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リターズの踊り子、ハーフエルフの娘ー2




〇下げ札ーーーーー

宿屋「ドワール」今月〇日まで休業中


1泊おひとり様800ゴルドン:ハーフエルフに会える店


ーーーーー


〇俺達は宿屋1Fに入る



〇受付ではハーフエルフが笑顔でお辞儀をしている



〇受付横には混浴風呂の入り口がある



〇すぐ右側には2Fへの階段、奥には飲食用のテーブルセットが10以上ある



〇その奥がステージになっている。



〇壁には絵画がいくつか貼ってあり良い雰囲気だ。客は俺達一行だけだ



【うんちく】ーーーー


Hエルフ(ハーフエルフ)はエルフ族と天使族のハーフだ。


色は白くて、肌はつやつやしていて、細身で美しい。


目は切れ長で、つい見つめてしまった。


ーーーー




Hエルフ「いらっしゃいませ!」


俺「あの、そこのラクダの預り所から聞いたのですが、


1週間無料になるって」



Hエルフ「はい、お聞きしております!シグマ様ご一行でよろしいですよね?」


俺「そうです!

おねがいします!」


Hエルフ「こちらこそ、おねがいいたします!」


〇その後2Fの部屋に案内されて、食事は1時間後と聞いた


〇俺達は疲れて部屋に寝転ぶ



Dエルフ「お風呂があるって言っていたね!」


俺「うん、入ろうか!」



〇俺達は1Fの受付の横から混浴風呂に向かった



・・・・・



〇脱衣所には着替えもある


〇元気よく脱ぎだすDエルフ


〇2人は旅の汚れを洗い流した



Dエルフ「背中、洗ってあげる!」


俺「ああ、おねがい!」


〇ごしごし



Dエルフ「背中、大きいね!

かっこいい!」


〇ごしごし



俺「俺も背中洗うよ!」


〇ごしごし



〇Dエルフは振り向いて言う


Dエルフ「私、賢者様と結婚したいの!」(恥ずかしそうに)




俺「、、、、大きくなって、その時に同じ言葉が聞けたら答えるよ」


Dエルフ「今、つきあって!」



俺「さあ、洗ったから湯舟にはいろう!」


Dエルフ「もー!」



〇Dエルフは湯舟で抱き着いてくる。かなり好かれているようだ


俺【悪い気はしないけど、、妹を持ったみたいだな、、】



〇その後じっくり湯舟につかると睡魔に襲われて俺は寝てしまう



Dエルフ「!!!!!」


Dエルフ「誰か!!!」



・・・・・



〇控室にあおむけで寝かされる俺はタオル一枚の姿だ


〇目が覚める俺



Hエルフ「あ、よかった!お体はどうですか?」


Dエルフ「平気?」


俺「すみません、、、少しくらくら

するくらいです」


Hエルフ「ここに着替えを用意しましたから、起きれたら着替えてくださいね」


俺「はい、、すみません」



〇俺は無理に起き上がってよろけてタオルが外れ、Hエルフに抱きついてしまう


〇びっくりするHエルフ


Hエルフ「きゃっ!!」



〇俺は素っ裸でHエルフに馬乗りになっている


〇俺は自分の今の姿を忘れて綺麗なHエルフに見入ってしまう



〇Hエルフは顔を赤らめて言った


Hエルフ「あの、、もう、ごはんができていますから、、、」


俺「あ、、、すみません、、」


〇俺はやっと自分の姿に気付く



俺【ああ、、やっちまった、、恥ずかしい】



〇恥ずかしそうに立ち去るHエルフ




俺「でも凄い良かったな、、仲良くなりたいな】



・・・・・



〇1Fの食卓に俺達一行だけがテーブルに座っている



〇Hエルフが料理を運んできた


〇ジャガイモのスープ



俺「おいしそうだ!あなたが作ったんですか?」


Hエルフ「はい、、でもいつもは厨房の方が作っています」



俺「なんで今日だけは作ったんですか?」


Hエルフ「今日は賢者様ご一行の貸し切りなので私一人でする事になっていたんです」



俺「ああ、貸し切りなんだ!、、、」


俺【これって凄いもてなしなのかな?盗賊団は意外と良い人なのかな?】



〇続いてロブスター、パエリアと続き、ワインも来た


〇俺はロブスターにかぶりつき至福の時を味わう


〇Dエルフもその連れも美味しそうに食べている


俺【連れの方はなんとか起き上がれるようになった、、】



俺「どうですか?体長は?」


連れ「お陰様で回復してきました、、ありがとうございます」


〇安心した表情で連れを見る俺



〇Dエルフはニコニコしながらパエリアやロブスターをほおばっている


〇Hエルフはワインをついでくれた


俺「ああ、おいしそうなワインだ高そう、、」


Hエルフ「かなり高級なワインだそうです!最高のもてなしをするように伝言されています」


俺「いやあ、嬉しいな、、良かったら一緒に食べませんか?礼儀なんていりませんよ」(笑み)



Hエルフ「本当ですか?じゃあ」



〇Hエルフはサラダを持ってきて、パエリアと一緒に食べている。



Hエルフ「賢者様って初めて見るんです!すごいですね、、」


俺「たいした努力はしていないですよ、、受け継がれた血でできるんです」



Hエルフ「私の両親は天使族とホーリーエルフなのでいろいろな魔法が使えるんですけど


戦いに巻き込まれないように生活系、防御系の一部しか教わってないんです、、


だからいろいろな魔法が使える賢者様にあこがれます」



俺「でもなんで人間界に?ホーリーエルフも天使族も天界の街にいるはずだ」


Hエルフ「大事に育てられすぎて、、もっと旅とかしたくて、、逃げだしたんです」


俺「へえ、、でそのあとは?」


Hエルフ「おなかを空かしていたら


盗賊団のデスガルが雇ってくれて、それで食べてきました」


俺「ふうん、エルフに興味がありそうだからね、、デスガルは、、

夢は人間界での旅なの?」


Hエルフ「そうですね、、旅をしてお金をためて宿をやりたいです。あと人間と結婚したいです」



〇Hエルフをじっと見る俺



俺【俺がもし本当に賢者だったら今結婚したいな、、】


〇ワインを飲み干す俺


Dエルフ「おなかいっぱい!おいしかった!」


連れ「ごちそうさまです!おいしかったです!」


俺「じゃあ、寝ようか?」



・・・・・



〇Dエルフと連れは寝床に入る


〇すぐに寝てしまう2人




〇食卓に帰ると美味しそうなカクテルとつまみが沢山並べられている


俺【まだ飲んでいいの??すっごいぜいたくなんだけど、、、】


〇ステージにHエルフがさっきとは違うピンクの布切れ一枚の衣装で出てきた




〇びっくりしてじっとHエルフを見る俺



俺「うつくしい、、、」



挿絵(By みてみん)



〇1Fはうす暗くなり、Hエルフは音楽に合わせて踊り始めた


〇俺はカクテルを飲みながら鑑賞した


俺【酒が進むな、、、フルーティで飲みやすい、高い酒だ】



〇酔いはかなりまわって、視界がぐるぐる回っている俺



〇俺のテーブルにHエルフがやって来た


Hエルフ「私もお付き合いしてよろしいでしょうか?」


俺「ああ、もうどんどん飲もうよ、、、へっへっへ、、、」



〇Hエルフを横目で見ながら変態の顔でつまみを食う俺は胸元などをジロジロ見た


Hエルフ「賢者様は雷も自在にあやつれるらしいですね?すごいです」


俺「いやいや、、、あなたの美しさにはかなわない、、、」



〇カクテルをぐびぐび水のように飲みながらHエルフをジロジロ見る俺


〇いよいよ視界がぐるぐる回ってHエルフのひざになだれ込む俺



Hエルフ「ずいぶんと酔われてしまいましたね、、、」



〇Hエルフは俺の頭をなでなでしている



〇俺はHエルフの腰に手を回して甘えている




俺「ほれはひあわせだ~~~~」(俺は幸せだ)



俺【最高だ、、、、、今夜は最高な夜だ、、、、】





〇そして俺は爆睡した


〇いびきが鳴り響く





〇カウンターに隠れていた盗賊団が俺の元に来る


盗賊A「二度もひっかかるかね、、」






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