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夫婦
あなたが愛しい。
夢の中でも、あなたといたい。
暗い景色に嫌気が差しても、あなたがそばにいて話が出来る、それだけで光が見えるから。
愛を紡ぐのに時間がとても足りなくて、いつももっと一緒にいたいと願う。
寝てる時のしぐさや、寝息までも愛しくて、隣で眠るあなたを見ていた。
時に砕けそうな心を支え、時に挫けそうな心を支えてくれた。
お互いがお互いを差さえあって生きてきた。
今も、昔も、これからも。
いとおしそうな目に映る私は、どんな顔しているの?
あなたと同じだけいとおしそうな目をしてる?
嬉しくて、恥ずかしくて……そして切ない。
不安も不満もお互いにあるけれど…
手を繋いで歩いて行きたい。
抱きしめられると、苦しみも切なさも、全てが溶けてしまう。
唇が触れた場所から、崩れてしまいそう。
あなたに触れて、触れられて、優しさと愛しさと体の境界線が融け合う時間。
これが全てではないけれど、とてもあなたを感じれる大切な時間だから。
愛してると呟いて、繋いだ手をぐっと握った。
私とずっと一緒にいてほしい。
私のそばにずっといてほしい。
愛してる。




