151:二人の贈り物
イチャイチャタイム終了
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早く来ないかな。楽しみだよ
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「以上がエクストラジョブを継承してもらった上で貴女に守ってもらいたい事です。約束していただけますか?」
「はい。でも、アールに危害を加えられた場合はちょっとその・・・・」
「大丈夫ですよ。自分の為じゃなく、誰かの為に力を使うことは許されていますから」
「なら安心です。約束します」
今度こそ全てを終えてプラレアと共にプレシアの待つ占いの館へと戻ってきた。そこでリークは俺が初めて教えてもらったように注意事項を聞いていた。
モードセレクト『エクストラ』から変更しない、『闇』に染まらない。簡単なことだからこそ大切な約束。リークの少々の不安があったものの、それは大丈夫らしいので安心した。
コイツたまに暴走して普通にPKするからな。俺も怪しいのはあったけどそれは『闇』に引っかかる行為ではなかったと認定されたみたいだ。
「因みに聞きたかったんだけど本来の『星の錬金術師』習得のための条件ってなんだったんだ?」
今回は少しズルしたみたいだからちょっと気になるのだ。
「難しいことじゃないよ?まず二人が持ってる『星屑の欠片』『星屑の果実』『星屑の花』を一つでも所持していることが第一条件だ。第二条件は自分の力であの場所を見つけること。第三条件はそうだね。強いて言うなら大切にしている物があることかな。星の錬金術師は今ある物を次の次元へと作り直す力。物を大事にしない人には資格なし。あの洞窟に入った時点でそれが精査されるんだ。一つでも満たしてなければあのダンジョンに入ることすらできないんだよ」
結構シビアなんだな。今回、第二条件は満たせなかったけど、そのあたりは多分プレシアが何とかしてくれたんだろう。そうでなければ入れなかっただろうし。
「そう言えば二人は交換したアイテムはどうしたんだい?」
「あぁこれか?」
俺はブレスレット、リークはネックレスを既に付けている。アイテム装備数が増えたことによりほかの装備を外さずに付けられたのは嬉しい誤算だった。
約束のムーンネックレス
特殊効果:『UtS:愛情』
大切な人を思う気持ちが生み出したネックレス。
約束のムーンブレスレット
特殊効果『UtS:愛情』
大切な人を思う気持ちが生み出したブレスレット。
AS:愛情
・自分以外の『UtS:愛情』を持つプレイヤーとパーティーを組んでいる場合『AS:HPリジェネLv3』『AS:MPリジェネLv3』『AS:復活Lv3』『特殊効果:正体把握』『特殊効果:弱点把握』が発動する
・自分以外の『UtS:愛情』を持つプレイヤーがパーティーにいない場合『AS:HP最大値上昇Lv4』『AS:MP最大値上昇Lv2』『AS:防御力上昇Lv3』が発動。
これもまた普通に強い装備となった。同じパーティーなら生存率が上がり、さらにモンスターの弱点がわかるようになったり、偽物かどうかの判断が出来るようになる。もしいない場合も打たれ強くなる。いいことしか書いてない。
と言うかいる場合の効果が普通にクソ強いんだが。更に言えばクズリン特攻と言っても過言ではないレベルで強いんだが?
「いやはや・・・本当なら別のスキルが付くはずなんだけどまさかそんなスキルが付くとはねぇ・・・?愛かな?」
「こらプラレア、人をいじる癖はやめなさいっていつもいって「「愛だな/だね」」認めましたよこの二人!!?」
「おっおう・・・そんなど直球に答えられると聞いた私が恥ずかしくなってきたね・・・」
聞いたほうが悪い。忘れてるかもしれんが俺とリークは恋人同士だぞ?それくらいは答えるわ。
「そう言えばリーク、今のジョブの設定どうしたんだ?お前元々2つ付けてたろ?」
「うん。今はメインに『星の錬金術師』を置いてサブに『魔術女帝』の設定にしてる。前はメイン『魔術女帝』でサブに『義賊』にしてたんだけど、『義賊』なくてもいいかなって」
「「魔術女帝!!?」」
あ、この反応やっぱりとんでもないジョブなんだな。なんとなく最初から知ってたけど。魔法魔術呪文全てを極めた者だけが習得できる最上級ジョブ。それが『魔術女帝』、男性の場合は『魔術皇帝』と言われるらしい。リーク曰くほかに見たことないらしいけど。
そんなリークはVサインを見せながら割と衝撃的な事実を口にした。
「実は今『星術師』習得のためにスキルのレベル上げ中だったりします。今レベル4」
「「「っ!!?」」」
マジでか!?もしかしてたまに抜けてた理由ってもしかして・・・?
「うん。ミールの所で色々教えてもらってたの。あと2レベル上げれば習得です」
むふー!と自慢するようにニンマリするリーク。負けてられねぇな。俺ももう少しスキルレベル上げ頑張ろう。
「い・・・いやぁ・・・・アールくんもすごいけどリークちゃんもすごいね。お姉ちゃんと並ぶのも近そうだね」
・・・・・・・・・・・・・・はい?
「驚きました・・・まさか私以外に『魔術女帝』のジョブを手に入れた方がいたなんて」
この姉妹まだなんかエクストラジョブ持ってたりするんじゃないか?ってか普通に戦っても絶対レベル100だろうな。
「負けません。いつか必ず追いつきますから」
「えぇ、貴女の成長を見守っていますよ」
「うぐぐ・・・これが強者の余裕ってやつなんだね・・・」
流石エクストラジョブの継承者。そこらのNPCとはレベルが違うんだな。というか・・・
「それだけの実力あるならあのダンジョン行けたんじゃねぇの?」
「・・・・・・お恥ずかしいんですが・・・・」
◇
「「水晶壊した!!?」」
「あぁ・・・・そういうことだったんだ・・・・」
どうやらプラレアがいなくなり、心配で心配でしょうがなかったとき、誤って商売道具である水晶を壊してしまったらしい。それが条件三つ目に触れてしまいダンジョンから締め出されているとのこと。
『星の錬金術師』のジョブは持っているのだが、ダンジョンと神殿に入るためには器物破損は厳禁らしい。やってしまうと最低でも一ヶ月は出禁とのこと。ジョブ持ち相手でも厳しいなおい。
「それでアールに頼ったんだね・・・・」
「本当にすみません・・・・」
「いやその・・・・プレシアさんも大変なんですね・・・」
「わかってくれますかリークさん・・・・」
二人はなにか通じ合う物があったようでガッチリと握手していた。悔しがったり、仲良くなったり忙しい奴やな。
一応ダンジョンの反省も踏まえて持ち出したアイテムの確認と作れるアイテムの確認、あとヘルプも全部確認しとくか・・・およ?メールが・・・・599通!!?多っ!!?
内容は・・・レイレイにルーク、マー坊にルシオン・・・ってかほぼ全員から来てるし・・・レイレイに連絡とってみるか。音声チャット起動っと・・・
「あ、レイレイ?どうし『どうしたじゃないよ!!?エーテリアにゴブリン軍団来てる!!クズリンの配下っぽいやつと双剣あと道化師の姿も見えてる!!こいつら本気でつぶしに来た!!早く来て!!正直持ちそうにない!!!!』リーク!!」
「聞こえてた!!ごめんプレシア!私たち行ってくる!!」
まさかこの二時間でそこまで動くとか完全に予想外だぞクソ!!
「待ってください!!」
「悪い!!待てない!!」
「アール君これ使って!!」
投げ渡されたのは街間移動できるタグだった。もしかしてこれエーテリア行きのタグか?
「星の錬金術師の初仕事だよ!『星錬』でそのタグを作り変えるんだ!君が行きたい場所を繋げば一瞬だよ!!」
「アール!!」
「すまん助かる!!『星錬』!!」
状況はわからない。なら街の上空に移動して勝共の確認を必要なら戦線を押し返す。
―――――アイテム『移動タグ(目的地未定)』を『星錬』
―――――アイテム『移動タグ:エーテリア上空』に変化
―――――アイテム『移動タグ:エーテリア上空』を入手
「リーク行くぞ!!」
「行ってきます!!」
リークの手を取りタグを使う。プレシアとプラレアに見送られて俺たちはエーテリア上空へと飛び出した。
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