第一章 6話 【ギルド】
文も会話構成も雑魚過ぎて見習いレベルです。
意見・コメント御待ちしております。
「おはよう!」
「おはにょー(´・ω・`)」
「何だよ。おはにょーって…」
「仕方ないじゃない乙女は朝弱いのよ!」
昨日の晩は、今日から冒険者なんだから寝るのも大切よ!とか、言ってたくせに朝弱いって致命的じゃないか。まぁそんな事リエラに言えるわけもないし、リエラはなかなかめんどくさい奴だから…
「ちょっと…何か失礼な事考えてない!?」
「すげー♪えすぱーか?(笑)」
「あんた、一回本気で怒るわよ。」
「嘘だって!とりあえず、朝ごはん行こ♪」
「今回は許してあげる…」
最近、リエラの扱いが分かってきた。ちゃんと目を見て真剣になれば、大抵は見逃してくれるのだ!神なだけあって誰かと同じ立場で接した経験が無いから、すぐ目を合わせなくしたり、誤魔化したりなどしている。
年相応というか、何か可愛く見えてくる!
「…」
「待て。」
これじゃ拓也と同類じゃないか!むしろそっちに近づいていってる気しかしない。相手はリエラ。幼いんだ!ここでは法に触れなくても、元の世界では完全アウトだから邪な感情は抱いちゃ駄目だ。
と、一人で葛藤していると宿屋のおばちゃんが朝ごはんを持ってきてくれた。
「ありがと!おばちゃん!今日はキャベツの炒め物なんだね♪」
「ええそうよ!最近野菜の収穫量が多くてね♪でも…肉の収穫量が少なくて栄養が行き届かないかと思うと宿屋として心配なんだよ。」
「ふほほー、はふしとはふふかひふよ~」
「飲み込め!それか食べてから喋れ~!」
「ふはっふぁほ!…分かったわよ!」
こいつは天然なのか、ただの馬鹿なのか。良く分からん。。。
「私と果実がいるから大丈夫よ!なんたって今日から冒険者なんだから!」
「そうだったのかい!それはおめでたいね♪今晩も家に止まってくんだろ?ご馳走するよ」
「ほんと!?おばさん!?なら今日の為に肉狩ってきてあげるわ!」
「ほんとかい!?助かるよ!」
「任せてちょうだい!」
そんな、約束を交わしたところで俺達はギルドへと向かった。
「…」
案の定、冒険者特有の絡みはあった。リエラが魔法で弾き返していたが…
「あれ?俺の出番は?」
10分後
ギルドに着いた。扉を開けると、まだ朝なのに冒険者はアリのようにうじゃうじゃしていた。
そんな事は気にせず、俺とリエラは受付嬢に話しかけた。
「すみません。登録をしたいのですが?」
「はい!登録ですね!かしこまりました!それでは、ご登録説明をさせて頂きますね。まず自分の職業を決めてもらいます。次は、ランクです!
ランクはF~SSまであります!あ、SSはなれないと思って下さい!過去に1人しかなれてませんので!
F 見習い
E 初心者
D 中級者
C 上級者
B 最上級者
A 特級者
S 英雄
SS 勇者
測定不能 神
「ランクはこんな感じに分けられております!測定不能というのは神様の事です。あの方達の力は絶対ですので!」
「あ、最後にルールを説明しますね♪」
・冒険者同士の決闘は闘技場で行う
・パーティーは最低でも4人以上で結成すること
・犯罪を犯した場合、罰金とギルドカード剥奪
・ギルドにいる以上ギルド長には逆らわない
「これらのルールはお守り下さい。しかし最後の4つ目のルール。ランクが英雄以上である場合ある程度は守らなくてもよい。(ただし、責任は自分で負うこと。)以上になります!」
「なるほど!分かりました!ランクというのは絶対見習いからなのですか?」
「はい!どんな力があろうと見習いからスタートとなっております。」
「了解しました!」
「では、ギルドカードお作りしますので少々御待ちください。」
んー。これは厄介だなぁ。クエストによってはパーティーを組まないといけないのか…俺はあまり能力を知られるわけにはいかないし、その場しのぎのパーティーは危険だなぁ…仲間が必要だな。と考えていると受付嬢が戻ってきた。
「はい、ギルドカードです!最後に自分の職業を書いて頂ければ終了となります!」
「おっけ!俺は勇者と♪」
「なら、私は神ね♪」
「はい、できました!」
「はい!…ん!?これ間違いでは?自分の職業何ですが…」
「ん?俺達は間違ってませんよ!」
(なるほどオチャメな人達なのね…)
「はい。分かりました!登録完了でございます!」
「本日はありがとうございました!クエストはあちらにありますのでごゆっくりどうぞ!」
「あいよー♪」と返事をしてクエストを見に行こうとした時…男が立っていた。。。
「へ!今はこんなガキでも冒険者かよ。死にたくなけりゃ今すぐ帰んな!ただし女は置いてけよ!グヘヘ♪」
きたよこれ。俗にいうテンプレ。モブ臭がやべぇなぁ…と呆れていたが…さっきの言葉だけは見逃さなかった。
「女ってのは俺の隣にいる子のことか?」
「あぁ~?そいつしかいねえじゃねぇか!」
「この女を渡してどうするつもりだ…?」
静かに問う。。。
「奴隷にするか、使い回しにするかだよ!ワハハハハ」
「…」
「死ねよ。」
(時間停止)
「グシャ!」
(解除)
「ハハハハ………へ?…ぎゃ。ギャァァァア!」
男の喉は無惨にも潰れていた。口からは血が飛び散り、目からは涙を流し床に倒れ落ちた。
「ちょ!?果実さん!何してるんですか!?」
先程の受付嬢が怒りながら、俺の方に来た。そんな受付嬢に向かって俺は「止まれ。」受付嬢は圧倒的な殺気で動けなくなってしまっていた…。
「何の騒ぎだ!?」
俺は声のする方に顔を向けた。そこには黒髪のゴツいおっさんがいた。
「お前をがやったのか?」
俺はこう答えた。
「だったら?」
ギルド長室に来い。
俺はここで行かないつもりではいたが、ルールがある…これ以上破るとややこしくなるので、そのまま付いていくことにした。。