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旋律の無い歌  作者: 唱伽なみ
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川辺

川に映る月の形が水面に揺れて波をうつ


川岸の草々が風に吹かれ揺れる


耳に聞こえるせせらぎがあの日流した笹舟を思い出させる


あなたと共に流した笹舟

 どこに流れて行ったんだろう

  セピア色の思い出の中で笑うあなたと私

 幸せだった日の心のフォト


辺りから聞こえるやわらかい虫の()


川上に浮かぶ淡い光


天に光る星々に憧れるように光っては消える


光の中に見えるあなたの笑顔

 浮かんでは消え浮かんでは消え

  おぼろげに光りそして消える蛍火

 私の切ない想いのように…


あなたに会いに行きたい

 笹舟に乗り蛍火を道標(みちしるべ)にして


せせらぎと虫の()

 背中をおされて走り出す川辺


淡い光の蛍火が応援するように光っていた

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― 新着の感想 ―
[良い点] 私の近くの川を美化して、 想いを重ねて見ました。 どのような人にも、それぞれの想いを重ねれる様な 詩?ポエム?(私には、区別出来ない)ですね とても嬉しく、そして懐かしく 遥かなる昔の若か…
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