表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
《覇》の古具使い  作者: 桃姫
龍神編
42/159

41話:二人目

 そして、次の編入生なのだが。

「アーサー・ペンドラゴンです」

……は?俺の思考は完全に停止していた。

「アーサー?」

アーサー・ペンドラゴン。アーサー王の伝説に基づくアーサーの名だ。

「おっはよ、セイジ」

「いやいや、おはようじゃなくてだな。なんで、お前が、うちの学校に通ってんだよ!」

驚愕の二連続知り合い。ちなみに、肩に担いでるのは、おそらく、三本の聖剱を入れているであろうゴルフバッグ。

「いや~、お母さんのご好意に甘えちゃった」

テヘッっという感じで舌を出しながらウィンクするアーサー。似合ってねぇ~。

「おいおい、何してくれちゃってんだ?俺の母親は」

「と言うわけで、アーサー・ペンドラゴン。アーサーでも、アーでもサーでもアーペンでも好きなように呼んでください」

「よし、アーペン」

――ゴスッ

鈍器(ゴルフバッグ)で強打された。

「冗談くらい分かるだろ?」

「そりゃ、こっちの台詞だ……」

まったく、くだらないことやってねェで、チャッチャと、紹介するか。エリナの時みたいに。

「さて、こちらは、アーサー・ペンドラゴンさん。最強の聖王と同じ名前の美少女です」

「ふむふむ」

能力(アビリティ)は、騎乗スキル、剣スキル、か?」

「いや、馬とか無理。車も免許持ってないし」

何だ、設定に忠実じゃないな。現実だからな、仕方ないか。

「まあ、そんな感じだ」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ