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(55)鉱山労働

 鍛冶の街という事だが、余り音はうるさくない。聞いてみたところ製造区域と住居区域に分けている様だった。販売に関しても住居区域に販売区画を作ってそこで注文とか販売、取引を行っているらしい。

 今回の目的は鉱山なのであんまりそっちにはいかない予定。宿を取ったら、冒険者ギルドで鉱山に入る際の説明を聞かされている。


「え~と、鉱山のルールは――」


一、鉱山で採取した鉱石は換金所で全て交換する事。

二、鉱山で討伐した魔物は自由に扱っても構わない。

三、坑道を崩落させるような行動はとってはいけない。

四、危険な兆候が確認されたら、責任者に報告義務

五、その他鉱山内で犯罪行為を行った場合は、厳正な処分を下す


「――、以上ですー。しっかり守って、バッチリ稼いでくださいね!」

『ほーい』

「で、その子も行くんですか?」

「年齢制限とかあったり?」

「そうでもないですね。荷運びで子供を連れていく方も少なくはありませんし」


 細かい注意点だけ伝えられて、その後は自由となった。

 鉄鉱石をそこそこ買い込んで俺の体内に溜め込む。これで鉱山用の道具を作れる。サポートさんに聞けば使い方も分かんだろ。


❖  ❖  ❖


 ハンマー、つるはし、スコップを用意して採掘準備は完了。いざ、出発。


「この世界の鉱山ってどうなってんの?」

「基本的には普通の鉱山が多いらしいな。ただ、特殊な【魔鉱石】っていう鉱石はここみたいなダンジョン型の鉱山でしか取れないらしい。魔鉱石はミスリルとかアダマンタイトとかそんな感じの奴な」

「ん? そんな事、受付嬢が言ってたっけ?」

「俺のスキルだな、言ってなかったっけ?」

「なにそれ?」

「ま、説明は後だな、そろそろ入るから、気を引き締めろ」

『イエッサー』


 鉱石集めはワカバとコクヨウが行い、周囲の警戒はサザナミとノンナ、敵の撃破は俺の仕事で頑張ろう。


❖  ❖  ❖


 あー、あー、良い、予想通り、美味い。ココの魔物は鉱石を喰ってその特性を持てるらしい、皮膚は、硬く、内臓もかなり強靭に作られているし、骨も良い物で、出来ている。


「う、うぇぇ………」


 お、ノンナが吐いてしまった。すまんな。まぁ、人型の化け物が生きたまま喰うなんてありえないもんな。


「どのくらい、鉱石が集まった?」

「魔鉄鋼が20キロ、ミスリルが二キロってところ」

「ミスリルはラッキーだったからカウントはしないとして、大体三時間くらいか? 割のいい稼ぎになるかもな」


 いいもんだな。これだけで相当稼げる。因みにこの世界ではお金の単位はエルと呼ばれて、全世界で共通の単位らしい。価値的には日本円とあんまり変わんない感じ。値引き交渉がデフォになった買い物は少し面倒ではあるが。もう三時間はここで過ごすか。

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