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売れない小説家

作者:ねこラシ
 とある場所に小説を書いている二十歳の青年がいた。彼はもともと読み専で誰かの作品を読むことが大好きで、ある日から自分も小説を書こうと決めた。
 彼が属していたSNSのコミュニティには彼と同じ日に投稿した仲間がいた。

 しかし、日を重ねる毎に自分と彼らと作品の評価に差が出来ていた。それに打ちのめされながらも自分には才能があると言ってpvやポイントに固執してひたすらに書き続ける。しかし、とある日を境に彼が溜めていたものが溢れてしまう。

 
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