運命的な出会い
この作品は週一投稿としてやって行きます
始まりは2020年アメリカ カリフォルニア州で起きた事件、人間の形をしたいなからが動物の容姿や能力を得ると言うものだ。
実験が進み異常から日常へ変わって行ったのである。
深い森の中
「おい、そこ右だ百吉」と中学教員が言う。
「はいってうわー」川崎百吉は大きな樹木に衝突した
動物の能力を扱う練習を終わった同級生達が笑う。
「ケッ、何だそれ!!」と幼馴染の大月竜吾が絡んで来る。
「あははは……」と苦笑いのする百吉に対して大月は
「その、笑い方が気に入らねーよ」と殴り掛かろうとする。
大月竜吾のモデル《月の輪熊》である。
「なぁ、百吉よお前のモデルって何なんだ?」と先生が呆れ半分に聞いた。
「えー、僕も分からないです」と答えると周りのみんなも。
「何だそりゃー」
「お前だけだよモデルが無いのは」とみんなが大爆笑する。
その学校の帰り百吉がトボトボ帰っていて電気屋の前を通りすぎる瞬間ディスプレイのテレビに釘付けになった。
「かっけー」とつい呟く。
そこに映っていたのは、いわゆるヒーローと言う奴だこの世界では警察の他に特別捜査部門がある。
「俺もそうなりたい」と心の中で確信した百吉、すると後ろから悲鳴やらすごい物音が聞こえた。
「どけろー」とそこにはモデル《サイ》を使いながら逃げている犯人が。
「あれ、何で僕」と百吉はその犯人に向かって走って行った。
「どけ、ガキ怪我するぞ」と忠告をする犯人
「僕はどけません」と自分でも分からないが食い下がる百吉。
「なら、力尽くだー」と突進してくる、すると。
「あれ!?」と目の前から百吉が消えた。
なんと後ろから殺気。
「痛ーーー」と叫び回る犯人その犯人の背中には大きな引っ掻き傷が。
「え?どうなった」と状況が飲み込めない百吉。
「てめー、なめやがって」と殴りかかって来た。
〔あ、これ死んだな母さんにもお礼言ってないか〕と諦めていた百吉の前に。
ドカーンと殴り犯人は吹っ飛んで行った。
「少年諦めるのは早いよ」と助けてくれた男が。
「あ、貴方は」と指を指し叫んだ。
「モデル《ライオン》数少ないライオンモデルの人気ヒーローじゃ無いですか!!ありがとうございます」と感情をあらわに。
「あー君うるさいね」と笑うヒーロー。
「私の名は、暁雷尾と言うものだ」と名乗った。
「はい、知って居ます」
「おおー、それはちょうど良い君モデルを使い鳴らして無いな」と痛いところを突く。
「は、はい」と下を向く。
「落ち込む事は無いよ、そんな事沢山あるよ」と励ましてくれた。
「まぁ、使えたに越した事は無いがな」と呟く。
「ですよね」と更に落ち込む。
「だから、僕は君に声を掛けた君は僕の弟子になってみないか?」
「え?」