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捏造の王国

捏造の王国 その99 大統領選のために裏金出せやあ!地獄より怖い世界情勢、どうするどうするニホン国キジダダ総理?

作者: 天城冴

乱高下する気温と同じく、トンデモ連中がトップで真面目な人が損しまくりといわれるニホン国に対し実質支配者のアメリカの連中が無理難題をもちかけて…

 2月にはいって真冬の寒さで首都圏大雪大被害、と思えば20度近い暖かい晴日で梅だの早咲き桜だのが咲きだすという、滅茶苦茶な気候。その支離滅裂さ加減、国民イジメとおもえるような政策に、外国に金バラまいていい顔しながら、ちゃっかり政務活動費やパーティ券収入から裏金作りまくりの与党ジコウ党政府そのものじゃないですかあ、というお言葉も聞こえてきそうなニホン国。地獄からもすっかり呆れられ気味なニホン政府だったが、まるっきり馬耳東風、カエルの面に水、で気にも留めない風であったが

「ひいい、久しぶりにまともな電話がかかってきたと思ったら、そ、そんな話かああ」

と、官邸で叫んでいるのはニホン国キジダダ総理。官房長官補佐からの電話にあたふたとしている。

『そ、総理。落ち着いてください。も、もっともアメリカの政府というか実質の支配者というか、そ、そこからのよ、要請とあっては、お、驚きますが。わ、私もちょっと、こ、怖いというかその』

補佐の声も少しばかり震え気味。それというのも

「わ、我々ジコウ党議員がため込んだ裏金全部、あ、アメリカ大統領選の資金に回せなんて、む、無茶だああ、」

『そ、総理。落ち着いてください。わ、私だって、せ、せっかくため込んだこの金をと思いますが、し、しかしその米の情報機関から“どうせ、それ地元支援者に飲食どころかコンパニオンやら、あげく記者や芸能人志望の女性を言いくるめて身体を触るなどの性風俗紛いの接待をさせたとかに使っただろう”といわれたらしく』

「せ、性風俗?わー、そ、そんな美味しい、いや、破廉恥な事私はしてないぞー」

『そ、総理。落ち着いてください。私もそんなことは…。他にも“故アベノ総理やら、アイツのお気に入りの書いたウヨ最低デマ、デタラメ嘘まみれの本を買い占め、ベストセラーを作り、有識者扱いするために金をつかっただろうとか』

「そ、それやったのはガース長官とかサンカイ元幹事長だああ、わ、私はやってないぞおお」

『そ、総理。落ち着いてください。私もやってませんけど、そのジコウ党でやった連中がいるだろうって。レイワンだの共産ニッポンだのの野党を攻撃するためにSNSで彼らに関するデマを流し、誹謗中傷をさせる卑劣なやり方をしまくってただろう、しかもバレて裁判沙汰にされるという稚拙すぎるやり方でと嘲笑されましたああ』

「わーん、だ、だから、それは私じゃないのにい、あんな陰険なのはガースさんに決まってるだろう。あのダダッピとかの連中をそのままにしておいたのは不味かったけど。それに堂々とSNSでつぶやくお仕事ですなんて、求人情報だしてたからだああ。せめて秘密裏に募るとかそういう頭は無かったのか、うちの情報部は!先の戦争のころからなんか肝心なところに間が抜けてるってのは本当だったのかあああ」

『そ、総理。落ち着いてください。そもそも、そんな1行5円だかのはした金で動く連中を雇うために内閣情報室だの、公安のエリートだのを動員するのは私もどうかと。だからって公募はまずかったです、せめて支援者とかソンカ学会の連中にやらせればよかったとおもうんですけど、あんまりバカバカしいし幼稚すぎるやり方なので、かえって支援者が呆れて離党する恐れもありまして…。それはともかく、野党分断工作だの、元総理の取り巻きの連中の地位を高めるためだの、中抜き派遣ニホンの寄生虫モドキのダケナカだのに金が流れたことも、金の使途はすべて把握されています。もし、裏金を出さなければ、ニホン国どころか世界中にその使途を公開すると』

「ひょえええええ!!!そ、そんなことしたらニホン国政府というかああ、ニホン国が民主主義でもなんでもない、ただのアホ国家だということがバレバレになってしまうじゃないかああ、い、今以上にカモにされるうう」

『そ、総理。落ち着いてください。もう、そんなことはわかる人にはわかってます。まあ、観光に来る隣国の連中にさらに憐れみの目で見られ、お恵みを与えて喜べやあといわれて、ようやくネトキョクウ連中が自分らがいかにアホバカ間抜けであったか、自覚するか、しないかぐらいで…。とはいえ、やはり公にも地位低下、発言力低下は免れませんし、野党やらリベラルどころか、支援者にすら抗議を受けるかもしれませんし』

「す、すると要求を呑むしかないのか。し、しかしなんだ、あの認知症の疑いも出てきたパイデンさんを応援するというのはちょっと。この間私の名前も間違えそうになってたし。ああ、認知症の老人のお世話なんて嫌だなあ」

『そ、総理。落ち着いてください。その、応援するのはドランプ前大統領で』

「え、なぜだ、あの人がついたら銃解禁、中国と戦争とかで…、に、ニホンもヤバいじゃないかああ」

『そ、総理。落ち着いてください。それが、その、政府というかアメリカの連中の考えではドランプ前大統領が付いて中国と戦争が始まったら、アメリカ海軍の、ドランプ寄りの連中は中国沿岸で叩かれる。そして、なんとか引き分け停戦にするという内々の密約を中国と交渉中。その責任をとらせドランプとその取り巻きほか連中を一斉に追いやる、アメリカの名誉を汚し、地位を落とした非国民、国家の敵とするというんです。市民権はく奪というか、一種の奴隷化をもくろんでいるらしいです。中国も邪魔な連中に責任押し付けて一掃するつもりで』

「なんと、QなんとかQダメノン奴隷とかか、いいのか、自由、平等、博愛の国がああ。そんなひどい」

『そ、総理。落ち着いてください。まあ、あの国、創設時はともかく、大陸からドランプみたいな連中がきて現地人迫害、奴隷働かせという感じでしたから。無茶苦茶やったそいつらの子孫が国に大損害与えたんだから、当然の報いってことにするらしいです。そもそもドランプはじめ熱狂的支持者は他から嫌われてますし、資源を浪費するわ、人権無視、人を含む生物を虐待しまくりの奴らが多いんで、そういう扱いうけてもほとんど抗議されないだろうって。それに、あの連中自身を国の敵になったんだから、こうされて当然って洗脳するのも簡単だろうって。なにしろ議会に暴力行為働いた奴らなんだからって。なんなら邪魔になったニホンのネトキョクウ連中も一緒に始末してやってもいいぞ、とのことで』

「な、なんて恐ろしい。い、いくら利用するだけの連中とは言え、ネトキョクウのなかには元アベノ総理と会食した連中、桜を愛でる会だのに招かれたのもいるのにいい。…ま、まさか、私たちも一緒に」

『そ、総理。落ち着いてください。ニホン国は戦争の際にジエータイだの金を出せとは言うだろうが、上の連中は少しお灸をすえるぐらいだそうです。ただし、も少しマトモに国家運営させる、ただしムダ金は一切渡さない、役たたずの財閥は解体して米資本の立て直しに使う。そして“モモタンだの盗作作家やら負けしかない弁護士ハシゲンだの似非学者ヨツウラだのの主にアベノの元取り巻き連中は全員粛清。あと、アベノの子飼いの議員も、ダケナカだのの財界連中も同じ、何を口走るかわからんアホどもを野放しにはできん、むろん衛星与党メイジの党のマツゲンだのヨジモトだのオーサカの連中も始末する”とのことで』

「そ、それってジコウ党に近い奴らを根こそぎか。で、でもアトウダさんとかサンカイさんとか、私とかは、なんとか生き残れそうか。く、国のためとはいえ、死ぬのは、ま、まさか拷問とか、なんとかグレイブとかに連れていかれるのかあ」

『そ、総理。落ち着いてください。引退はさせられ、軟禁状態にされそうですが、まあ子供はなんとか。ただし、アメリカ資本連中と婚姻させられたり、養子をとったりして、そいつらがニホン政府を実質支配するとかで。まあ、実際は裏で操られたのが、今度ははっきりスッキリ操る、しかも中国とアメリカの二本立てということで。わ、私も首だけはつながるといっても、今までどころか、中年独身女性パート派遣社員以下の生活になりそうですうう』

「な、なんということだ。首都を離れて、田舎で農業でもしろとかいうのかああ。食糧増産とか言って農家に強要したけど、自分でもやらせられるのかあ。きょ、拒否したら、た、たぶん粛清、しかもみせしめに、あのアメリカの悪名高い拷問を受けさせられ、アブナイ薬や電極埋め込みだの人体実験の被験者にさせられるんだああ、下手したら、地獄の連中より酷い!!うっ…」

バッターン

ショックのあまり倒れるキジダダ総理。補佐が電話向こうで呼びかける

『そ、総理。落ち着いてください。総理…』

薄れゆく意識のなかで補佐の呼びかけを聞きながら、いっそいますぐ地獄で裁きを受けるか逮捕された方がマシなのかも…と思ってしまったキジダダ総理であった。


実は一番怖いのは生きている人間だそうです。無茶やるのが人間なら、それを正すのも人間らしいですが、まあ、市民の自覚をもってやる人間がたくさんいればできるんでしょうが、市民になるのがめんどい、奴隷としておこぼれ貰ってる方が楽な人が多いと無理かもしれないですねえ。

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