皿洗いくらいやる、なんなら掃除を手伝ってもいいと申し出たが、「上司命令であなたを休ませろ、とのことですわ。私が怒られないためにもあなたには休んでもらいたいの。だけど後二時間で先生がいらっしゃるわ。あなたが麻薬から脱却できるように最大限尽くすとおっしゃってたわ。頑張りなさいよ。」と言われて断られてしまう。

 ジュディが去った後、ラースキンは自分の境遇を考える。今の彼は廃人で、殺人者で、麻薬中毒だ。底辺にいるクズ人間。だが、ムンバクとダイムラー、そしてジュディはそんな彼を見返りなしに事務所でかくまってくれた。そしてさらには世話までしてくれる。軍隊、無職、そして最低な街リムソンシティで過ごしてきた彼は人間の温かみを忘れてしまっていた。だが今その感覚が蘇る。長い間感じていなかった真の幸福に彼は感動していた。



一週間後 リムソンシティ 行政特別区 連邦警察支局

 バネッサはロックウェルとダイムラーが収集した情報を捜査員全体に公開した。

 「カートソン氏は被疑者の供述通り、過去に被疑者を雇っていました。当時の被疑者は本職を強盗としており、複数の知り合いの泥棒を用いて調査活動を行っていたようです。さて、カートソン氏が語った被疑者のマイクの人柄ですが、泥棒を用いた調査活動を行っていたことから分かるように、目的のためには手段を選ばない人物でした。ですが調査会社に貢献しようという意気込みが人一倍強かったようです。カートソン氏はその点を高く評価し、彼の違法調査を黙認していました。また多くの訳ありクライアントがカーナックという仲介人を通じて依頼を持ち込んで来たことも認めております。そのカーナックの紹介でマイクは雇われました。これらの情報の整合性から判断するに恐らく被疑者は全て真実を語っています。ずっと話題になっているある一点を除いて。」バネッサはホワイトボードの一点を指し示した。そこには数十年前のとある廃倉庫の放火事件に関する資料ファイルがテープでとめられていた。「保安官事務所から提供された放火事件の資料は、皆さんの手元にコピーがあると思います。」


 廃倉庫の放火事件はリムソンシティ史上もっともはげしい放火事件だったという。犯人は倉庫にガソリンを撒き、爆発性の物質を用いて被害を大きくした。廃倉庫は貧民街の中に立っていたため、日は周りに燃え広がり、多くのホームレスが巻き込まれて重傷を負った。また散乱していたゴミに火が燃え移ったことであたりは火の海と化した。消防隊が駆け付け、薬品と消防車を用いた消火活動でほぼ一日分かけて消火を完了した。建物内部からは黒焦げになった女性の者と思われる遺体が発見された。周辺からはホームレスの遺体が多数見つかった。当時この事件を検証した保安官事務所は放火事件の可能性が高いとみて捜査を開始。犯人としてネットでホームレス殺害をよびかけるヘイトスピーチ動画配信を行っていた自称「平和維持戦士」のリーストンを逮捕した。リーストンは容疑を否認したが、彼が廃倉庫に大量のガソリンと爆発物を雇ったアルバイトに運び込ませていたこと、彼の自宅から貧民街を焼き尽くす計画書が見つかったことから保安官事務所は彼を検事に送致。起訴されて終身刑を食らい、刑務所に入って四日目に自殺した。実はこの自殺遺体を発見時に自分は無実であることを訴える遺書が見つかっていたが、これは当時の保安官とその友人である刑務所長が隠ぺいした。他にも保安官事務所は彼の取り調べを進める際に拷問に近い方法をとったという噂もある。

 さらにマイクの証言で、犯人はリーストンでない可能性が高くなる。マイクの証言によれば、放火の犯人はカーナック、ロンド、ホークの三人だ。またリーストンに雇われて危険物の輸送を請け負ったアルバイトも、リーストンと直接会わず、リーストンが開設したとされるサイトで取引した。そのサイトは確かにリーストンが開設したものだったが、当時は開設から四年間も放置されていたサイトだという。誰かがサイトを乗っ取った可能性があった、その可能性も保安官事務所は考慮しなかった。そして究極の証拠となった貧民街放火の計画書だが、捏造であったという噂をきいた古参の保安官助手もいたという。


 このように過去の保安官事務所の違法捜査の露見につながるマイクの証言は嘘だとしなければならなかった。いまや保安官事務所は実質連邦警察支局の傘下。そのような組織が批判され、社会的に不利益を被ると使いにくくなる。これがバネッサとバウントの本音だった。

 だがその一方で実際にマイクの証言には不可解な点があった。彼によると、彼は愛していた女性の焼死体を気絶の後に発見し、その時既に火事騒動は鎮火されていたという。だが、消防隊や当時は保安官事務所に主導権を譲ったリムソン市警は鎮火した後巻き込まれた被害者の救出と二次被害がないか監視する業務についていた。多くの警官や消防隊員、ボランティア団体が関与していた。それだけ大勢いた中で工場跡地の焼死体の前で泣く爛れた顔の人間が人の目にとまらなかったはずはないのだ。誰も彼を保護していないのだろうか。


五日前

 ムンバク・ダイムラー・ジュディは食堂に集まり、マーガレットから送られてきた盗聴データを囲んで話し合っていた。「今ラースキン氏は依存症を克服しつつある。このデータは彼には秘密にすべきだろう。」とムンバク。「そうですわ。マーガレットにも頼んでおきます。」とジュディ。ダイムラーがそっと手を伸ばして再び盗聴音声を再生する。そこにはカジノの経営者であるエリックと彼を裏で操る風俗業者ホーバンの会話が記録されていた。


 ホーバン「こんなに夜遅くにすまないな。」

 エリック「いえいえ、ところでボス自ら来ていただくとは珍しい。」

 ホーバン「ああ。大事な要件があってな。」

 エリック「どうされましたか?」

 ホーバン「上層部がさらなる上納金支払いを要求してきた。」

 エリック「またですか!どのくらいで?」

 ホーバン「利益の四割だ。」

 エリック「そ、それは本当ですか!?」

 ホーバン「ああ。なにやら彼らも動き出すようだぞ。”革命”を起こすんだろう。」

 エリック「流石にそれはまだ早いのでは?」

 ホーバン「いいや。もう頭目自ら動き出している。ダスケファミリー筋の情報だから、確かだろう。」

 エリック「ほう・・・もうその段階ですか・・・ではアイリーンはもう・・・」

 ホーバン「ああ。死んだ筈だ。」


一か月前 ジェファソンシティ 行政特別区 ホワイトキャッスル

 臨時大統領トムは執務室に入室した。彼にとって、このような豪華な場所はまだ慣れない。

 彼の最大の使命は偉大なリーダーを失って士気が低下している政権を立て直すことだ。だが、36歳という若さの彼にそれはあまりにも重い業務だった。彼自身尊敬していたアーノルド大統領が亡くなったことに傷ついていたからだ。だから彼の周りにはアーノルドが任命した補佐官がそのまま同じ職についており、若き臨時大統領をサポートしていた。彼らがいないと職務を遂行できないだろうとトムは思う。トム自身の傷心に加え、若くして副大統領まで上り詰めた彼にいい思いを抱いていない政権幹部も多数いたからだ。また司法長官ファットからの報告によると、司法省がアーノルドの秘密命令で大統領府の直属である捜査調整委員会の不正を調べているという。彼の側近でさえも信用できないわけだ。

 ノックの後秘書が入って来た。彼女は副大統領時代から秘書をつとめてくれている誠実な革新共和党支持者であった。「すまない。ご苦労さんだった。で、メラニー夫人の様子はどうだった?」「少々ノイローゼ気味であるようです。突然泣き出してしまう様子もみられました。」「そうか・・・どこか療養に行ける場所があるとよいのだけど・・・」メラニー夫人はアーノルドを支えながら数多くの社会貢献活動を行い、国民に親しまれたファーストレディーだ。トムは彼女の傷心を考慮して執務室以外は元大統領の家族が使用できるようにしていた。彼自身は義父の屋敷に部屋をかり、そこからホワイトキャッスルの執務室まで通勤していた。暫定的な大統領としての任期を終えるまでホワイトキャッスルを自分の住居とするつもりはなかった。

 「今日のご予定を確認しますか?」「一応頼む。」「一時間後に外務省副長官バーナード氏との会談が予定されています。その会談の結果を受けてフランス外相との電話会談がその後予定されています。昼食時には自動車産業連合会会長である「ハワイアン・モーターズ」元会長ジャネス氏が訪問されます。その後はメラニー夫人の部屋を訪問し、一時休憩となります。一時間半の休憩の後警察長官ハウスラー氏からアーノルド大統領暗殺事件の捜査進捗報告があります。その後は各省庁の予算の大統領認可を行います。財務省事務室長のラベンダ氏と大統領補佐官バークレイ氏がお手伝いをする予定です。その後は革新共和党本部のパーティーに出席し、演説をする予定となっております。夕食はホワイトキャッスルでおとりになるようですね。夕食後はバークレイ氏との打ち合わせの後帰宅となっております。」軽く溜息をつきながらトムは答える。「ああ、問題ない。ありがとう。」


 その大統領が座っている椅子の後ろの絵の裏に盗聴器が仕掛けてある。盗聴器を聞いているのはフランスの犯罪組織「薔薇鉄皮隊」の首領だ。「ふむ・・・アーノルド程の脅威にはならんだろうが警戒しておいてくれ。」と彼は電話で「同盟者」に話しかけた。「同盟者」は答えた。「分かった。暗殺も視野に入れるか?」「いや。流石に二人連続で暗殺はまずい。だが、お前さんのコネを使ってトムを失脚させる準備はしておけよ。」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ