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251.称号効果

称号部分は流し読みで大丈夫です。

へーこんなのあるんだーと。

もっとありそうな気がするんで漏れあったら教えてください……笑

あと限定じゃなくて通常称号で「こんなの持ってそう」とかも。

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『愛国心』:スタート国家を選択した

└スタート国家NPCとの親密度上昇率増加(極小)。同じ国の者同士仲良くしようぜ!


『王都を守りし者』:シヴェフ王国1回目の王都クエストに参加した

└装備効果なし。王都を皆と守り切った証。


『探究の先導者』:ワールド初ダンジョン発見者限定称号

└未探索ダンジョンでの探知能力が上昇(まだ誰も発見していない秘密の通路や隠し部屋が見つけやすくなる)。誰も踏み入れていない場所への好奇心が、君の感覚を研ぎ澄ませる。


『木精の理解者』:ヤテカルダンジョンの発見者限定称号

└植物型モンスターの動きがより鮮明に視認できる(特に注意すべき部分がかすかに輝いて見える)。彼らの声なき声を聞き分けられる者として、緑たちは君を認めている。


『孤独への共感者』:十名以下でヤテカルを討伐した限定称号

└MND+1。植物型モンスターの攻撃反応の起点となる部分がかすかに輝いて見える。誰もが避けた孤独な存在の心を理解した証。その経験は深い洞察をもたらす。


『正義の鉄槌』:シヴェフ王国2回目の王都クエストに参加した

└装備効果なし。王都の闇を暴いた証。


『少年達の救世主』:シヴェリーにある孤児院の少年からのクエスト受領者限定称号

└MND+1。少年達を救った証。彼らに恥ずかしいところは見せられないという強い思いが君を突き動かす。


『理想と現実』:古代の人々の理想とその結果を目にしたプレイヤー限定称号

└INT+1。理想と現実を知った証。様々な人の考えは、貴方の知的好奇心を刺激した。


『迷途の救済者』:十名以下でスパイピオンを討伐した限定称号

└INT+1。機械型モンスターの関節部や動力源が微かに発光して見える。迷い狂った存在を正しい道へと導いた証。混沌の中に秩序を見出す目を持つ。


『クランマスター』:クランマスター限定称号

└付近に居るクランメンバー全員の能力を底上げする。上がる能力は○○に依存するorマスターが決める?上昇量はクランランクに依存する。クラン解散orマスター移譲時消失。


『隣国の旅人』:スタート国家の外に移動した

└スタート国家外のNPCとの親密度上昇率増加(極小)。異国の地を知る者の目は、他者への理解に長けている。国境を越えた絆が、新たな扉を開く。


『嘘も方便』:もっともらしい嘘でNPCを納得させた

└NPCとの会話時、相手の微細な反応がより分かりやすくなる。時に真実を隠すことが、より大きな善をもたらす。その機転が、相手の心の機微を捉える眼を養った。


『他種族の調停者』:他人の争い事を仲裁した

└パーティ内の種族の数×1%(上限5%)熟練度が上昇する


『甘〜い関係』:バレンタインイベント限定称号

└VIT+1。チョコレートを手作りするほど恋い焦がれる相手を思うと生命力がみなぎってくる。目指せ、相思相愛!


『ちょこっと贈り物』:期間中、一度でもチョコレートを渡した者

└MND+1。誰かのために選んだ小さな贈り物。その一歩は、新しい思い出の始まり。


『深まる想い』:同一人物相手に三回以上チョコレートを渡した者

└パーティを組んだ際の熟練度の上昇率増加(小)。幾度も重ねた贈り物。その度に深まる絆は、共に歩む喜びとなる。


『絶対零度の告白』:極寒エリアでチョコレートを渡した

└STR+1。極寒耐性増加(極小)。凍えるような極寒でも燃え上がる想いは、身体能力すら高める。冷気さえも溶かす熱情を持つ証。


『鬼の救済者』:節分イベント限定称号(ワールド初の豆贈呈者)

└鬼関連NPCとの好感度上昇率増加(中)/一部の修験者NPCとの好感度上昇率減少(極小)。鬼関連クエストの報酬増加(極小)。最初の理解者として、かつて誰も示さなかった善意の証。その選択は、新たな絆を結び、また別の絆を遠ざけた。


『鬼の大親友』:節分イベント限定称号(豆の最多贈呈者)

└鬼関連NPCとの好感度上昇率増加(極大)/一部の修験者NPCとの好感度上昇率減少(中)。鬼関連クエストの報酬増加(中)。限界まで示された善意は、特別な信頼となって返ってきた。しかし、その選択は一部の修験者たちの眉をひそめさせた。


『鬼の血縁者』:豆を贈呈した鬼との好感度をMAXにした

└鬼の里への自由な出入りが可能。まれに鬼関連NPCから特別な報酬を得られることがある。一部修験者NPCとの好感度上昇量減少(極大)。もはや他人ではない。種族を超えた深い絆は、君を家族の一員へと昇華させた。それは同時に、一部の修験者との縁を完全に閉ざすことでもあった。


『求愛の星』:イベント期間中、ただ一人にチョコレートを渡した

└MND+1。渡した相手とパーティ結成時、アイテム使用効果増加(極小/特に甘味系アイテムで効果大)。


『寵愛の星』:イベント期間中、ただ一人からチョコレートを貰った

└MND+1。渡された相手とパーティ結成時、アイテム使用効果増加(極小/特に甘味系アイテムで効果大)。


『甘美なる双星』:イベント期間中、同一人物と求愛の星と寵愛の星の称号を達成した

└(能力値ボーナス)。対になる星とのパーティ結成時、全アイテム使用効果増加(小/甘味系アイテムは効果中)。


『未完の夢見人』:十名以下でデウストラーを討伐した限定称号

└INT+1。巨大機械型モンスターの構造がより明確に視認できる。果たされなかった夢の意味と、未完の存在の真価を理解している者へ。


『狂気の理解者』:十名以下でインクシアを討伐した限定称号

└MND+2。水中での視界が向上し、水棲モンスターの動きがより鮮明に。狂気の淵を覗き、なお正気を保った証。混沌の深淵すら、君には明瞭に見える。


------------------------------


「あっ! あー……なるほど……」


 道理でヴィオラが目くじらを立てていたはずだ。知らないうちに凄い数の称号を持っているし、なにより『ダンジョン発見』系の称号が桁違いに強すぎる。あわよくばレッドコアの発見報酬を……、というヴィオラの願いも納得だ。


≪『探究の先導者』の効果えげつな……≫

≪でも蓮華くん宝の持ち腐れ感ない? こんな効果あってもなくても、皆の予想の斜め上の行動して自力で見つけていくじゃん……≫


「それは褒めてる? 褒めてるで良いの?」


≪褒めてる褒めてる≫

≪大丈夫、蓮華さんのプレイスタイル良いね!って話だから≫


 どうにも釈然としないけれど、褒めてるというのだから素直に頷いておいた。


「あ、じゃあさっきシオンが防護服を見つけてくれたのも、その称号の効果なのかな? あれ、でも称号って装備しないと駄目なんじゃなかったっけ? 装備した記憶がないから関係ないか……」


「ちょっと前のアップデートで全称号が有効になる調整が入ったのよ。だから称号効果で……っていうのはあり得るかも」


「なるほど。……でも防護服ってインクシアの討伐報酬なんだよね……? たまたま僕は便利な称号効果を持ってたけど、気付かなくて入手し損ねる可能性もある。それってちょっと意地悪すぎる気がしたんだけどどうなんだろう?」


「そうねえ……ゲームによるけど、例えばランキング上位にだけ報酬があるとしましょう。そうするとどうなるかしら?」


「ええと、報酬がゲームバランスに影響するなら、上位プレイヤーが更に強くなって……下位プレイヤーとの格差が広がってしまう……」


「そう。でも下位プレイヤーに報酬を……っていうのは難しいでしょ? だってせっかく努力して上位にのし上がったプレイヤーからしてみたらクレームものだもの」


「うん。……なるほど、称号効果だけで十分強いから、追加報酬はあえて隠してるのか」


 本命報酬は称号で、スーツはあくまでおまけ要素。そう考えれば万が一見つけられなくても、自分の探索の仕方が悪くて見つけられなかったと諦めがつくし、格差が開きすぎないので下位プレイヤー側の不満も抑えられる。そういう事なのかもしれない。


 その上、先ほどのスーツもよくよく見てみれば『利便性』以外のメリットがそうある訳じゃない。耐熱耐寒の切り替えが出来るのは便利だけど、アイシクルピークで手に入れた布で熱さ耐性装備を、もっと暑い地域で手に入れた布で寒さ耐性装備を……と試行錯誤をする事は誰でも出来るのだ。だけど入手出来た人目線で言えば、わざわざ布を手に入れる為に遠方に行く時間が節約できるのも事実。だから確かに手に入れる価値もある訳で、凄く良いバランスなんじゃないかな……とゲーム素人の僕は判断した。


「まあ本当にそういう理由で隠してるのかは知らないけどね。あくまで私の予想よ、予想」


 そう言ってヴィオラは再び情報収集へと没頭し始めた。


≪にしても限定称号たくさんあって羨ましいなあ≫

≪通常称号は効果がないものもあるからなあ≫

≪バレンタイン称号、効果は強いんだけど称号名に笑ってるの俺だけ?≫

≪それ以前にイベントでこんなに称号ゲット出来てることが凄い≫


「そっかー、全称号の効果が常時発動されるなら、たくさん称号があった方が良いって事だもんね。でもどこでどんな称号が取れるかなんてわかんないからなあ……僕はやっぱり、今まで通りのんびりプレイするよ」


「そうね、蓮華くんはそれが良いと思うわ」


 ……どうせ普通にプレイしても変な事をするんだから。意味深なヴィオラの微笑みに、そんな意味が込められているのではないかと邪推した僕だった。

いや本当いつぶりの更新ですか……。すみません……。

明日以降もなるべく間空けずに更新予定です。今必死に書いてるのでお待ちくださいませ!


それはそれとして明日は『吸血鬼作家、VRMMORPGをプレイする。』の漫画1巻発売日です。

今日辺りから店頭に並んでいたちらほらとお店もあるみたいです。是非探してみてください。


あと最近別の小説色々更新してまして。

なろうでは異世界転生ファンタジーもの書き始めてます。

まだまだ序盤ですがよろしくお願いいたします。

■転生詐欺に遭いました~望んだ能力と引き換えに犬になるなんて聞いてない!~

https://ncode.syosetu.com/n4174ke/


他プラットフォームですがエブリスタで現代恋愛もの連載中です。

■眺めていた世界の向こう側。

https://estar.jp/novels/26335536

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2024年4月20日2巻発売!

吸血鬼作家、VRMMORPGをプレイする。2巻

二巻表紙


1巻はこちら

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