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吐く

 私は何があろうと吐くことが無い人間でしてね。暴飲暴食したときも、病気のときも、ストレスで気が狂ってしまいそうになるときですら吐くことは無かったんですわ。友達と話してて

「この前気がついたら吐いてた」

と聞いたときはひどく驚きましたよ。この時初めて「吐く」ってフィクションじゃ無いんだって知りましたね。そしてこうも思った訳ですよ、「吐くってどんな感じだろう」と。おかしな話でしょう?わざわざ辛い思いを自分からしようとするだなんて。私もマンガやら小説やらで人が吐くシーンは見たことがあるんです。お決まりの描写「酸の味」「食道の圧迫感」って何か体験してみたいって小学生のような私の好奇心が語りかけてくるんです。何を隠そう私は好奇心を面白い友達だと思っていまして。吐く方法とは何か調べ、実践してみたんです。指を突っ込んだりしてね。まあどれも失敗に終わったんですけど。

 ここまで「私が吐けない話」を吐いた訳です。お後がよろしいようで。

なおフィクションです。

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