表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
《覇》の古具使い  作者: 桃姫
龍神編
57/159

56話:休息

Scene真琴

 僕ら、アーサーを含めたメンバーは、龍神の勧め(ほぼ強制だった気がするが、)もあって青葉君を待たず先に帰還する事になった。戻ってきてからしばらく経つ。向こうではどのくらいの時間が流れているのだろうか。彼は、無事だろうか。分からない。

「清二君を待つ間に会議を始めましょうか」

カナタさんが無理な笑みを浮かべている。やはり、彼女も彼が心配なのだろう。

「まあ、待つしかないしな。オレは見学させてもらうぜ」

アーサーがそれに便乗する。

「そうですね。でも、待っているだけって言うのは、アレですから、会議そっちのけで、パーティーでも開きません?」

美園さんが、後ろで束ねた髪を揺らしながら言った。彼女にしては珍しい提案だ。

「パーティーって何の記念よ」

「そうですね。事件解決ですかね。彼が来てから二つの事件が起こり、それを素早く解決できたのは彼のおかげですから」

まあ、一回目はともかく、二回目の事件は、彼が聖王教会に目をつけられたからな気がするんだけど。

「僕もパーティーには賛成です」

まあ、異論を立てる必要はない。時には、休息が必要だから、ね。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ