表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
21/327

21 閑話 野良犬ノーラ

 カレラ達が幼い頃の話です。

○ 野良犬ノーラ


 飛空船セントエレメントでメイドの修行をしている、ひとりの少女がいた。

 犬の獣人の女の子で、拙い手付きで掃除に勤しんでいた。


「「「ノーラおねえちゃーん!」」」


 そこに、主人の娘達である、幼女カレラ、オードリー、ウェンディが駆けてくる。

 3人は満面に笑顔を浮かべて、ノーラに飛び付き、せがむ。


「「「ノーラおねえちゃん、遊んで!」」」


 ノーラが困った顔で、ノーラの世話係であるメイド長を見る。

 メイド長は、ため息を吐いて、言った。


「仕方ありませんね。お嬢様方のご命令には逆らえません」


 ノーラは、笑顔になり、頭を下げた。


「ありがとうございます…おかあさま」


「仕事中は、メイド長と呼びなさい」


 厳しい口調でメイド長が嗜める。しかし、その口元は、緩んでいた。


「はい! メイド長」


 礼をして、3人を連れて、遊びに向かう。


 その背中を、温かな瞳で、メイド長は、見つめているのだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ