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1-6

姉から聞き出した話を報告する太郎。

その報告内容に不満な弓月だが、太郎の意外な一面を知り…?!

意外な一面を知った弓月が見せた無防備な姿。

新たな発見もあって…?!

勘違いドタバタラブコメディー…かもしれない?第六弾!

 手短に。できるだけ手短に用件だけ。用件だけ伝えよう。

 大丈夫。おれならできる。太郎は弁当箱を握り締めながら、自分を励ます。


「なぁ弓月。昨日の選挙の話なんだけどな」


 同じく鞄から、弁当を取り出しながらチラリと視線だけこちらに向ける弓月。


「昨日の選挙の話なんだけど」


「うるさい。黙ってろって、朝言ったわよね?」


 朝の命令はまだその効力を維持しているようだ。


「せっかくのお昼休みよ? あんたと話すことなんてない。選挙で必要な話があれば、私から話す」


 弁当を携え、どこかしらへ行こうとする弓月。

 太郎は、なんだよと独りごちた。


「姉ちゃんがここの生徒会長やってたから、その話しようとしただけじゃねえか」


 ぴたりと、歩みを止めた弓月。クルリと体の向きを変え、太郎に詰め寄る。


「今あんた、何て言ったの? 姉が何だって?」


 うわっ近い。腰に両手を置き、上半身だけでズイと太郎に向ける。その距離約20cm。

 突然の急接近に当然ながら太郎はシドロモドロになる。


「だだからだな。姉ちゃんが生徒会長やってて、それで……」


「ああもう。要領の得ない男ね。いいわ。聞いてあげる。ちゃんと話しなさい」


 腰に手をやったまま、仁王立ちの弓月はその先の言葉を促した。

 鞄からメモを取り出し、太郎は姉から聞き出した生徒会長選挙の概要を弓月に伝える。


「……ってことだよ。一年が前期で当選するのは、どうも難しいらしい。しかも立候補すら前代未聞だ」


 何時の間にか、イジッていた携帯をポケットに仕舞った弓月は思案顔。

 ふむと、顎に手を添えたその姿さえ美しいと、太郎は思ってしまった。

 ジッと見つめることもできず、窓の外に視線を向ける。今日もいい天気だ。


「それで? それに対するアドバイスももちろんあったんでしょ? どうするの?」


 弓月の当然の疑問に我に返る太郎。気付いて欲しくなかったところをあっさり突かれ、答えに窮する。

 弓月がそう思うのも仕方ないだろう。そこを聞き出さないと、アドバイスを受けたことにはならない。

 しかし残念ながら、太郎はその答えを持ってはいなかった。

 姉に、花子に自分で調べろ。自分達で考えろと切り捨てられたのだ。

 用意しなかったのではなく、用意できなかったのだ。サボった訳では、決してない。


「いや、それは……。それは自分達で何とかしろって……それだけで何にも教えてもらえなかった」


 グニャリと、音が聞こえた。……ような気がする。その可憐な美貌は妖怪変化を果たしていた。

 強烈に眇められたその目。捲れ上がった唇。こめかみには脈々と青筋が。

 全身はプルプルと振るえ、強烈な怒りのオーラが解放される。

 お、恐ろしい。悪魔女王再びである。ここには守ってくれる退魔士もいなければ、身を守る剣も無い。

 太郎、絶対絶命である。しかしヒーローは遅れてやってきた。爽やかな笑顔とその声を纏って。

 いつの時代もヒーローは遅れてやってくるのである。


「太郎、弁当にしよう」


 お洒落眼鏡の憎い奴。親友の河田陸郎かわたりくろうその人であった。

 さらに後方から援護射撃は続く。


「マーウヤーマ、弁当弁当。腹減っちゃったよ〜。そんで昨日のアレ観たー?」


 憎めないお間抜け野郎はドラマ大好き、井口俊いぐちしゅん

 さらに後方。一人この状況に気付いているのか?


「こ、これがリア充という奴か?! ぬぅぅ! この私がプレッシャーを感じるとは!」


 訳の分からん一人芝居のデブオタは、斎藤一さいとうはじめだ。

 ああ、果敢にも悪魔女王に挑む勇者はいた。このクラスにいたのだ。

 さながら、太郎は囚われのお姫さ……王じ……庶民である。か弱い民草であった。

 か弱い民草を救うべく、三人の勇者は悪魔女王に戦いを挑む! 次回、決戦! お楽しみに!!

 と、太郎は胸を熱くさせた。早くおれをこの窮地から救ってくれ! 早く!


 しかし……悪魔女王は……。三人の勇者には怯みもしなかった。

 にっこぉ〜。また音が聞こえた。……ような気がする。


「ごめんなさい。山田君に大切な相談があるの。今日は……山田君を借りたいんだけど……」


 にっこり笑顔の弓月に、眼鏡は今初めて気付いたようだ。


「なな何だ。弓月と話してたのか。これは気付かなかった。すまん太郎」


 ドモリながら騙されてやがる。これは本当の笑顔ではないのに。

 口はにっこりしている。口は。目は笑っていない。目は笑ってはいないのだ。

 こんな笑顔を、家で嫌というほど見てきた太郎は知っていた。知っているからこそ、恐ろしいのだ。

 これ以上食い下がると、この笑顔は牙を剥く。笑った口でそのまま牙を剥く。


「マウヤマは弓月さんと弁当食うのかー。やるじゃんーマウヤマ〜ひゅー」


 お間抜けな馬鹿は、はやし立てる。やめろ。これ以上刺激するな。


 デブオタはデブオタで


「リア充の神よ! 私を導いてくれ! 私もリア充に! オタクでもリア充になれるはずだ!」


 と、アニメの台詞をもじって、自分に酔っている。やめんか。恥ずかしい。


 納得したのかしないのか、三人の勇者は自分達の住処へ帰って行く。か弱い民草を悪魔女王の下へ残したまま。しかも何を思ったのか、眼鏡の勇者は弓月に向き直るなり、


「弓月。太郎に相談して正解だぞ。太郎は中学の頃、皆に頼られるいいアドバイザーだったんだ。毎日毎日何人も。学年が違う奴まで太郎に相談しに来てたんだ。すごいぞ太郎は。名アドバイザーだ」


 とんでもなく、余計なお土産を置いていった。さらに太郎に顔を向け


「太郎も流石だな。入学一週間ほどで相談所スタートか。またおれも何かあったら頼む。じゃまた」


 言いたい事だけ言って、眼鏡の勇者は颯爽と去っていった。

 ああ、また蔑まれる要因が増えたじゃないか。この手の人間は自分が相談するなんて認めないのに。

 しかし、弓月は意外な反応を見せた。


「あんた中学の時、そんなことしてたんだ?」


 混じり気ナシの100%驚き顔。悪魔女王でもこんな表情するんだな。と、考える余裕もできてしまう。


「陸郎が言うほどでもないよ。ああ、陸郎ってあの眼鏡な。あいつが言うみたいな、そんなに大げさなもんじゃない。ただ人の話を聞いて、相槌打ってただけさ。誰にでもできると思うだろ?」


 太郎は自分で思っているまま、弓月に返す。それでも弓月は、驚きをそのままに


「何言ってんのよ。すごいわよ。違う学年までって相当なことよ。あんたってそんな皆に信頼されてたんだ。意外だわ。失礼だけど、あんたそんな風には見えないもの」


 あはは、と笑いながら弓月は太郎を褒めた。可笑しそうな目をして太郎を見つめながら。

 無防備な姿だった。何の邪気も疑いもない、本当に可笑しそうな目をして自分を見つめてくる。

 意外だったというのに嵌ったのか、机を叩きながら笑い始めた。あっはははは! と。

 噛んだ自己紹介。ロングホームルームのことを聞いてきたあの顔。真っ赤だったあの顔。

 そのどれよりも美しかった。無防備に笑うその姿は何よりも、誰よりも可愛かった。

 太郎は急に照れてしまい、ぶっきらぼうに言い返す。


「なんだよ。そんなに意外かよ。失礼な奴だな」


 その言い方がツボに入ったのか、一際笑い声が大きくなる。


「あはは! だってその図体でっ……人の相談真面目に聞いてるあんたを想像したら……ブプーっ! 駄目! 可笑しくてたまんない! あーはははは! ひぃーお腹痛いー! あー苦しいっ! ブハっ! あっははは!」


 可笑しさにガクガク揺れる小さな体。小さな体は、その全身で可笑しいと表現していた。

 それを観ている太郎もいつしか可笑しくなって、笑顔で弓月を見つめた。


 あー可笑しー! と左目の涙を拭う弓月。太郎はその左目が右目と色が違うことに気付いた。

 弓月の左目は、いつも前髪で隠れていた左目は綺麗なブルーだった。

 ああ、そうかと、太郎は思い出す。弓月のおばあちゃんだっけか、外国の人って言ってたな。

 じゃあこれは遺伝か。それにしても綺麗だ。こんな綺麗な目の色隠すなんて勿体ないな。

 そんなこと考えながら、マジマジと見つめてしまった。弓月はそれに気付いたようだ。


「何ジロジロ見てるのよ。はっ! この珍しい色が気になったの? 片目が青。だから何?」


 明らかな嫌悪感と敵意を剥き出しにして、弓月は吐き捨てた。少し怯えも見えたような気がした。

 そんな気がしたから、太郎は嘘をついた。本当は綺麗な目だと言いたかったけど、言えなかった。

 綺麗な目じゃないか。隠すなんて勿体無いぞ。と言いたかった。お前は綺麗だ、と。

 本当のことは言えなかったので、わざとおどけて弓月を茶化した。楽しそうに笑ったあの話を続けた。

 弓月が楽しそうに、机を叩いてまで大笑いした、あの話を続けた。


「馬っ鹿。おれは、偉そうに言うお前を何様だと思ったんだよ。左目のことなんか気にしちゃいねえよ。今はカラコンあんだぞ? 青い目がなんだっつうの! おれのこのでかい図体がダメなら、お前のそのチンマリした小さな体なら相談に向くのかよ? どうなんだよ? いや、マジで。デカイとやっぱ可笑しい? ちょっと気になってたんだよ。実は」


 弓月の顔が驚き顔からフニャと溶けた……のは一瞬で、また机を叩いて笑い出す。


「だから意外だってのよ! せっかく収まったのに! またき……た! ブフーっ!あっはは! もうダメ」


 ヒィーひっひっ! と引き笑いまで始めた弓月を見て、胸を撫で下ろす。

 その繊細な部分を傷つけずに済んだ。これでよかったのだとホッとする。

 本当はそれを肯定して、綺麗だと言ってやるのが正解かもしれないが。

 しかし、今の太郎にはどうしていいか分からなかった。分からなかったから、これでいいと思えた。

 思えたからさらに茶化す。


「ったく。ほんと失礼な奴だな、お前。もう一つ答えてねえだろ。小さいお前ならokなのかよ?」


当たり前じゃないの! とか、愚かな問いと書いて愚問よ! だとか、また偉そうな返答かと思った。

 しかし……違った。

 フッと弓月の笑い声が消えた。あれだけ大声で笑っていた声が、一瞬でなくなった。

 まるで、そこには何の音も声もなかったかのように。そして、弓月の表情も消えていた。

 ふっつりと。何の感情も抱いていない、人形のような顔をしていた。精巧で美しい。ただそれだけの。


「私はダメよ。他の小さい奴は知らない。でも私はダメ。……だって私は……」


 それきり弓月は俯いてしまった。


 ああ。やってしまった。繊細な部分は一つではない。当たり前だ。沢山だってあるはずだ。

 何をどうやってしまったのか。何も分からない。分からないが、繊細な部分に触ってしまったようだ。

 どう答えていいか分からないが、黙ってもいられなかった。


「お、おい弓月。なぁ……ええと、その弁当食おうぜ。腹が膨れりゃ何か思いつくかもしれんし」


「そうね」


 弓月はただ一言短く返事をし、弁当の包みを解いた。

 こういう時、どう盛り上げれば楽しい空気が戻ってくるのだろう。変にすると余計重くなりそうだ。これから先、こういう場面で盛り上げることが出来るようになるのだろうか。

 もう少し大人になれば出来るようになるのだろうか。今は分からない。分からないけど。

弓 月をこのままにしておきたくはなかった。あれだけ可笑しそうに笑ったのだ。あんなに。大声で。


 だから太郎は、何かしようと考えた。考えたがいい案は浮かばない。

 浮かばないので、とりあえず。

 自分の弁当から、きんぴらごぼうを弓月の弁当へ移動させ、弓月の弁当からミートボールを強奪した。

 そのまま自分の口に放り込む。


「あんたねえっ!」


 弓月は顔を上げた。怒っている。が、そんなに迫力はない。またその顔は下を向く。

 なのでさらに追撃。ほうれん草の和え物を弓月の弁当に投下。変わりに卵焼きを口に放り込む。


「い・い・加・減・に・せええええええい!」


 ものすごい勢いで顔が上がる。怒っている。今度はけっこう怖い。

 怖いので追撃は出来ない。


「なんで私の好物ばっか選んで盗るのよ! しかも私の嫌いな物ばっか置きやがってええ!」


 弓月の太郎の弁当侵攻作戦が始まった。

 まず、弓月の弁当からきんぴらとほうれん草がまとめて帰還。

 その代わりと言うのか、次々とメインのおかずが箸で突き刺され奪われていく。

 弓月の箸の侵攻後、太郎の弁当にはきんぴらとほうれん草。白いご飯だけが残された。

 ……やっぱりやらなきゃよかった。


「わらし、おろっひゃんらけど」


 口をリスのそれの様に膨らませモゴモゴさせながら、弓月は話し出した。飲み込んでから話しなさい。


「なんだ。おれの弁当を荒らしたことを後悔してるってか? 見ろ、この可哀想な弁当を。散々だぞ」


「そえふぁ、あんひゃらわにゅいんえしょーが」


「……とりあえず飲み込んでからにしろ。何を言ってるのか分からんから」


 口の中の太郎のおかずをお茶で流し込み、弓月は話しを再開させる。


「私、思ったんだけど」


「うん。なんだ」


「あんたのお姉さんは、自分達で調べろって言ったんでしょ?」


「ああ、そうだ。そうとしか言わなかったな。聞かなかった訳じゃないぞ」


「そう。ならあんた調べなさい。今日中に。土日で纏めて、どう活動するかも考えなさい。それを月曜日、私に提出ね。簡単でしょ? 休みもあるんだし。食べ終わったらすぐに行動して。あんたの仕事よ」


 耳を疑った。さっきまで声も表情すらも失ってた奴の言葉か? と。

 さすがに悔しいので、言ってやった。


「なんでお前はやらねえんだよ。お前が立候補すんだろが。お前がやらなきゃダメだろが」


 弓月は、ハンっ! と大きく鼻から息を吐き出す。こういうとこは花そっくりだなと思う。


「あんた少しは考えなさいよ。書類の提出は今日が締め切りなのよ。立候補届のね。まだ色々書くところが残ってるのよ。あんた昨日見たんだから……、少しは察しなさいよ。私は忙しいの」


 こうなっては、太郎には言い返せない。ぐぅっと喉を唸らせ、頷く。


「分かったわね。いい働きをしなさいよ? 間違ってもサボらないことね。いい? 分かった?」


「分かったよ! 分かってるよ! やると言ったらやるよ。お前もそれくらい分かれ!」


 太郎は分かっている。小さな頃から身に染みて分かっている。耳に蛸ではない。全身に蛸である。

 家では花子。学校では弓月。太郎のオアシスがなくなってきている。砂漠化だ。砂漠化である。

 食い終わったので、弁当を戻し席を立つ。さっそく行動開始だ。

 席を立った太郎の背中に。無防備なその背中に言葉を投げつける。


「ああ、それと。月曜日からお昼は一緒ね。食べながら作戦会議するわ。考えること、やらないといけないことは沢山あるだろうからね。私の友達も一緒になるかもしれないけど、いいでしょ?」


 エ? ナンダッテ? オヒルヲイッヨニ? サクセンカイギ? トモダチモイッショカモ?


「なんて顔してるのよ。気持ち悪いからやめて。毎日お昼断るのは悪いもの。それにあんたとずっと二人なのは嫌。耐えられないわ。本当に無理。まぁあんたは? 嬉しいかもしれないだろうけど? うえっ」


 ええと。僕にもお昼一緒にする友達が三人ほどいるのですが……。


 通らないだろうな。何せ花にそっくりだ。選挙が終わるまで、昼もゆっくりできないのか。

 話すの放課後にすりゃ良かった。なんて思っても、もう遅い。

 あんたは嬉しいってなんだ? うえっってなんだ?


 弓月の大笑いも、青い左目も、怯えも、落ち込んでしまったような振る舞いも。

 全てが虚しく感じられた。後悔しかない。後悔だけが波のようにユラユラ迫る。

 呆然と教室を後にした太郎には分からない。


 こき使ってやるとしか、思ってなかった弓月の心境の変化に変化があったことなど。


 当然今はまだ。弓月自身にも。今はまだ自覚のない。無意識の変化を。

 

 今日この昼休みに知った太郎の意外な一面が、どう弓月に印象付いたか。

 今日見せてしまった無防備で弱い部分に対し、太郎のとった言葉や行動がどう弓月を安心させたか。


 今はまだ、誰にも分からない。


 弓月が持つコンプレックス。

 辛い事があった過去。

 自分を変えたい。変わりたい。


 弓月自身が太郎に対する心境の変化に気付くのも。

 自身のコンプレックスや過去の話や変わりたい、変えたいと言う話を太郎に打ち明けるのも。

 それは今よりはずっと、後のことである。


























今回もお読みいただきありがとうございます!

読みやすいように、伝わりやすいように心がけていますが、難しいです。まったりですが、頑張ります。

またお読み頂ければ幸いです!

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