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おうちに帰りたい。

帰りたい。おうちに帰りたい。


都会の空気はガス臭くて敵わない。慣れれば平気なのだろうけれど、やっぱり私にはガス臭い。


苦しい…狭い…都会の電車は狭くて困る。平日の昼間だっていうのになんだ この人の量は…電車の数が足りないのか、人の数が多すぎるのか…田舎住まいには分からない。


速い。速い。歩くのが速い。私に言わせれば、都会の連中はみんな走っているに等しい。都会の人は足が長いのか、早く目的地へ行きたいのか、あるいは誰かを待たせてしまっているのか、私には分からない。


狭い。狭い。空が狭い…なんて窮屈な空なのだろう。私の知る空は、もっと広く雄大で美しく私の心の憩いの場だった。空に釘を刺しているようで…私は気分が悪くなる。



嗚呼、なんて世界なのだろう。


春には花粉が到来し、夏にはホットアイランドが発生する。秋になっても木の葉は少ししか舞わず、冬には冷たい風が冷たい街を一層冷たくする。


それでも人はここに来る。夢や憧れ、ロマンを抜けば仕事、勉強の為に…


街は泣いているだろう。そんな彼らをもてなせない己を見て。

闇しか見えぬこの目には、ただそうとしか映らない。

※誤字脱字はお知らせください…


おうちって素晴らしい場所ですよね。旅行とか散歩とかハイキングとかバイキングとかも良いですけれど、やっぱり自分を迎え入れてくれる場所、おうちは素晴らしいところです。帰宅する度に私はヒトに生まれて本当に良かったと思います。


でも近頃、桜が咲き始めたそうで 私の地域でもそろそろ見頃を迎えてくるかもしれません。そんな時は、少し散歩…または花見なんかもしてみたいです。あの頃良く遊んだ旧友でも呼んで。


それでは、みなさん良い一日を。

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