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2012年J1順位予想

 先週「J1は来週に」とか言ってしまったからこんなものを書いたが正直いまいちしっくり来ないので書くんじゃなかったと後悔している。相変わらず直感的な予想という名の妄想をしてみたが、J2よりも悩むところが多かった。なおシーズンが終わったら答え合わせをする予定。




3月10日時点における私的J1順位予想

1位 名古屋

2位 柏

3位 G大阪

4位 鹿島

5位 浦和

6位 清水

7位 神戸

8位 広島

9位 横浜M

10位 C大阪

11位 川崎

12位 東京

13位 大宮

14位 仙台

15位 鳥栖

16位 磐田

17位 新潟

18位 札幌




 全体的な状況をまず語ると、去年はJ2から昇格したばかりの柏が優勝という恐ろしい結果になってしまった。まさに予想だにしない展開というか、こんな事が毎度毎度起こったらたまらない。まあスペインとかスコットランドみたいに固定化されているよりましだが、その分予想はやっかいになる。外れる事承知でチャレンジしていくがさすがに無謀と言える。


 とりあえず1位に推したのは名古屋。ここはあらゆる点においてマイナスが少ない。選手層は厚い上に今年もしっかり補強したし、ストイコビッチ監督も5年目と安泰だし、計算できる中堅ベテランが多いので大崩れはしないだろうと考えて一番上に置いた。昔みたいに戦力の割に中位という事もないだろうし、ここは当分大丈夫。


 去年の優勝チームである柏は2位に予想した。他からのマークはそれまでよりきつくなるしACLも加わり体力的にもタフな戦いが要求されるので、やすやすと連覇とはいかないだろう。ただネルシーニョ監督がいるしブラジル人も優秀だし、彼らがいる限りあまり酷い順位にはなるまい。


 長期政権を築いた西野監督が去年限りで退任したガンバ大阪は3位予想。新監督は呂比須と思いきやライセンスがどうとかいう話でボツになって仕方なくマフィアを連れてきたというゴタゴタを演じたフロントには不安があるが、もし監督が能力的にマイナスとなっても遠藤ら選手たちでどうにかするだろうし、ここも1桁順位待ったなし。4位予想は強さがアイデンティティとなっている鹿島。ここも生え抜き中心にチームの背骨がしっかりしている上に有力な若手も多く入団しており、当分は大丈夫だろう。この辺までは優勝も大いに狙える。


 去年散々恥を晒した浦和。J屈指の資金力と観客動員を誇りながら残留争いに巻き込まれるという展開は読めなかった。フロントはゴタゴタした挙句GMも監督も解任するし、選手のほうも同僚に蹴りかかって怪我させるという馬鹿をやらかすし、まったく散々な1年だった。そういえば監督探しでももたついていたが、もう膿を出し切る作業は十分ではないか。


 去年は15位に終わったが、普通にやればそんな情けない順位になるはずがないチーム。資金力を駆使して代表選手の補強ができたのは単純にプラス。そして何より監督だ。本物のペトロヴィッチは一度広島を降格させているが、さすがに学んでいるだろうしそうそうヘマはやらかすまい。それに去年と違って監督に理論がある。順位はまず浮上するがそれがどのくらいになるかは不明。


 6位は今となっては選手名鑑限定の存在となってしまったユングベリの笑顔が虚しい清水。去年のシーズン最終戦でついに沈黙を破ってゴールを決めた幻のストライカー伊藤翔に注目。7位は大型補強を決めた神戸。元々所属していたクラブでは何となく微妙になってきたかなという選手もいることだし、加入選手の奮闘に期待と言うより新しい血を加える事によってそれまで神戸に所属していた特に若手選手が触発されてどれだけ伸びるかが重要。


 8位は広島。新人の森保監督の手腕は未知数な上に李が移籍したのでかなり下位、場合によっては降格も予想されているがそこまで悲観的な状況とは思えない。佐藤寿人や森崎兄弟のような心得た選手が多いので大崩れはしないのでは。ただそろそろ若手の台頭がないと将来的にはどうなるか。ユースの野津田がいいらしいが、まだ上では試合に出てすらいないし何とも言えない。予想スタメンを考えているときに「旧態依然」という言葉が浮かんだ事を正直に告白しておく。


 9位は横浜マリノス。木村前監督が電撃的に更迭されて樋口監督が就任したが、最新の実績がJ2で16位の人物に任せて本当に大丈夫なのか。ただここも選手がどうにかしてくれるだろう。10位はセレッソ大阪。夏場に清武あたりが移籍離脱とかいかにもありそうだがそれを埋めるのは2年半ぶりの帰還を果たしたジニアスに他ならない。ここも監督が変わってどうなる事やら。外れだとチームの気質からしてJ2へ直滑降の線も。


 11位は川崎。去年の2桁順位はなぜかしっくり来ていた。ブラジル人トリオ補強とかロマンがあるが、それだけ当たり外れの計算がしにくくなったとも言える。こいつらが当たればそれはもう上位になるが、外れるとまずい。FC東京は戦力的にもっと上でも不思議ではない。ここ数年はJ2で強かったクラブはJ1でも活躍というルートが確立されているし、ここもそれに乗る可能性は大いにある。6位とかでも驚かないがあんまりそういう予想をしたくない。


 13位は大宮。戦力云々より「どうせまたこんなもんだろう」という先入観によるものが大きい。毎年毎年それなりに補強も出来ているのに残留争いに顔を出して、でも結局顔を出すだけで肝心なところでは力を発揮する。毎年わざとやっているのではと疑ってしまう。去年は4位に躍進した仙台だが、率直に言ってまぐれだと思っている。


 15位は鳥栖。去年は元社長逮捕という追い風もあり初の昇格を決めた。普通に考えれば降格筆頭候補のひとつなのだが、守備がどれだけ通用するか。こういう所はシーズン序盤の戦いが鍵になってくる。序盤にマスコミから「旋風」と言われるぐらいに勝ちまくってようやく残留争いに加わる資格を得る。逆にしょっぱなからもたついているとぶっちぎり降格待ったなし。


 16位は磐田。オフに移籍の意志を明確にした選手を複数抱える中、森下新監督はどこまでチームを掌握できるか。17位は大宮とともに万年降格候補として知られる新潟。逆に言うと毎年残留しているわけだが、その内実は大宮は資金力や選手層に余裕がありながらプロレスをしているが新潟は戦力流出が多く割とカツカツという印象がある。「今まで大丈夫だったから今年も大丈夫」とは言いきれないのでは。まあ来年も同じ事を言っててもおかしくないのだが。


 18位は申し訳ないがJ1では即降格のイメージが強い札幌。ユース出身の若手が乱舞しているがいきなり上では大変ではないか。ふう、たった今「将来は面白い」と書きかけたがやめた。どうせ育ったら移籍で散り散りになるし、選手個人としてはともかくクラブとしては全然面白くない展開になる可能性大。金も地の利もあんまりないクラブは大変だ。ゴンに関してはもう引き際がどうという段階を越えている。




 ああ、駄目だ。素直な目で見ることが出来ない。中途半端な人間にとって中途半端な知識など目を曇らせるだけだ。自分で書いていながら「これは外れるな」と逆に確信している。例えば2位柏とか不安だが「じゃあその代わりにどこが2位になるの」と言われると答えに窮する。鹿島やガンバは監督変わって、それが前任者より優秀かと問われるとそうとも言い切れないし。浦和もどうなる事やら。


 去年みたいにJ2からの伏兵が爆発という展開になるともうわからなくなる。筆頭候補はFC東京だろうが、降格時は大して選手が抜けなかったのに昇格したら今野離脱とかしてるし。札幌と鳥栖は上を見る前にJ1という地面をしっかりと踏みしめ、残留という目標に挑むところからになるだろう。後J2に関して、栃木のジャイロが登録抹消とか、こんなのってないよ。




 第1節が終わったがやっぱり予想は難しい。特に一部強豪クラブがものすごく不甲斐ない戦いを見せており、やばい感は日増しに高まっている。でもこれからどうにかするかも知れないしどうにもならないかも知れない。本当に頼むよガンバ大阪。

今回は試合前にアップできたわ。なお本編はようやく1/5ほど書き終えた程度な模様。

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