2話【暗黒面へようこそ!】
アリバイ会社店長職を押し付けられたマーシー
ネトゲと同じソロプレイヤー、マーシー
リセット不能の現実が、今マーシーを蝕む!
かもしれない
2話【暗黒面へようこそ!】
ちょう適当なマニュアルを確認し、ようやく電話のいなし方をマスターした私事マーシー
毎月かかるコストを確認することにしてみた
・家賃5万
・光熱費3万
・マネージメント代 5万(上納金デスカ!?シラナイシラナーイ)
・電話代 10万(アイエ!?高い高いよパパン)
・俺の給与 30万(イ、イイヨネ!?)
・謎の税理マネージメント 5万
・その他含めて 合計60万
・ちな電話の名義主は知らない人だったのでそっとしとくことにする、請求書はここに届くし
契約変更も出来そうにないから放置に限るよね、面倒くさいし
利益は
・秘書代行 30万
・アリバイ賃貸 20万
・アリバイ闇金 30万
・私書箱 20万
ふむ、この利益をどれだけ守れるかにかかっているようだ
だが俺1人で戦うのは勇気がいる、ここは先輩に連絡してみることにした
こんな時はふざけて見るに限る
「もしもし~、隊長?僕バイオマーシー4歳」
先輩ワンギリせず返してくる
「おう、バイオの力で蘇ったか、そういやすまねえなもじゃ男逃げたみたいだな」
「何故それを…」
「ビニール婆とあとなんかお姉ちゃんぽいのな、あいつらうちの幹部の女でさ一緒に飛んだみたいで問題に鳴ったのよ、ってことで俺も一緒に行くからお茶の準備しとけー」
幹部ってナンデスカ、どうやらもう後には引けないどころか
給料貰う前にリアル首ちょんぱっぱのぱーになりそうな悪寒がピリピリする
下痢気味でトイレに駆け込んだがビルの備え付けトイレットペーパー硬過ぎでちょっとお尻痛いけど断じてそのせいではないと、そう思う。
1時間後、柔らかい顔のダンディイ様と、強面一号、先輩が現れた
イオナズンも無効化出来そうなラインナップである、ここは素直に話し合いにすることにした。
ダンディイ「君がマサシ君か。すまないな堅気の人間を巻き込んでしまって、さっそくだが今の仕事だがうちの職場の子達がお世話になっていてね、他社に任せるより安上がりなので継続して欲しいのだが如何かな?」
…優しい、優しすぎる顔がかえって怖い。オーラ力かスタンドかそういった異能力だって具現化出来そうな空気をまとっているダンディイ
了承するとダンディイは困っていることがあったら必ず相談するように、所謂【ほうれんそう】を叩き込み私は軍門に降ったのであった
その日のうちにダンディイ持参の新口座へお金の移動を行い、また電話対応が1人では厳しい旨を伝えると善処すると答えてくれたのだった。
その夜再びダンディイ一行に誘われ風俗街ツアーをご馳走になり俺は男になった。
次の日起きる事象を俺の事象予知ダウジングでは看破出来るはずもなく夜はギンギンに該当を照らしつつ開けていくのだったとさ