プロローグ1前編・始まり
前編後編で書いて行こうと思います、一日に数回投稿する時も有ります。高校は気分屋なの
「おめでとうございます、貴方は三つの星5スキルを取得」
突然脳内に聞こえた棒読み音声、脳内に開示される能力はまるで、"殺し合い"を前提にした能力。
死神の一撃
1相手の能力及び体に触れた瞬間、相手の血管はズタズタに引き裂かれ後に適当に再生させられます。血管は無茶苦茶になり、死亡するでしょう。攻撃力を高めたいなら、体力を使う大技に使う事をオススメします。
1発動条件の発動条件
弾丸に能力を込めなければ使用出来ません
英霊憑依
貴方の世界の英霊を憑依させ、経験や武器等を手に入れる事が出来ます。
2発動条件
自身が無意識に危機的状況だと思うか、気絶覚悟で血を消費させるか。
幽霊移動
自身を粒子に変え、移動する能力です。移動時には意識がありますが、発動はると血液が消費されます。一時的にふらっとする程度、死にません。
必要な物があれば、差し上げす。が、命などの概念的なモノは御用意出来ませんので。お早めに、命を護る為に努力しましょう。
俺はあの日で変わってしまった。いや、世界が変わった。世界が全人類を殺す為に用意したのは、荒廃した世界と異世界、俺達の化学世界を含めて三つ世界が融合した、殺し合いの世界。
走る、そして殺す。それが今俺が出来る、生きると言う事。アサルトライフルを片手に今日も魔術師、剣士達を殺して行く。俺も本来こんな事はやりたくない、だが世界が変わった世界では法律何て通用しない。現代化学は対人間や現代化学に対するモノ、当たり前と言うべきか、剣と魔法の世界では通用しなかった。だから俺達異能を持つ者が、チームを組んでダンジョンにくる冒険者を殺害している。
「今日も終わりましたね」
「...だな」
彼女はイユ、俺の相棒だ。スキルランクは3、回復系の能力を使用できる。美人なので、俺達異能隊の中でも人気が高いが、背が低い為に誰も告ろうとは思わない。告白する、それは自身がロリコンと言うなの烙印を押されてしまうからだ。振らるとなおダメージが大きい為、サポーターとしては優秀だが、ロリコンの名は欲しく無いらしく、俺の所に回ってきた。いや、来てしまった。
「なぁ、イユ...お前の髪、ネズミ色ぽくなってないか?」
「数週間前、元の世界では黒かったんですけど。英人さんは金髪だったんですか?」
「俺も黒髪のはず、この世界に俺達の体が順応?してきたのかもしれないな」
一般学生として、勉強していた頃が懐かしい。嫌々通っていた学校が、一番幸せだった日々だなんてなぁ。
「英人さんは今何歳ですか?」
「高校一年生、君と一緒だよ」
「何に成りたかったですか?」
「正義の味方...なんてな」
「叶って良かったですね」
人を殺す事で、人を守る。それがヒーロー、漢字に直すと英雄。間違いではないんだ。英雄は他国から見るとテロリスト、自国から見るとヒーロー。そう言われると、俺はヒーローに成ったかも知れない。
「そうだな」
「ボスが最下層に来いって」
「第一階層から五階層まで四時間かかるんだぞ」
「エレベーター着けば良いのにね」
「電気は何処から引っ張って来るんだよ」
「魔術で」
「そうだったな、ここ異世界だったな」
一階層に一時間掛け、ボス部屋まで到着する。元々魔物のダンジョンだった為に広く、女一人が部屋として使っているのには違和感しかない。
「入るぞ」
「ノックくらいしろよ少年、私は二十歳のレディだぞ?」
「何の用だ、怪物」
「落とし穴にハマって機嫌が悪いんです、あの穴深いじゃないですか」
「おめぇの所為だろうがよ!お前が落ちて、三日前に水を入れてたから被害が増えたんだろうが...」
「苦労人だな、さてと話をもどして。三ヶ月後にこのダンジョンにスウゼ国の騎士団が襲ってくる、ここまでは分かるか?」
その騎士団を裏から潰せば良いのか、真正面から国を滅ぼせば良いのか。いや、それはないだろう。俺がボスたちに説明したのは一番の能力だけだ。
「暗殺を頼むよ、スウゼ国の王_キリシタン・二ードの殺害。君達はコレから魔法科学園に入学、それから魔術大会に出てもらう。その大会にはキリシタンも観客として参加し、奴の娘も参加するらしい」
暗殺、バレれば拷問され処刑。いや、それ以上の地獄を味わう事になる。拒否する理由らない、一国の軍勢に勝てるかどうか怪しいからだ。
「良いでしょう、我々はどうやって入学するのです?」
「知り合いが居てね、君達はソイツが拾った子供として入学してもらうよ」
「「了解」」
こうして俺達はスウゼ国の魔法科学園の生徒となった。まぁ俺は魔術に才能ないらしいけど、勉学はやって行ける。はず...。
ここまで読んで頂いてありがとうございます!感想頂けると有難いです。では後編で会いましょう!