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24 閑話「なぜ、ミルク持ってたの?」

○ 閑話「なぜ、ミルク持ってたの?」


「「「なぜ、あの時、ミルク持ってたの?」」」


 飛空船セントエレメントのリビングでくつろいでいると、アリス、イリス、エミリーが、アベルに聞いた。


 3人をスラムから助けだした時、カレラ、オードリー、ウェンディに、ミルクをあげたことだろう。


「ああ、お前らがセインと王城に行くって決まった時から、こうなることが分かっていたから、準備していたんだよ」


 まさかセインが、アリス達を殺そうとするとは、予想してなかったけどな、と付け足した。


「どうせ、セインに捨てられて、身も心もボロボロになって、子供つきで帰って来るだろうって思ってたから、準備してたんだよ」


 そう言ってから、そこで目をそらし、ぽつりと言った。


「そして、俺が、お前らと子供達を、一生、面倒見るつもりだった」


 アリス達は、呆然として聞いた。


「「「どうして、そこまで、してくれるつもりだったの?」」」


 少しだけ躊躇して、やがて、アベルは観念してこたえた。


「俺は、お前らのことが、よっぽど好きだったんだなって、今なら分かるよ」


 アリスが…イリス、エミリーが、優しい幸せな微笑みを浮かべて言った。


「「「うん。あたし達も、アベルが好き。今は、もう、誰よりも」」」

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