(39)怪人の悩み
はい、完了~。終わった~。まぁ、流石にね、迷宮入る前から狩っていたのに、今更手間取るような事もないよな。
「さ、帰ろ」
「おう~」
三人娘を引っ張って帰っていく。
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帰ってきた俺達は受付嬢に討伐証明の牙を渡して死体も渡して買い取ってもらう。
「お疲れ様です。依頼料とこちらは素材の買取料です」
中々、多い金額だ、ニ十匹は狩ったからな当然だろう。そういや、宿がない。聞いてみるか。
「良い宿は付近にありませんか?」
「それでしたら………、こちらがよろしいかと」
「ほーう、【紺色の月】亭ですか」
「食事も美味しいですが、寝床も素晴らしいですよ」
「じゃあ、そこにしてみます」
組合所を出て右に進んでいくと宿があるらしいので、サポートさんの案内に従って進んでいく。
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宿に入ると小柄だが胸が大きい店員が迎えてくれた。良いね、ロリ巨乳だ。
サザナミに脇腹を突かれた、顔に出ていたのだろう。彼女に四人で泊ると告げて、部屋の鍵を渡されてようやく一息つく。
「泊まる意味あった?」
「風情を楽しむんだよ、こういうのは」
「部屋に戻れるとはいえ、何処に泊まってるか詰め寄られるのも面倒でしょう」
「確かに」
言い訳づくりは重要だね。巨乳店員に入らないでと告げると、全員で迷宮管理部屋へ跳ぶ。
❖ ❖ ❖
見知った俺の部屋。良い部屋だね。自分で言うなって? そだねー。
「漫画でも読むかー。腹減ってるなら、魚肉ソーセージがあるからどうぞ―」
俺は食事がまぁ、必要なワカバとコクヨウに渡す。
「ふふ、おもろ」
サザナミがベッドに寝転んで漫画を読んでいる。俺も隣に転がって寝る。やらしい雰囲気には今は成れない、前の俺だったら野獣になっているかもしれないが、これじゃあどうしようもない。
そこから暫くは、皆でグダグダウダウダやっていた。




