≪登場人物・用語≫
◆ルイネ・イグナーシャ
…17歳の乙女、セン・レナール大聖堂に仕える元孤児の修道女。決して男になびかない【氷のシスター】の二つ名を持つ。
◆ジュスト・イグナート・ルビニエ
…新しくセン・レナール大聖堂に赴任してきた司祭。イグナート神父。金髪碧眼の天使のような容貌を持つ。着任早々、ルイネに花束を贈るという偉業を成し遂げる。
◆リシャール・ファルナス・ベルジュ
…セン・レナール大聖堂のトップ、ファルナス司教。ぎりぎり二十代、肩まで伸ばしたこげ茶色のくせ毛が特徴。孤児だった幼いルイネをよく可愛がっていた。
◆アニカ…孤児院時代からのルイネの一番の友人。修道女。
◆クラリッサ…ルイネとアニカの先輩にあたる、同室者の修道女。
* * * * * *
≪セン・レナール大聖堂における役職(呼称)≫
◆大司教・神子(聖下):シェリフ教のトップ、本人も司教の一人としての資格あり
◆司教(座下):各教会におけるトップ
◆副司教(座下):司教の補佐役、セン・ルナーレ大聖堂では現在、不在
◆司祭(神父):司教の補佐役
◆助祭(先生):司教または司祭の補助役、孤児院の教師も務める
◆修道士・修道女:信徒のひとりだが、毎日の祈りと労働を行う
◆教会騎士団:教会における騎士団、本人も修道士の資格あり
≪聖職者の服装≫
スータン:
足下まで隠れる黒い学生服のような服で、裾までボタンが付いている、彼らの普段着。司祭は黒、司教は赤紫、大司教・神子は白を基調とする。
トゥニカ:
簡素なチュニックの意だが、ここでは修道女が着る修道服のこと。黒を基調としたワンピースのような服。この上にスヒーマ(襟)を着けて、頭に黒のヴェールをかぶる。
随時更新...
情報が間違っていたら随時直すことにします(笑)