第一章 2話 【異世界と2つの神】
投稿できるときに投稿します!
ほんと、意味のわからない小説になるかもしれません!でも頑張って皆様に見てほしいです!
ご感想頂けると幸いです!(;・ω・)
「ん…?ここは…」
見たことのない草原に、少し遠いところには見たことのない建物、見たことのない木…
「日本…ではないよな…」
俺は少しだけ動じていた。立て続けに予想もしない事が起こると人とはこんなにも焦ってしまうものなのか…その日に両親は消え、見たことのない世界に来てしまう。何ともまぁ、おかしな現象だ。
「とりあえずは、状況把握が先か!…いや、町に向かうか!」
少し焦っていた俺は、周りを確認するのを疎かになっていた。と、その時だった!
またもや視界が真っ白になっていた。
声を出してるはずなのに、自分の声が聞こえてこない、手を振り回しても何も感じない、嗅覚すらも閉ざされている始末。
こんな怖い体験などしたことのない俺は、異常な汗をかいていた。
「ねぇ?あなたもしかして、異世界人?」
後ろから急に声が聞こえてきた。
そこには幼女?らしき、綺麗な女の子が居た。
「ん…? 異世界人? 俺は日本人だが?」
「ニホン人?聞いたことないなぁ…異世界人だよ!やっぱり」
彼女の言葉を考えるに、向こうからしたら俺は異世界人という事らしい。こっちからしても彼女は異世界人…向こうからしても俺は異世界人…結局どっちも異世界人というわけか。
勝手に納得していたら、彼女が急に近づいてきていた!
「ねぇねぇ♪ 貴方の名前は!?」
「…水音果実…だ…」
「ミズネ カジツ…? ぷぷ(笑)可愛らしい名前!貴方じゃなくて、君にしよ!」
名前を聞いたとたんに彼女は、俺を子供扱いしてきた。だから教えたくないんだよな…(´・ω・`)
「ねぇ? 歳は!? 」
「21…」
「え…私より年上…」
いやいや!なんでそんな顔するの?年齢なんかそないに関係ないと思うけどなぁ…。
「まぁいいや!」
と、彼女は言っていきなり立ちだした。
「とりあえず!ミズネ? カジツ君?君は精神が死んだんだよ!(笑)」
「ん…?」
精神が死んだってどゆこと?いきなりよくわからない一言がきて困惑していると、説明書みたいなのを何処からか出してきた。
『この私!
リエラ・アルフィが、精神に異常と判断したら
その方は死ぬのです!』
「は、はい?」
と、返事をするが、意味が分からなかった。説明書になってないし、まず、彼女の判断で死ぬって何で!?そんなことを頭の中で考えていたら彼女はこう言ってきた。。。
「君が【死のうかな】って言ったんじゃないか」
「…」
つい数分前の事を思い出してみる。確かに言ったが…それで殺すって理不尽すぎるだろ。確かに俺なんか生きてても誰も何も思わないし。。。俺自身生きていく価値わかんねぇーし。。。そんな事を心の中で言っていると、彼女はキッパリと言った。
「だから、殺したんだよ。」
改めてきくて、まぁ辛いわな。
「でも、そんな君にはリセットしてもらいたいんだ!」
「リセット??」
「うん!リセット!」
「人生のリセットだね!君は今まで心の底から楽しんだ人生を感じてないよね!」
見破られている。彼女は俺を知っているのか。今までの事を。さっきの事すら知っているのならあり得ることだよな。
「だから君には、新しい世界で!新しい人生を歩んでほしい。」
「そっか…ありがとう。。」
俺は心底嬉しかった。
「でもね…今から行く世界で在るものを倒してほしい。。最悪封印でもいいんだ…」
「ん?魔王的な何かか?」
「私と死神」
「君と死神??」
「死神っているの!?」
「ってか君も!?」
「いるよ…死を司る神」
「そして私は………生を司る神」
「その二人を殺すか封印してほしいの。。」