二〇二二年十二月四日
この雑記は忘れたころにやってきます。
ちょっと衝撃的なことが起こったので聞いて欲しい。いや、極めてどうでもいい話ではあるので、聞き流す程度で構わない。お時間を取っていただくようなことでは決してない。人生に役立つことは何一つない。畳の目の数を数えるかこの雑記を読むか、その二択を迫られているならこちらを読んだ方が幾分脳が活性化するかもしれないが、それ以外の選択肢をお持ちならそちらを優先して欲しい。時間は有限なのだ。大切に使うべきだ。
先日、私は検索エンジンで自作を検索した。まあ、よくあることだ。私の作品はポイントの変動もPVの変動もほとんどないのだが、たまに常にないPVの変化を見せることがあり、そういう時は誰かがどこかで何かをしてくれた可能性がある。そういうときに検索するのだ。もっとも、PVの変動に繋がる何かに辿り着くことはまれなのだが。今回も、普段なら一桁のPVが二桁になっていたので、原因を探るべく検索を実行したわけだ。そして例の如く、原因に辿り着くことはできなかった。
そこまでならまったくの日常であり、軽く落胆してブラウザを閉じるのだが、その日はそれで終わりではなかった。検索結果の一覧の下に、『関連キーワード』という項目が表示されていたのだ。いや、関連キーワード自体は以前から表示されていたのだろうが、特に興味をそそられることもなかったのでスルーしていた。ところがその日、私は関連キーワードの中に見つけてしまったのだ。見覚えのある、その名前を――
曲尾にあん
そう、関連キーワードに表示される項目の中に、私の名前があったのだ!
こ、これは、アレだろうか? 私がエゴサしまくったからだろうか? 私のエゴサによって、検索エンジンのAIが私の名前を憶えてしまったのだろうか? 検索エンジンに、私の名前が世の人々の関心事であると誤認させるほどに、私はエゴサを繰り返していたのだろうか? 私は、検索エンジンの判定をゆがませてしまったのだろうか?
すまねぇ、すまねぇ親分。
まあ、実際には私のエゴサのせいで私のブラウザが私の名前を関連項目として認識したってことなんじゃないかと思うんですけどね。だから皆さんが検索しても関連キーワードには出てこないと思うんだ。関連キーワードがどういう基準で表示されるのかは知らんけど、最初に見たときは超ビビった。
そんな、とある休日のしょうもない話。
ちなみに、
すまねぇ、親分
を英訳すると
サンキュー、チーフ
だそうですね。すさまじいほどのコレジャナイ感。