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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約2年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

人類滅亡の日に、彼女が出来た

作者:torororo3
俺は今日死ぬらしい。

『繰り返します。緊急事態が宣言されました。今も地球に向かって、100㎞を超える巨大な隕石が、刻一刻と近づいてきています。専門家によれば、この規模の隕石は地球全体に影響を及ぼす可能性が極めて高く、過去に恐竜が経験した大量絶滅よりも、さらに大きな衝撃が……』

一度目に聞いたときは、信じられなかった。放送事故を起こしただとか、エイプリルフールのネタだとか、そんな言い訳で理解することを放棄していた。でも、二度目に別のチャンネルで同様の報道内容を耳にしたとき、嫌でも分かってしまった。この報道が、恐らく事実であるということを。


逃れようのない死を前にした主人公は、「やり残したことを、やりたい」という最期の願いを叶えるために、学校へと向かう。校門を飛び越えた彼は、「彼女」との奇跡的な邂逅を果たし、思いを告げた。

全ては、人生最期の気まぐれだ。

(カクヨムと同時掲載しております。)
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