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18歳、受験、今  作者: 虹村くらお
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私の捻じれ

今私は18歳の高校生、受験を目前に控える。

あまりのプレッシャーと勉強の日々に体系は変わり、肌も荒れてしまった。

僕は逃亡した、体を締め付けるようにまで張りつめられた空気から。

そうしてたどり着いたのがこの場所だった。

ここには昔の私が書き連ねた痕跡が形一つ変えずにしっかりと残っていた。

その頃の私は中学生、二度目の入院をしていた。

具合の悪さを引きずりながら定期テストを乗り越え、主治医に相談したところ、持病の再発だったそうだ。

そこで僕はあまりに暇になって小説紛いを書いていたのだろう。

その内容は、当時の僕の歪みや捻くれが要所に見えてなんだかむず痒い。

捻くれている理由はなんだか予想がつく気がする。

というのも僕の最初の入院は小学生の冬だった。

少し雪解けを感じて、暖かの春の日差しが私たちを照らす、そんな口上、卒業式の一週間前にだ。

卒業旅行の予定もあった、卒業生の答辞を読むのも僕だった。

僕は病院で一人、霧の立ち込めたような意識の中で落胆していた。

これはのちに聞いたことだが、僕の欠席が卒業式で読み上げられたとき、担任が泣き出してしまったそうだ。

僕は小学生の頃は活動的で皆に好かれていた。

生徒会。運動会の応援団長。学習発表会の主役。

それだけの目立ちたがりで皆に好かれていた半面、教師が大嫌いだった。

先生が気に食わなければ立ち上がって先生に怒鳴り、しょうもない喧嘩をした。

そんな問題児だったからこそだろう、先生が涙したのは。

そのことを知って、僕はより、理解しがたい感情になった。

そんな突然の人生においての小さな挫折による表し難い感情の混ざりが僕の感情を捻じ曲げたのだろう。

病院で一人、慣れない場所で朦朧とした、心の苦しい夜を過ごした。

寝られない夜に、延々と、自分と向かい合った。

駄文失礼しました。

本文の通り受験が控えておりますのでいったんここで切りますが、これからぽつぽつと書き連ねていきたいと思います。

少しずつ展開は致しますので、よろしければ見てください。

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