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《覇》の古具使い  作者: 桃姫
古具編
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10話:帰宅

 見回りを終えて、生徒会室に行ったら、会長は既に帰宅。もうじき帰るところだった副会長に報告して、家に帰ってきた。

「ただいま」

「あら、遅かったわね」

帰宅すると、母が出迎えた。時間は、午後七時。いつもの帰宅時間に比べたら、かなり襲い。

「ん?ちょっとな」

「友だちと遊んでたの?あまり、遅くならないようにね」

あ~、遊んでいたと思われたのか。まあ、そりゃそうか。生徒会入りのことは、親に言っていない。

「別に遊んでたわけじゃねえよ」

「じゃあ、何?部活?」

「そんなところだ」

俺は、適当に誤魔化したかった。あまり、親とは話したくない。思春期、あるいは、反抗期によくある衝動の一つだ。

「部活、ね。聖がいなくなってから、何もしてなかったあんたが、急に部活をするとは思えないんだけど」

母の信じていない様子がよく分かるが、俺は、無視して、自室に入った。

「……聖、か」


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