第一章 3話 【能力と代償】
こんにちは!
いやー完全ぶっ飛んだ作品になります。
神話もめちゃくちゃです(笑)
頭空っぽにしてみる作品になりそうで怖い((( ;゜Д゜)))
「倒すか!?封印!??ってか何で俺がしないといけないんですか!?」
俺は率直な意見を述べた。
「そうだね…まず第1に私達のことを話そうか。」
と、彼女は存在理由を話し始めた。彼女いわく、死神はかなり昔から存在しているようだ。死神は大量に殺すことで、力を得て生き延びているらしい。本来死神にも寿命というものは存在するが、現在の死神は二代目で、初代が死ぬ直前に力を渡したとのこと。ただ、寿命に関する事は教えなかった………しかし現在の死神はどこから情報を得たのか、禁忌の不死を取り込んだ、それにより、二代目は死ぬことはなく己の欲求のまま存在している。
しかし、リエラ・アルフィは自分の意志で作られた者らしくどの神にも知られていない神。いわゆる固有女神らしい。なので能力もあまり知られていない。だが彼女は生を司る神なだけあって、生きる理由・生きる価値・生きる気持ちがない者には死を与えれる能力だそうだ。
と彼女は説明書をまたもや読んでいる。
「だいたい分かった。。だが殺したり、封印したりする理由がないだろう?リエラ・アルフィには。。」
「理由はあるよ。」
彼女は真剣な顔で言った。
「私は身勝手に理由・価値・気持ちがない者を殺めてしまっているから。」
「…」
「そっか。。すまないが俺にはできない。」
「何でよ!?」
「俺にはリエラを裁く権利も理由も無いからだ」
「…くっ…、なら神の命令よ!」
「従いなさい!【私を裁いて】。。」
「…」
「あれ?」
【裁いて!】
「…」
「何で聞かないのよ!?」
彼女は焦っていたが、俺は何となく察しはついている。
「異世界人にも通じると思っていたんだな。」
そう。リエラみたいに固有な神がいるなら、俺だって固有なスキルか人種はあると踏んでいたし。ましてや異世界人なら尚更だ。
「そ、そんな…」
彼女は落ち込み始めた。。彼女の神の権利が俺に効かない以上俺は従うつもりなどない。
「リエラ…そんなに裁いてほしいなら、裁いてやるよ。」
俺はある考えを出した。
「な、何よ………」
「…」
「俺と一緒に旅しないか?」
「は?」
「話を聞いてたの!?私と現在の死神は滅ぼさないといけないのよ!死神は殺戮をし続けているし!私は身勝手に人を殺したり生き返らせたり。人々の恐怖になることをしたのよ!?何で旅なんか!」
彼女は怒り始めた。
「人々に恐怖を与えたのなら、それ以上に幸せを与えていけばいいんだよ。そりゃやったことの罪は消えない。だが、死んで償えばいいってものでもない。だから、俺と旅しないか?異世界旅行的なものをさ♪」
「…あんた馬鹿ね。」
「でも、少しだけ寄り道するのもいいかも。」
彼女は決断したようだ!
「よし!なら旅行開始だ!」
「ちょ、ちょっと待って!貴方いくら神の力が通じないからってそのままだと死ぬわよ!」
「そ、そんなことないって…」
「そんなことある!私の力で何でも1つ能力を授けるわ!どんなのがいい?」
「ん~…なら…時間系能力!」
「それなら、時間停止を授けるわ!」
「やった!(*´ω`*)」
「でも、気をつけてね。神の権利でも、異世界人…固有スキル持ちだったとしても、魔力は普通かもしれないし、魔力が一般より少ない可能性もあるから使いすぎはダメよ!時間停止なんて魔力量がかなりないと使えない代物だし…魔力無しに使うと代償を払わなければならないのよ。」
彼女はまたもや、真剣な顔で言った。
「だ…代償って…?」
「寿命の縮み…よ。。。」