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へそを隠せ
灰色の空から
光が木の根のように天空から伸びる
轟音が鳴り響く
静かに始まる雨の音色
空に流れる灰色の雲
再び空がひび割れるように光が走る
1 2 3…窓ガラスがびりびりと悲鳴をあげる
雨は強く屋根のドラムを叩いている
胸の鼓動がビートを刻み
不安が意識を支配する
次の光がいつ起こるのか
つぎの音がいつ耳に届くのか
体を不安で強張らせ 光と音の叫演が過ぎていくのをじっと待つ
ゆっくりと雲海を泳ぐ龍が咆哮するが如く
遠ざかっていく雷の声
その声を聞きながら 胸の鼓動がおさまらず
また 鳴るかもしれないと
怯えながら 布団を頭から被る私だった
なんだろう…いまいち、まとまってない感じですかね?
うーん。
まあ、いいか…こういうのも有り…かな。




