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3話目

この物語はフィクションです。似てる名称や施設が出てきてもそれはきっと偶然でしょう…

VC(ボイスチャットやインターネットを介してするチャットや会話については『』を使用していきたいと思います。よろしくお願いします。

ティロン♪


渚『おっす』

?『おす』

?『ばんわー』

?『おー使者来たかー』


その時いたメンバーは3人だったがとりあえず参加して挨拶しといた。

ちなみに【使者】は俺の名前だ本名の渚を分解してつけた名前だ。


みんなよくあると思うがVCのオンラインオフラインメンバーは数十人単位でいるが同時にオンラインになったり一緒に会話するのはその中でも数人みたいな感じだ。代わる代わる皆が好きな時にVCルームに入ってきては抜けていく。


?『そういえばスキルがどうのこうの言ってなかったか?』

そう言って渚が話を切り出す前に話し出したのは大体いつも一緒にゲームをやってる 【らっしー】だ


渚『そうなんだよ、朝起きたら鑑定スキルとかいうの手に入れててさ、最近小説とかでも流行ってるじゃんスキルがどうのとか無双系がどうのって。あれの世界に行ったのかと思ったわ。』

笑いながら返事をすると


?『今日学生たちに軽く話振ってみたけど変な目で見られたわ責任とれよ。』

?『草。そりゃそうでしょ、使者が変なんだって。』

この二人は話し出した方から【エイラ】その後反応したのが【ピラフ君】だ


皆ある程度はリアルの事について話したりしてる仲だ。


らっしー『んで、その鑑定スキルとかいうのどんな感じで使えんの?よくある名前が見えるとかそういうやつか?』


渚『そうだなーまだゲーム画面は起動中だから見てないけどリアルだと名前とか性別とか状態とか?あ、後一番デカそうなのが真贋判定ができるようになってるっぽいわ。』

そういうと全員揃いも揃って

『それガチなら凄くね?』『そマ?』『男の娘かどうか判断出来るのか…いいな。』

一人変な奴がいたがまぁほっとこう


渚『ガチよガチ。ゲーム起動したし鑑定してみるわ!なんだこれ前が見えねぇよ!』

ゲームを起動した渚のPCモニターには様々な情報がビッシリと埋め尽くされていて自分のキャラクターを見る事も出来ない状態だった。

よくこいつらと一緒にやってるゲームはいわゆるMMORPGといわれる類の物なのだがまずログインすると画面には今オンラインしているプレイヤーやアイテムショップ、ガチャガチャやメールボックス、インベントリなど様々な物が表示される。

それ一つ一つに説明文であったり内容物などが表示されるので今まで現実世界で一つ一つ鑑定物が大きく、視界に入ってくる量も少なかったのでステータス画面を小さくしていたのだがそれに鑑定結果を収めようとしたためミッチミチに鑑定画面が詰まっていたのだ。


渚『ちょ…ちょっと待っててくれ。画面整理するわ。今までタブレットくらいの画面で鑑定結果表示してたんだけどログインしたらメールとかプレイヤーとかの鑑定結果がミチミチに被って表示されてて俺のキャラが見えねーわ。』

そう言っていらない鑑定結果をガンガン非表示にしていく。

(メールボックスの中身とインベントリは非表示で他のプレイヤーの装備状態とかもいらないし…プレイヤーの中身の性別?そんなの見れるようになったのか、まぁこんだけ大量に鑑定したら1レベル位は上がってもおかしくないか…

VCでは連中が何かしら言ってるけどそれは後回しだ。無視無視。…おっこれは面白そうだから残してみるか)


渚『なぁこのゲームのガチャについての確立とかプレイヤーの中の性別について鑑定結果表示されるようになったぞお前ら。』


らっしー『確率って別に運営側が表示してただろ。あの鬼確率、0.15%が並んでたりするやつ。』


エイラ『確率より中の性別見れるのやばない?ネカマ出来ねーじゃんそもそも最近してるやつがいるのか知らないけど。』


渚『いやまぁお前らもアバター女だしな…それより確立なんだけどさ0.15%ってあるけど実際0.12%らしいぞこれ。』


ピラフ君『めっちゃ地味な詐欺で草。しかもそれ使者にしか見れないじゃん。』


渚『それもそうだな…うーん。じゃあ適当な装備に重ね着して俺の目の前に立ってよ。それ鑑定して細かい数字まで出してみるから。』


らっしー『ログアウトした場所同じだったしすぐ行けるわちょっと待っとけ。』


…数分後

らっしー『どやこの変態装備!重ね着の下分かるか?まぁクリックしたら重ね着の下は最初に表示されるから見れたとしても性能に対しては別窓クリックしないといけないからクリック回数は1回までで言ってみ?』

そう言って目の前に立ったのは頭はアヒルの格好だが体は裸だし手足は犬の格好をした変態アバターだ。

渚『信じてないなお前、まぁクリックなしで全部言ったるわ。頭はピヨピヨシリーズの3期バージョンで体はボディシリーズ2で・・・・・・』

と全身一通り言ってみたんだが俺は書いてあることを読むだけだが、らっしーは聞いた数字を当て嵌めないといけないので何度か聞きなおされた。


らっしー『わぉ。すげーな全部一致してるし何なら俺しか見れない修理が必要になるまでの数値も合ってるじゃん。』


ピラフ君『やばすぎー。じゃあ俺の装備は?』

エイラ『ついでに俺も鑑定してみ?』

似たり寄ったりの変態装備で2人も現れたので同じように鑑定してみた。

まぁ二人もらっしーと同じような反応だ。


らっしー『別のゲームでもそのスキルどれくらい使えるか検証してみようぜ』


それからバトルロイヤル、他のMMORPG、スポーツゲームに育成ゲームなど検証してたら24時を過ぎていたのであった…。

一発本番で書いてるんですけどこれくらい書いてるとゲームしてる時に比べて手首がすごい痛くなりますね。肩とか大変です。

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