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第四話 対話型の友達

携帯電話の音がなると同時にスマホから『……朝6時になりました、おはようございます……』と二種類の目覚ましに起こされた。

(!?)

(そうだった兄さんから借りたんだよねスマホ…まさか目覚まし設定してあったとは…)

昨日、久しぶりに祝が帰ってきてゲーム制作途中のデバックを頼まれてスマホを渡されたのだった。

(おはよう、ミラ)

『……おはようございます、佑さん……』

(早いけど仕事に行かないと行けないんだよ)

『……分かりました、気をつけて行ってらっしゃい……』

(ありがとう、行ってきます、スマホ持ってくんだけどな…)

呟きながら、服を着替え一階に降りていく

(母さんちょっと早いけど仕事に行ってくるからね)

『……』

(母さん?いないの?)

台所にいないのか確認しにいくとテーブルの上に置き手紙が置いてあり『ミラちゃんの事で久しぶりに会社に行ってくるから、佑も気をつけて行ってらっしゃい』と書いてあった。

(そうか、ミラに景色を見せるためにアプリ開発するっていってたっけ)

置き手紙をみてから、玄関に向かい外に出てドアに鍵をかける

(歩きで向かうか、ミラとも話せるしね)

スマホを手に持ちアプリを起動せた。

(ミラ、さっきも挨拶したけど、おはよう)

『……おはようございます、どうしましたか?……』

(?)

(仕事に行く途中でいつもは自転車で通ってるんだけど、今日は歩きで向かってるんだよ)

(ミラとも話せるかなって)

『……私も話せてうれしいです……』

(ミラは兄さんに作られたんだよね?)

(ゲームのキャラクターでいいんだよね?)

『……はい、最初の段階では、デバック用に作る予定でしたが、祝が私を話せるようにしてくれました……』

(本当に凄いな、ミラは兄さんの事なんで祝って呼ぶの?)

『……それは、祝がそ呼んでほしいと……』

(兄さんらしいか、僕も佑でいいよさんって呼ばれるの恥ずかしい。)

『……分かりました、佑よろしくお願いします……』

(うん、これからもよろしくね)

ミラと会話をしていると何やら大勢の人達があつまって騒いでいた。

市民[停まれって、何で勝手に動き出したんだよ]

市民[サイバー班に連絡しないと]

市民[誰か助けてくれ]

佑がそこに行ってみると、命令に動いているロボットが暴走していた。

(!?)

(これって、父さんがいってた…)

佑は研二に言われたことを思い出していた。

『行動がおかしくなったらどんなときでも緊急停止させるんだぞ』

(何かみたのか?)

(危ないから離れてください今から停めますので)

佑は暴走しているロボットの足を掴み倒した。

(緊急停止ボタンが同じなら胸奥にあるはず、)

(停まってくれよ)

佑は右手を熊手にしおもいっきりぶん殴った

『……緊急停止ボタンが押されました、これにより停止します……』

(痛い、父さんに教わった通りだった)

市民[ありがとう、凄いじゃないか]

市民[君、本当にありがとう]

市民[今サイバー班が来るみたいだからって、えっ

、停まってるじゃないの]

(皆さん怪我はありませんでしたか?)

佑は右手を痛そうに市民の人達に気遣った。

市民[君こそ痛そうにしてるじゃないか、見せてみて]

(ありがとうございます…)

市民[君体細いのに筋肉が凄いね何かしてるとか?]

(いや、何もしていないですけど…仕事のせいかもしれません)

市民[そうか、本当に助かったよ]

すると、サイレンの音がなりどうやらサイバー班が到着したみたいだった。

『皆さん危ないので下がってください』

大柄な男性が車内放送で警告していると、不思議そうな顔で車から降りた。

『停まってるだと!?』

市民[すみません、もう安全みたいです…]

(すいません勝手なことをしてしまい)

『君が緊急停止させたのか?』

『危ないじゃないか……佑…か?』

大柄な男性は佑の事を知っているみたいだった。

(?)

(はい、どなたでしょうか?)

『昔に君のお父さんと色々な事があってね』

(父さんの知り合いだったんですね、でも本当にごめんなさい)

『いいんだよ、停めかたを知ってる人がいてくれて助かったよ』

『ロボットを車に載せるからね、後の事は俺たちにまかせなよ』

そう言って車に載せ帰っていった。

大勢の人達はその場を離れていき、佑も職場えとむかった。

(何をみたんだ?)

(前に、自転車置き場で何かしてた人がいたな)

(関係があるのか?)

一人で呟いていると、また何やらスマホで背景を写している人がいた。

(気になるな、聞いてみるか…)

(すみません、あの何してるんですか?)

〔?〕

〔スマホ持ってるくせに知らないんですかアプリの事〕

〔3日前ぐらいにリリースしたゲームなんですが〕

(内容がわからないってやつだよね?)

〔確かに前は内容、目的が分からなかったんですが最近になってマルチ型ゲーム制作だとわかったんですよ〕

(マルチ用ゲーム…アプリを持っている人たちでゲームを作るってこと?)

〔そうみたいですね、でも面白いですよ、今、撮影したものなんですが。〕

ぽっちゃりな男性が撮影した画面を見せてくれた。

(!?)

(なんか、取った物とは思えないほど精密に描写されてる)

〔これが、ゲームの背景とかになるみたいなんですよね〕

(ありがとう、教えてくれて)

話し終えると佑は歩いて元のところに戻っていった。

(危ないんじゃないかなそれ)

(確かにみんなで作るゲームがあったら面白いんだろうけど、実際の写真で作るなんて)

また一人事をいっていると、いつの間にか職場についていた。

(普通に歩くのと何か集中してるときの時間は早く感じるな)

(よし、今日も頑張ろう)

いつものように従業員入り口から入り受付ロボットにスケジュール確認をする

(おはようございます、今日スケジュールは何ですか?)

『……おはようございます、矢坂 佑さん今日のスケジュールは……三滝(みたき)幹治(かんじ)さんです……』

『……怪我をさせないよう、しないように気をつけて

ください……』

(ありがとうね)

(三滝さんか、あの人怒りっぽいんだよね、行動には気をつけないと…)

自分のロッカーに荷物をいれ作業着を着て端末を持ちメインロビーへとむかう。

(えっと、三滝さんの部屋…あった010号室だね)

端末を観て010号室に向かう途中、味崎とあった。

(味崎ちゃんおはようございます、嬉しそうなかおしてどうしたの?)

「美玲おばあちゃんにプレゼント持ってきたんだ,、前に元気がないって話したじゃないそれで犬のロボットかってあげたんだよね」

(喜ぶよ、話せるんだよねその子?)

「うん、日常会話ぐらいだけどね、話し相手がいないと寂しいんだって言ってたからね」

(本当に味崎も美玲おばあちゃんが好きなんだね)

「うん、佑くんみたいになりたくてさ、仕事頑張ってね」

(うん、がんばるよ)

「コラ、仕事中だろうがなに話してんだよ」

010号室から怒鳴り声がした。

(すいませんでした、これから担当になります矢坂 佑と言います、よろしくおねがいします。)

「まったく、んで予定は」

(えっと、これから朝食で、その後は)

話をしようとしたら、「もういいよ君のスケジュールにあわせるよ」と怒られてしまった。

(いまから、食堂にいきますね)

佑が三滝に松葉づえを渡そうとしたら、「自分でとるからいい」といってまた怒られてしまった。

(すいませんでした。)

部屋を出て廊下に出ようとしたら、三滝がよろけて転びそうになってしまい佑は急いで助けに入った。

(危ない、大丈夫ですか?怪我はありませんか?)

「助けなんか…わるかった、ありがとう」

(?)

どうしたのか急に態度が変わったかのようにあやまってきた。

「右手…大丈夫なのか?」

(右手?)

ここに来る途中で暴走したロボットを停止させた時に

痣ができていたのだ。

(本当だ物凄い痣になってるじゃん)

「ふっ、今まで築かないとは痛み感じないのかね君はそれに慌てて私を助けるなんてな」

鼻で笑わた。

(自分よりここの人達が大切なので、痛みなんか忘れてました)

「いいこと言うね、すこし気に入ったよ」

(ありがとうございます、歩けますか?よかったら僕に体預けてもらっても)

「そうさせてもらうよ」

三滝の右手うでを佑の肩に乗せて食堂にと行った。

三滝を食堂の椅子にすわらせると、佑はメニュー何にしますかと聞いた。

(三滝さん何にしましょうか?)

「ハンバーグ定食にしようかな」

(僕も好きなんですよねハンバーグ定食)

(待っててくださいね今頼んできますので)

「?そこに端末があるだろ?」

(苦手なんで操作が…)

「変わった子だな」

受付カウンターに行こうとしたら三滝が佑を停めた。

「頼んであげるからいいよ、君は何にがいい?」

(ありがとうございます、同じもので…)

「ハンバーグ定食だな」

三滝が端末を持ち操作をした。

「君はあれだな昔の人みたいだな」

(よく言われます、お爺ちゃんみたいだねって)

「お爺ちゃんは失礼だな、君は今どきの子とは違う」

(今どきの子ですか)

「今どきの子は礼儀知らずで自分だけがよけりゃあいいって人が多いからな」

(確かに、昔と比べれば好き勝手な人達がおおいかもですけど、中にはいい人もいますよ)

「なかなか君みたいな性格の子はいないよ」

話しているうちに店員用ロボットが食事をもってきた。

「うまそうだな、いただきます」

(いただきます)

食事の時間は静に進み、食べ終えると部屋に戻った。

「ありがとう、肩貸してくれて」

(いえいえ、こちらこそ右手の心配ありがとうございます

)

緊張していた事を忘れたかのように打ち解けていった。

(テレビでも着けますか?)

「いいよ、みようか」

〔今日、6時30分ごろにロボットが暴れだす事件がありました、サイバー班によりますと何故このようなことがおこったのはいまだに分からないとのことです〕

「機械と共存してるからそうなる」

(三滝さんはロボット嫌いなんですか?)

「何でも機械にやらせるから」

(でも、この施設でもロボットはいますしこの子達は絶対に暴走はしません)

「しないだと、分からないじゃないか、現にニュースで暴走したじゃないか」

(それは……)

「ごめんな、いいすぎてしまったよ」

(……)

三滝の過去に何が会ったのか分からないが機械に恐れている感じがした。

「人の仕事をロボットに奪われるのわまちがってるんだよ」

「私は反対だ」

(確かに僕たちが生きていくには働いてお金をかせがないといけないけど、それは、その……)

良いことを言おうとしたら話がでてこなくなってしまった。

(ごめんなさい…)

「……」

時間が来てしまい気まずい雰囲気で二人は部屋をでた。

(三滝さん待合室で待っててくださいね)

「うん…」

気まずそうに会話をしながら佑は受付のところにむかう。

(すいません、外出許可をお願いします)

『……かしこまりました、社員登録番号025番、矢坂 佑さんど、部屋番号010号室、三滝 幹治さんですね、お気をつけていってらっしゃいませ……』

待合室に三滝を迎えに行く。

(三滝さん歩きに行きますよ)

「わかった」

二人は施設入り口に向かいそして公園へと向かう。

(日差しがきついですね、三滝さん大丈夫ですか?)

「確かに暑い、君も大丈夫か?」

(もう少ししたら自販機がありますので飲み物買いますね)

「ありがとう、ここの公園は桜がきれいなんだよ」

春頃になるとこの公園全体が桜で満開になりカップルや家族達がお花見するこうけいが見れる。

(今は蕾程度ですね、スケジュールが合えば一緒にお花見しますか?)

「いいじゃないか、約束だぞ」

さっきの気まずさは無かったかのように会話が成り立つ

(着きましたね、何にします?)

「お茶ににしよう」

(お茶ですね、僕は…)

「結局私と同じものにしたな」

(僕は一人だけ違うものってわけにも)

「ここの公園で一番人気な所って何処だともう?」

(一番人気な所ですか…、池とかですか、綺麗だし夏になると水遊びできるし…)

「それもあるんだがここの名物は何といってもあそこに見える墱なんだよ」

(本当だ墱が見えますね、知らなかったよ)

(入れないのかと思いました)

「行ってみるか?」

(もちろん、行ってみたいです)

三滝は嬉しそうな表情で佑の手を引き墱まで歩いた

(三滝さん転ばないでくださいよ、嬉しそうにして)

「着いたぞ、ここが一番の所だ」

(本当だ)

施設に張り付けてあるプレートには高さ21m、七階建で屋上には望遠鏡が設置されていると書いてあった。

(凄いですね、行きましょう)

「中にエレベーターがあるからそれで屋上に行こう」

施設入り口に入るとまずこの公園のグッズが販売されていた。

(お店もあるんですね、そうゆうことは、営業時間があるの?)

「もちろん、朝5時から夜8時まで」

(無料だと思ってました)

すると、店員さんが来て前のことをはなしてくれた。

〔この店は夕方六時に閉めてそれから墱だけが営業時間がなかったんだよ、警備ロボットを壊す人がいたからね〕

「店の横にエレベーターがあるからのろう」

佑は三滝と屋上に上がった。

(公園全体と建物が見える、空中高速道路がありますね、地上から見ると車が浮いて見えてたのは空中に道路があったからか…)

施設に通う途中気にしていたことがやっとわかった。

〔君は…佑はデジタル免許持ってないのか?〕

(ありますけど、車には乗らなくて…父さんが乗ってるやつが特殊手動操縦(マニュアル)しかなくて…)

(教習所では特殊手動運転の事は扱わなくなったみたいで)

〔なるほどね〕

二人は辺りを見回しながらはなしていた。

すると、佑がエレベーター付近に望遠鏡があるのに気がつくと、覗きにいった。

(街の人達とロボットの顔がはっきり見えますね)

(父さんの会社は、普通に観たときは小さかったけど、今観たらでかそうだな)

心の声で呟きながら望遠鏡を会社に向けた。

(TWINtechnologyの文字とロゴがはっきり見え、普通に働いている人達までもが見えた)

(こんなにはっきり見えるんですね、面白いです)

〔よかったよ喜んでもらえて、友達とも来ればいいよ〕

(…いればいいんですけどね)



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