表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
旋律の無い歌  作者: 唱伽なみ
18/61

夫婦

あなたが愛しい。


夢の中でも、あなたといたい。


暗い景色に嫌気が差しても、あなたがそばにいて話が出来る、それだけで光が見えるから。


愛を紡ぐのに時間がとても足りなくて、いつももっと一緒にいたいと願う。


寝てる時のしぐさや、寝息までも愛しくて、隣で眠るあなたを見ていた。


時に砕けそうな心を支え、時に挫けそうな心を支えてくれた。

お互いがお互いを差さえあって生きてきた。

今も、昔も、これからも。


いとおしそうな目に映る私は、どんな顔しているの?

あなたと同じだけいとおしそうな目をしてる?

嬉しくて、恥ずかしくて……そして切ない。

不安も不満もお互いにあるけれど…

手を繋いで歩いて行きたい。


抱きしめられると、苦しみも切なさも、全てが溶けてしまう。

唇が触れた場所から、崩れてしまいそう。

あなたに触れて、触れられて、優しさと愛しさと体の境界線が融け合う時間。

これが全てではないけれど、とてもあなたを感じれる大切な時間だから。

愛してると呟いて、繋いだ手をぐっと握った。


私とずっと一緒にいてほしい。


私のそばにずっといてほしい。


愛してる。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ツギクルバナー
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ