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31:実力者

リークの実力が明らかになる。





ブックマークが100越えてました!!

凄く嬉しいです!皆さんありがとうございます!!

これからもアールの活躍を是非応援してください!



リークが持つ広範囲殲滅魔法『アルマサルヴァトーレ』によってニルスフィア大森林に大量発生していたゴブリンは全て消し飛んだ。気配を探っても新たにゴブリンの気配は感じられず、それに怯え隠れていたであろう動物たちの気配がゆっくりと増えている。



「意外と呆気なかったね」



「そりゃお前・・・あんなすごい魔法ならこの結果は当然だろ?」



「でもどうしてゴブリンが大量発生したんだろう?」



それなんだよなぁ。大量発生する何かがあるとしたら今でもニルスフィア大森林で増えているはずだし。道中それらしき何かを見つけることはできなかった。



見つけられたのはゴブリンばかり。右も左もゴブリンゴブリン・・・・ゴブリン・・・本当にこいつらどこに隠れてたんだろう?



隠れる?・・・・・・・待て。確かに敵はゴブリンだ。ゴブリンは小細工ができる程度には知能がある。とはいえその程度の頭脳でこんな大量のゴブリンが同じように普通動くか?



いくら大量発生したとは言えこいつらは言うなれば盗賊や山賊と同じような奴らだ。最終的には自分の取り分を優先してくるはずだ。そのために仲間を出し抜くくらいのことはしてもおかしくない。



でもここまで戦ってきたゴブリンにはそれがない。犠牲どころか他のゴブリンを庇うやつもいた。さっきのパーティーを襲っていた時もそうだ。喉を的確に潰し回復役を潰していた。盗賊の足を奪っていた。前衛に的確なダメージを与えていた。



それにだ。改めて思い出せば一番最初に俺たちが戦ったゴブリンアーチャーと二体のゴブリンの時もそうだ。



よくよく考えればあのゴブリンアーチャーは木の上に隠れて狼たちを奇襲しようとしていた。それもアシストするように二体のゴブリンはすぐに襲いかからずに息を潜めて””待っていた””んじゃないか・・・!?


ゴブリンでパーティーを組んで戦っていた・・・!!!



普通に見えていたが普通じゃなかった・・・!!あのゴブリン達は””自分より強い相手との戦い方””を知っていたんだ・・・!!!!



「リーク、今の魔法の識別ってどうなってるんだ?」



「『アルマサルヴァトーレ』は私が敵として認識した全てを敵にするよ?」



「なら今お前は何を敵とした?」



「私が知ってるゴブリン全部」



リークが””知っているゴブリン””は全て敵。じゃぁもしも、リークが””知らないゴブリン””がいたらそれは敵として見られない・・・・・!!!



あくまで可能性だ。もしもリークの見たことない、知らないゴブリン種がいたとしたら、ソイツは今のリークの魔術を間違いなく見ていたはず。



そしてトップのリークが見たことのないゴブリンということは・・・・そういうことか。



「リーク、注意して残党刈りだ」



「残党刈り・・・?でもアールが言うならわかった」



ついでに大量発生した原因も判明すればかなり嬉しい。絶てるなら大本は絶ちたい。これ以上ゴブリン達が強者との戦い方を理解する前に頭を潰したい。








『グギャァ!?』



全て消滅したはずのゴブリンは僅か五分足らずで徐々に姿を現し始めた。戻ってきていた他の動物の気配も再び消えていく。



「やっぱり大本はまだ残ってるか」



「そうみたいだね・・・失せろ小鬼風情が『フレアボム』」



『『『ギィィィイイイ!!!?』』』



数は増えてきても敵ではない。斬り捨て、爆破して、また斬り捨てる。それを繰り返しながら俺たちはゴブリンの気配が濃い方へ足を進めていた。



「リーク、11時の方向木の上になにか構えてるゴブリン二体。正面は斬る『鏡雀』」



「あれはゴブリンマジシャンだね。『カオスフォール』」



『『キィ』』



ゴブリンの背後に出現したドス黒い穴がゴブリンを喰う様に飲み込み、静かに消えた。使える魔法いちいち強力すぎない?



さっきの『フレアボム』はゴブリン三匹が内部から爆発したしリーク強すぎじゃないか?



「魔術女帝の専用AS『魔術女帝権限(マジェスエンブレス)』で使用MPが六割に軽減されてるのと私の魔術全部にMP回収が付与されてるから余程じゃない限り無限に使えるの。それとは別で『MP自動回復』のスキルもレベルMAXで獲ってるし」



流石最上級ジョブ。とんでもない能力常備してらっしゃる。しかもあの大技以外はノーモーションから使ってるから相手からしたら厄介すぎて相手にしたくないだろう。



そういえば前に裕二が言っていた『あいさつしゃ』ってどういうことなんだろうか?



「なぁリーク?『ギィ!!』前にマー坊が言ってた『ギギィ!!』」



「『愛殺者』の話?私の戦い方からみんなが言い始めた通り名みたいな『『グギィイ!!』』ものだよ?『こんにちは、邪魔だからサヨウナラ』って感じで敵倒してたら敵を倒すのが大好きな人みたいな扱いにされちゃって・・いつの間にかそう呼ばれてたの『レイジングファング』消えろクズ共」



だんだん増えてきた。適当にサクサク斬ったり斬撃飛ばしてる俺と、空間から巨大な顎召喚して全面のゴブリン噛み殺してるリーク。



『ギィ!!』



「うっさいなぁ・・・『ブラッドホールスロート』」



『『『『『『『『『『ギィィィィィィ!!!?!!??!!?!?』』』』』』』』』』



自分を中心に真っ赤に染まる蟻地獄のような穴が現れて襲いかかってきたゴブリンと距離を取っていたゴブリンをまとめて引きずり込んでいく。



逃げようとしたゴブリンには穴の中心から赤い液体を滴らせた蛇が現れて噛み付き穴の中へ引きずり込む。飲み込まれた穴の中ではゴブリン達の断末魔が木霊して穴は静かに消えていく。



コイツが使う魔術とんでもなく怖いんだけど?しかも表現が恐ろしすぎる。ホラーを見慣れないやつが見たら間違いなくトラウマ。



「リーク近づいてくれ。まとめて斬る」



「うん」



「流派超越剣術『初月桜雀』」



『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『ギィッ』』』』』』』』』』』』』』』』』』』』』』』』』』』』』』



「アールも十分化物みたいなことをさも平然としてるからお揃いだね・・・嬉しい」



斬撃を俺中心に20mくらい全方位に飛ばしただけだ。これくらいは師範連中ならやってもおかしくないから大丈夫だ。



「私も月光真流ルートでやってたけど師範がやってたのは前方に斬撃飛ばしてただけだよ?」



「ナチュラルに考えてること読むの好きだねリーク」



「うん。アールの考えてることなら近づくだけで全部わかるように頑張った」



何を頑張ったのかは聞かないほうがいい気がする。前方だっけか?全方じゃなくて?なんかリアルハードの師範連中めちゃくちゃ全方向に撃てるって言ってた気がするんだけど?もしかして全方向じゃなくて前方向の聞き間違えだったのか?ま、いっか。




最上級ジョブ持ってる人間が弱いわけがなかったのです。ただ相手が悪すぎた。


でも数をこなせば対応できるんです。そうじゃなければギルファーが認めて傷なんて付けられるわけありません





活動報告にも書いたんですが、暫く二日に一度目安の更新とさせてもらいます。

待ってくれている皆様には大変申し訳ないんですが、よろしくお願いいたします。



もしよろしければ感想など頂けると嬉しいです。

そして遅くなりましたが、誤字報告してくれた皆さんありがとうございました。



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[一言] 勘違いで師匠より強くなったってマジ?
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