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I wish

作者: 西川炎才


織姫と彦星の約束の日、七夕が過ぎてから、もう一週間以上も経つ。


日本中の人が短冊に願いを下げ星に願ったあの日・・・・


きみはなにを願ったんだろう。


家族の健康?世界平和?


いいやきみがそんな事を願うはずがない。


例えば。。。


ほら、今まで会った人が私の事を忘れないでいてくれますように


とか願ったのかな。


今思えば、きみはたまに遠い目をして届かない夢の事を考えていた気がするよ・・・


『I wish』


そんな君を好きだった僕が願ったのは


少しでも、ほんの少しでも早く


僕の頭の中からきみが居なくなる事。。。


忘れなきゃいけない過去の人がいつまでも僕を苦しめる。


君の面影、しぐさ、全て消え去ってしまえ・・・


忘れようとする気持ちに比例して強くなるこの気持ちはなんだろう。


何故か胸の奥が締め付けられる・・・


いつの日か君の事を忘れられるその日まで


どうか君の願いが叶いませんように。。。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 素敵な恋の話ですね(^^) 切ないけど、こうやって思えてもらうのは幸せだなぁ♪( ´▽`)
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