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終わりの世界と始まる世界!  作者: すおとめ 刹那
第一章 【世界】
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第一章 7話 【最難関クエスト】

こんにちは!

ヒロイン…

平日は投稿少なくなります。すみません

意見・コメント御待ちしております!

俺達は今ギルド長室に来ている。あんな事をギルドで行ったのだ。何か言われるとは思っているし、それなりに罰も受けるだろう。

たが、目の前にいるゴツいおっさんは不敵な笑みを浮かべなから俺達を見ている。



「あのー。用件は何でしょうか?」


俺が問うた。


「そうだな。とりあえず先程の件だが、知っててあのような事をしたのではあるまいな?」


「…」


正直俺は悩んでいた。ここで知らなかったですとシラを切る事はできない、何せ受付嬢から説明を受けた後にしてしまったからだ。

かといって、知っててヤりました!なんて言ったら何を言われるか…どっちにしても罰は受けなければならないし正直に言うとするか。。



「はい。知っててヤりました。あのような事をしたら自分がどうなるか分かってもいました。」


「ちょ!?果実!?」


「リエラは黙っておいて」


「…」


リエラは何か気に食わんという顔で黙りこんだ。


「ふむ。嘘をつくことなく、正直に言うとくるか。。そなたの正直な心意気は好きじゃ!だが、分かっていてやった以上、罰は受けてもらう!罰金とギルドカード剥奪はしないが、そのかわりに儂の頼みを訊いてほしいのじゃ!」


「頼み?」


とてつもなく嫌な気がしてきた…


「そうじゃ!最近この辺りに見たことのない魔物が確認されておっての、それを確認してきてほしいのじゃよ!捕まえてきてくれると万々歳なんじゃがな!(笑)そなたには、無理なこと♪ならば確認だけでもしてほしいのじゃよ!ちなみにこれはクエストでも発注しておるが、気味が悪くて誰もやらんのじゃよ…」


「ん?たかが魔物確認なのにか?」


「実はの、前このクエストを受けてくれた者がおったのじゃよ…」


(【おった】…過去形ということは…)

「その受けた冒険者は死んだのか?」



「ほう、会話でそれを読み取るとは。そうじゃ。身体中の肉という肉を食われておったのじゃ。。」


「ほう。肉か…」

「それじゃ誰もクエスト受けないわな。」



「そうなんじゃ。しかもその冒険者は特級者クラスだったのじゃ。余計に怖がられての。。」



(ふむ。Aクラスの特級者がやられるという事は大罪の奴等の可能性もあるか…)

「分かったよ!俺も気になることがあるし、受けてやるよ。」



「まぁお主に拒否権はないのじゃがの(笑)」


「分かってるよ。あんたはタチが悪いぜ。いや、油断ならないとでも言おうか?頼みとして接してくる辺りがな!」


「一応、罰いうてもAクラスがやられておるクエストじゃ。表向きは頼みとしてお願いしとかんとのぉ♪上がややこしくての…」



「この話はこれで良いとして、あんたに聞きたいことがあるんだが?」



「なんじゃ?この老いぼれに何を期待しておる?」


「誰が老いぼれなんだよ。この町には英雄クラスはいるのか?」



「…」

「それを聞いてどうするのじゃ?」


「なーに、ただの興味だよ。とりあえず目の前の老いぼれは確定として、あとはいるのか?」


「お主…」

「…」




「1人おる…」

「が!そやつは今何処におるか知らん…」


「…おいおい?ギルド長ともあろう者が英雄クラスの存在が分からないというのかよ。まぁ何か隠しておきたい理由があるだろうが、いずれ紹介してもらうからな!じゃクエスト行くわ!」


と、言って俺はギルド長室を出ていった。


(あやつ…何者じゃ。魔力量が駆け出しの冒険者ではない。そして、あの異様にくる絶対的な自信。普通の冒険者でも自信はあるが、ギルド長を目にしてあのような態度は取らん。そして隣にいた…小娘…あやつは本当に人なのか…ただの小娘にしては綺麗すぎる魔力。もう少し詮索が必要じゃの。)



「…」



「バレておったの。」



「…」



「お前も、あやつらなら仲良くなれそうか?」

どうせ、返事はこないじゃろうが。。




「…」

「………うん…」



「な!?」

(返事をしたじゃと!?これまでどの冒険者にも興味を示さなかったのに…)

「なら、楽しみじゃの。。……………シルフィ。」



「…うん…」



(シルフィが興味を示すほどの男か…)





「はぁー、疲れた。」


「にしても、あのギルド長なかなかやるわね♪恐らく私の範囲魔法に気づいていたわ。」


「まじかよ!?すまんな調べてもらうために…」


「いいのよ。私も奥に隠れてたやつ気になったもの。」


「で、どうだったよ?」


「んー。魔力量はかなり高いわね。戦闘能力までは分からないけど、かなりの逸材よ!さすがは英雄クラスってとこね!」



「なるほどな!」

(よっしゃ!(  ̄ー ̄)ノこれで仲間が1人増えるな!あの老いぼれ、そんな逸材をギルド長室に隠すって…)

「よし、とりあえず受付嬢にクエストを受けるって伝えたら行くか!」



「そうね♪気になってしょうがないわ!魔物もSクラスの冒険者も!」



そして、俺達は受付を済ませ森に向かった。




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