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メビウス・クラウン ~あなたに至る為の物語~  作者: 野久保 好乃
――mission 4 王都進出
72/196

27 L'heure à laquelle nous devons partir approche



 得体の知れないものへの恐怖――

 それは、ある日唐突に現れる。

 工作部隊大隊長カルロ・ティルゲルの目の前に広がる光景もまた、忘れて久しいその恐怖を思い起こさせるものだった。


 なだらかな丘。

 苗が植えられたばかりの広大な田畑。

 街へと続く道は大きく、その表面は石畳で覆われている。道の両端には黒灰色の太く硬質な柵が並んでおり、その向こう側には水路と思しき溝が掘られていた。


 管理された荘園だと、見た者は思うだろう。

 だが、そんなはずがない。

 ここはタッデオ地方。王国でも三本の指に入る不毛の荒野地帯だ。雨量の乏しさから土は乾燥し、まともに作物は育たない。

 それに――なによりも、こんな風景が広がっているはずがない。この土地は、『死の黒波』に襲われたのだから。


「……なぁ、何がどうなってるんだ?」


 呆然と立つカルロに声をかける者がいた。

 同じく工作部隊の大隊長を務めるセスト・アンサルディだ。理解できない事態に、馬を駆ってこちら側にまでやって来たのだろう。そうと気づき、カルロはゆるゆると息を吐いた。


「わからん……俺達は夢を見ているのか? それとも、報せが間違っていたのか?」


 カルロ達がここに来たのは、第二王子が下した(めい)のためだった。

 実際の命令は軍団長と副官しか知らないが、彼ら曰く『「死の黒波」が発生した為、他への被害が及ばぬよう状況確認と可能ならば封じ込めを行う』という内容らしい。

 だが、カルロ達は信じていない。

 ――おそらく、命令は歪められているだろう。


 第二王子の為人(ひととなり)を考えれば、「救援に迎え」ぐらい言いそうなものだ。

 だが、今回の歪め方が間違っているとも言い難い。

 『死の黒波』は、人にはどうしようもない大災害だ。発生したが最後、その先にどれほどの地獄が繰り広げられようと、沈静化するまで静観するしか術がない。心情はともかく、現実問題としては団長の判断が正しい。


 しかし、それならば、目の前に広がるこの光景は何だろう。

 王城の壁すらも霞む巨大な長壁を背に、悠々と広がる耕された田畑。

 畑にものを植えたのは最近なのか、離れたこの場所からは何も植わっていないように見える。逆に水路と田畑の間には葦に似た植物が茂り、そよそよと風にあわせて身を揺らしていた。時々キラリと光るものがその中にあるのだが、やはり遠すぎてよく分からない。


「『死の黒波』は、物見も確認していたんだろう……?」

「そう……言われたな。陣地の高倉からも見えたらしい。だが、なぁ、なら、この景色はなんだ? 俺達は、目的地を間違えて行軍したのか? あそこは、ロルカンじゃなく別の街なのか……?」


 小声で話し合うカルロ達の後ろでも、驚愕と困惑が広がっている。ざわざわと落ち着かない兵に、二人は即座に意識を切り替えた。

 動揺しているのは自分達も同じだが、部下をこのままの状態にすることは出来ない。何が起きているのか分からないからこそ、突発事項にも対応できるよう、彼らの心を宥めておかないといけないのだ。

 一縷の望みをかけ投じた自分達のさらに前方――騎馬部隊もまた、愕然と棒立ちになっている。中には不安から馬の制御に苦心している者もいるようだが、先頭の方は流石に泰然と佇んでいた。


「軍団長達は……さすがにまだ動きを決めかねている、か」

「……だが、いずれにせよ街に向かうしかない。状況を確認するにしても、あの街が唯一最大の手がかりだ」


 配下を宥めるために馬首を返しながら、カルロは同僚に小さくこぼした。

 十四で軍人として魔物狩りに参加してから二十年。死を覚悟した回数は両手の指の数では足りない。だが、こんな気味の悪い恐ろしさは、生涯にわたってもわずか一度きりだ。


「……嫌な予感がしやがる。どう見ても普通の長閑な光景だが……こんなに怖いと思ったのは、子供の頃に魔王を見かけて以来だ」

「ああ……」


 頷き、セストも青い顔で答えた。

 彼の言う魔王にはセストも心当たりがあった。もう二十年以上も昔のことだ。だが、あの日の悪夢は今も時折、夢に見る。


「引き返したくてしょうがない……カルロ、俺達はこのまま進んでも大丈夫なのか?」

「同感だ。……だが、仕事だ。引き返すには、抱えた事情が重すぎるわな」


 故郷や王都にいる家族の為にも、命令に背くわけにはいかない。


「何もなけりゃいい……だが、無理だろうな。道中の『不幸』ともども、この地方には、なにか得体の知れないものがついている気がする」






 ロモロ・リッチャレッリは呆然と立ち尽くしていた。

 ややつり目ながら整った顔立ちに、無駄なく鍛えられた体。甲冑姿にも隙は無く、黙って立っていれば威風堂々として見える男だった。ただし、本来の職は騎士ではなく別のものだが。


 三十七歳の若さで第七王国軍団長を務めるも、ロモロはその地位が己の血筋とコネ、策略と暗躍の結果だと理解していた。

 だからこそ、英雄や勇者を目指す気は毛頭ない。

 主である第二王子からは「未曾有の大災害に見舞われているであろうロルカンの民を救え」と命令書を送られたが、現実を見てない夢想家の戯言に付き合う気はなかった。第二王子はお気に入りだが、無駄に命を散らすつもりは無い。

 それでも斥候を放って安全圏を確認しつつ、工作兵達が出せる最大速度で軍を進めたのは、被害の拡大を防ぐためだった。


 人命の為、などと謳うつもりはない。

 何かしらの功績を残さなければ、評価に響くし出世に響く。ついでに部隊全員も給料が下がる。切実な問題なのだ。

 だが、その先に見たこの光景は、何だろうか。


「……夢?」

「いやいやいや! 将軍! 現実!! めっちゃ現実ですってば!! ほら足踏みして! 感触!! ついでに鼻に残る土臭さ!!」

「ンま~イヤザマス泥臭いザマス。なんザマス? お化粧もせず必死に駆けてきて長閑な田園風景とか馬鹿にしてるザマス? 喧嘩売られてるザマス? 誰に?」

「誰にも喧嘩売られてませんて! ついでに化粧(フェイスペイント)はいらんでしょ!!」

「だまらっしゃい! 軍なんてお肌の大敵なんザマス!」

「必用の無い女子力高いな!?」


 いつもの団長と副官のやり取りに、同じく棒立ちになっていた付近の騎士達が力ない笑みと共に正気を取り戻す。

 葬った政敵は数知れず、揶揄と嫌悪と共に『コウモリ』と呼ばれる自分達の団長が、他の団から『変態』と呼ばれている所以が、その言動と化粧にあった。いろんな意味で否定できない。

 そも恰幅の良い妙齢の貴婦人がするなら理解もされるだろう言動も、逞しい青年がやると壮絶な違和感といたたまれなさを醸し出すのだ。せめて言動が副官と逆ならよかったのに。

 ……いや、それもかなりイヤだが。


「いつまでもこうしてても仕方ありませんし、ちゃっちゃと街へ行きましょう! ただでさえ一部の兵士はそりゃあもう腹ペコなんですから!」


 愛らしいと言ってもいい顔立ちの少女が、キリキリと目じりを釣り上げて怒鳴る。

 隣の団長はげんなり顔だ。


「お腹空いてる連中は自業自得ザマァス」

「ぶっちゃけそうですけど、ここで放置しちゃまたどっか襲っちゃうでしょ!? 管理責任能力問われるんですよ! キリキリ動きんしゃい!!」

「あんた最近オカンザマスねェ」


 呆れ顔の団長に、どう見ても二十は年下だろう外見の少女は怒鳴った。


「あんたの副官になったせいでしょ!?」


 誰も否定できなかった。






 第七王国軍は、軍の中でも特殊な位置にいる。

 攻撃力特化の第一から第三王国軍。

 防御力特化の第四から第六王国軍。 

 だが第七王国軍は、工作特化の軍だ。

 攻城兵器の運営、拠点作成。隠密活動に諜報活動。本来各軍の中でそれぞれが担当していたものを一か所に集め、完全に特化させた部隊が彼らだ。その動きは暗部を含めた多岐に渡り、他の軍すら知らない仕事を多く受け持っている。

 だが、周囲の評価は低い。


「……ちくしょう……なんだよこりゃあ……」


 動き出した王国軍の中、土に塗れた兵士が毒づいた。

 それに触発されたように次々に声があがる。


「化け物なんていねぇじゃねぇか!」

「……まったくだ……なんで俺達こんなところまで来なきゃならなかったんだ?」

「ちくしょうが……! 腹が減って力も出ねぇ……」

「……王子の権力争いに巻き込まれるのはこりごりだ……」


 動きと同時に髪についていた乾いた泥がこぼれ落ち、それが目に入った何人かが舌打ちした。


「なにが『死の黒波』だ……おおかた、ただの大妖蟻(ジャイアント・アント)を見間違えたんだろ」

「違いねぇ」

「クソが……食い物も酒も女も無いなんて、こんな辺境滅んでりゃよかったんだ」

「あの村の略奪だって、俺達は軍の為にやったっていうのに、なんだあの団長ら。食い物の大事さも知らねぇで……」

「娘っこの一人もいねぇなら食い物ぐらい貰ったってバチあたりゃしねぇだろうに」

王国(てめぇら)だって俺らの村から食糧ぶんどってるくせによ……」


 こぼれる愚痴は止まらない。

 時折工作兵や見回りの騎士達がチラリと一瞥していくが、処置無しと言わんばかりの目をするだけで注意はしない。

 奇妙な区切りがそこにあった。

 冷ややかな目を向けられる一角――歩兵隊のうち、二部隊にまたがる三十七人。彼らは一様に一際泥だらけだった。泥で膝や体の片側を汚している者は他にもいるが、全身が乾いた泥にまみれ、荷物すらも失っているのはその三十七人だけなのだ。まるで何かの目印のように。


 彼らは昨日、豪雨の中で鉄砲水に流された。だがそれに同情する者はいない。

 その彼らが数日前、道中の村で略奪を働いたせいだ。制止の前に被害は出ており、旅の商隊が偶然(・・)通りかからなければ重大な被害となっていただろう。第二王子の名を掲げる軍にあって、あってはならない事態だった。


 時ならぬ豪雨と鉄砲水は天罰だと、そう嘯く者もいる。

 誰も本気でそう思っているわけではないが、時期と被害が皮肉にも一致しすぎていた。

 もっとも、団長は険しい顔をしていたし、一部の騎士と工作兵も盛大に首を傾げてはいたが。


「……なにが『死の黒波』だ」

「あの街のせいだ……」

「だいたい、七軍になんて配属されたくなかったんだ」

「軍のお道具部隊のくせに……」


 悪口雑言は続く。

 重い足を引きずるように歩きながら。

 ただ列をなして、命じられるままに街へと道を行く。


 その姿を、畑の案山子がじっと見ていた。






 王国軍がやってきた。

 その一報を受けて、俺はまず街壁の上から【遠視】の魔法で状況を確認した。

 報告通り、騎兵の数よりも歩兵の数が圧倒的に多い軍隊だ。

 大きな背荷物の兵が工作兵か。

 騎兵は先頭に三百ほど。他は歩兵や工作兵を監視するように十人ほどの部隊で散っていて、最後尾らしきあたりにも百人ほどいる。

 ……変わった編成だな……?


『軍内部でも色々あンだろ』


 黒歴史さん(ディン)が心底どうでもよさそうに言う。もう一人の俺のくせに、頭脳(セルヴォー)を担当してはくれないようだ。


『オレだって知らない事はあンだよ。お前の目を通してない「現状」なんて知るかよ』


 それもそうだな。


『それよりも、予想より遅かったことのほうが気になるな。行軍速度を考えりゃ、昨日のうちに着いててもおかしくなかった、っつーのに』


 歩兵が多いからじゃないのか?

 ラ・メールの『天罰』で豪雨に見舞われただろうし、予告通り鉄砲水をくらったなら、疲労もたまってるだろうしな。


『肉の身体をもってると疲労度がネックだな』


 どうもディンは肉体疲労について認識が欠けているらしい。主人格()が肉体を牛耳ってるからだろうか?

 軍の到着が半日から一日ズレたのは、おそらく彼らが『天罰』後に一度休憩をとったか何かしたためだろう。

 輜重隊らしき荷馬はいるが、糧食を積んである荷馬車が無いってことは、一旦全部流され、休憩をとる傍ら荷馬だけでも集めたということだ。

 ラ・メール達は流した荷を全て被害にあった村に持っていく予定だった。軍の中に、素早く動いた何者かがいたということだな。

 ――と、なれば、その相手を探っておくべきなのだが……


『【全眼(アヴィ・ディクスペア)】を使うなら、条件絞れよ?』


 おぅふ。ディンから即座に待ったがかかったよ。

 というか、条件を絞る?


『情報過多で脳死しかけただろうが。二度も自爆すんなよ。条件設定さえすれば、こっちで実行する。――今回の場合なら、知能や技能で条件を絞れば対象を選べれるだろ。【時渡(エクセリクシ)】で能力底上げしてても、脳の容量は増えねェんだ。オレと二人がかりでやっても、あの数は処理しきれねェよ。【神眼(ディヴァィナ)】でおおよその見当をつけて実行すりゃあ、なんとかなるだろ』


 そういうものなのか……


『言っとくが、おまえが化け物の「忠告」を無視して魔王や死神に実行したときも、実際にはヤバかったんだからな? 好奇心のままに実行すんのやめろよ。おまえを死なさない為にオレがいるとはいえ、オレがカバーできる「一回」は脳死回避で消えたんだ。同化したオレじゃ運命回避はもう出来ない。おまえはもうちょっと用心深く生きろ。……絶対、今の肉体年齢に精神年齢が引きずられてるだろおまえ……』


 なんかくどくどと文句を言われた。

 意味不明な単語が並んでいたが、どうやらもう一人の俺は俺の動きにヒヤヒヤしていたようだ。俺の生存本能さんと仮名しよう。


『……おまえ自身の生存本能の無さにはビックリだわ……』


 失敬な。

 俺ほど生存本能の高い男はいないとも。なにしろ生まれ直してからこっち、生き残るためだけに必死になっているんだからな!


『……』


 ヤだ。もう一人の俺がひしひしと俺のココロにプレッシャーかけてきちゃう。

 なんなの? 反抗期なの? 爆誕数日で早くない?

 だが、そんなことより前に【全眼(アヴィ・ディクスペア)】だ。

 視界の向こう側に見えていた騎馬がずんずん近づいている。そろそろ門前にジルベルト達も集結しだしたことだろう。俺も遅れずに合流しないといけないからな。


『……』


 相変わらずもの言いたげなプレッシャーを放つディンをおいて、俺は意識を集中させる。

 ――判断力――影響度――実行力――試算する――能力値――命令伝達力――必要なその力を。

 目を一度瞑り、開いた。


 範囲――視界全域の人型種

 効果――INT30以上or【兵法】or【軍学】or【兵学】所持


 脳裏に条件を思い浮かべた途端、一気に頭の中に情報が入ってきた。


「ぅわ」


 膨大な情報に眩暈がする。だが、かつてのような激痛は無い。

 そして――


「……意外と、いるな」

『なかなか優秀じゃねーか。工作兵つーか、魔導士クラスまでいやがるな。――つーか、一人、あほみたいにレベル高ェぞ』

「いきなり大当たりだな……」


 めぼしい情報を拾い出し、まだ眩む頭を軽く振る。

 ポムがオンオフに気をつけろと再三言っていたが、やっぱりこの能力は使い勝手が悪い。たんに俺が慣れていないだけとも言えるだろうが……


『ま、そこらへんは追々(おいおい)な。おまえが慣れるまでこっちで担当する。そのうち自然に体が覚えるだろ』


 お、おう。なにか初めて別人格(ディン)の存在に有難みを感じたよ。分担作業っていいな。

 ……そういや、ポムから一人で抱え込みすぎだと口酸っぱく言われていたか……俺ももう少し、他に任せることを覚えないといけないのだろうか。いや、レイノルドや父様達に変異種(ヴァリアント)討伐を託してるから、全く託してないわけじゃないんだが。


『ロルカンも、もう託しても大丈夫だろ?』


 ディンが何気なくそう告げる。

 ……そうだな。この後始末(・・・)が終わったら、もう任せてしまって大丈夫だろう。俺達(・・)はもうここに必要無い。

 ただ、少しばかり気になることは残っているが。


そのステージ(・・・・・・)は、ロルカン(ここ)じゃねェだろーけどな』

「……そうだな」


 俺は近づいて来る騎兵を見る。

 先頭に立つのは、【全眼(アヴィ・ディクスペア)】で視た中で、一人だけ異様に水準段階(レベル)が高かった男だ。

 名はロモロ・リッチャレッリ。第七王国軍軍団長にして、大司祭(・・・)級の神性魔法を使う大魔導士。別名が『アメティスタ卿』。


 ふと視線を感じて壁の下を見ると、ジルベルトと支部長が俺を見上げていた。

 すぐ近くにはポムとロベルトもいる。

 なんとなく口元が笑みの形になるのを感じた。

 理由は分からない。ただ、嬉しかった。


「――さて、行くか」

『おう』


 自分と会話する奇妙な感覚に苦笑しつつ、目立ちすぎぬよう階段へと向かう。

 一瞬だけ、視線を投じるのはアヴァンツァーレ家の屋敷。そこに残してきているリベリオと、従者。――そして、商人達。


 次の舞台への切符は、全て出揃っていた。






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