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(70)美味しそうな物を作ろう

 雪像造りをし始めると衛兵たちに怒られた。森の方に作ると、監視がしにくくなるので壁際に寄せて作れとの事だ。俺の作った雪だるまも壁際に寄せて置く。全員で全区画の雪かきを終わらせると、集めた雪でそれぞれに分かれて雪像を作り始める。


「魔物が多いね」

「見慣れてるからじゃない?」

「成程、見慣れてる奴なら作りやすいもんな」


 雪像の成型の仕方については全員、独自のやり方でやっている。雪を組み合わせていったり、削り出していくなどやり方は人それぞれだ。


「それで、何やってんの?」

「やはり、芸術は繊細なモノの方が受けがいいですからね」

「それで、女性の像と」

「うん」


 俺も雪山を掘り出して、何か動物的なモノを作ろう。何を作ろう、やはり、カエルだな。

 ワカバは牛、コクヨウとノンナは女性をそれぞれ作っている。二人組の方は乳をこだわって作っている。なんか道具を作らされたし、何をそこまでこだわるのやら。


「やっぱり、カエルを表現するには特有の丸みを出すのが一番だな」


 やはり、カエルは良い。丸くて、ふてぶてしくて、そこそこ強い。それに美味しい。美味しいは正義だからな。


「美味しそうに作ろう」

「なぜ、美味しさが前提なんですか?」


 ワカバに突っ込まれた、良いんだよ。美味しい物をたべるのは正義だからな。俺は味分かんねぇけど。

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