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J途中経過 9月編

 夏休みは短かった。しかし9月と言ってもまだまだ夏のかけらはそこかしこに散らばっている。それでも過ごしやすくはなっているのだが、まだ秋と言うには早いか。ただ、でも日差しはともかく風の色は確実に秋らしくなっていて自転車で街を駆けると気持ち良かった。


第24節終了時点におけるJ1順位表


1 仙台 ↑1

2 広島 ↓1

3 浦和 ↑1

4 磐田 ↑4

5 鳥栖 ↑1

6 名鯱 ↑1

7 清水 ↑3

8 柏柏 ↓5

9 東京 ↑2

10横浜 ↓5

11神戸 ↑2

12鹿島 -

13川崎 ↓4

14桜阪 -

15脚阪 ↑2

16新潟 ↓1

17大宮 ↓1

18札幌 -


 よく見ると前回から3試合しかやってないような。まあナビスコやったり天皇杯やったり代表戦やったりで忙しかったから仕方ないか。それにしても日本代表、明日にはジーコ監督率いるイラク戦となるが、さてどうなる事やら。


 9月11日追記。イラク戦は1対0で勝利という最低限の、そして最大限の結果を残した。まずはワールドカップ出場にまた大きく近づいたと言えるが、冷静に考えて予選落ちする要素は少ない組み合わせだったわけだし。取りこぼさないのは大事なことと言える。


 順位に戻ると、まず仙台が首位を奪い返した。一時期は勝ちきれない日々が続いたが、それも克服されたか。逆に広島がなかなか勝てない。一時期は勝ち点4差をつけたが一瞬で消えていった。相変わらず佐藤寿人は点を取れているが、優勝にはもう一皮剥ける必要があるか。


 それ以下の順位に関しても色々と動いている。勝ち点で言うと仙台と広島に浦和も加えた3チームが現在勝ち点40以上で、まだ10試合以上残っているとは言え、やはりここから優勝チームが出ると考えるのが自然だろう。


 夏場に落ちるどころか5位にまで順位を上げてきた鳥栖恐るべし。残留は予想していたがまさかこれほどとは。磐田から横浜までは勝ち点が3しか離れておらずまだまだ流動的だが、この辺までは降格とは少なくとも今年は無縁でいられるだろう。


 神戸や鹿島はこの辺で落ち着いた感じか。そして川崎。息子を積極的に起用する風間監督の采配はプロ野球的だ。ここまでが勝ち点30以上。そして勝ち点29のセレッソ大阪は監督解任でクルピ復帰というウルトラCを見せた。なんやそれ。


 なんだかんだ言っても降格圏内から少し脱出したガンバ大阪。名古屋に5対0、札幌に7対2と点を取り捲ったお陰で得失点差が大きく改善された。しかし次の試合では鳥栖に1対4で負けるなど不安定で、やはり力が戻ったわけではない。


 新潟と大宮はついに年貢の納め時となってしまうのか。毎年のように降格候補に挙げられながら残留してきたが、今年は札幌と並んで降格本命と見られていた鳥栖が実は強いと判明し、代わりにガンバがのこのこやってきた。ただガンバが落ちるにしても新潟か大宮、どちらかの降格は避けられない情勢か。


 ついでに天皇杯の結果について。Jのチームでは磐田対FC鈴鹿の7対0や鹿島対筑波大の7対1といったまさに一蹴の結果がある中、やっぱり出てきた敗退チーム。まあチーム数が多いからどこかが負けるはよくあること。


 札幌や甲府はPKで敗北。まあこの辺はいいか。広島、鳥栖、FC東京あたりはまあ「大事なのはリーグの順位だから」と言い張れる順位なので良かった。いや、全然良くないけど。神戸も敗れるのは選手獲得競争までにしてほしいものだ。


 天皇杯の結果を確認するために天皇杯のページまで行ったら壁紙がダウンロードできたので入手した。7月から12月までのカレンダーもついているし、なにより世紀を越えて再び姿を現したマスコットはにーとどぐーがかわいい。これはもはや救済するしかない。まあ7月からダウンロードできたわけだけど、その頃はバタバタしていたし。


 まあ天皇杯は元日、こたつでだらだらしながら観戦というイメージの強いイベントだ。贔屓とかそういう見方をしないためにはあらかじめ負けていたほうがある意味気軽に見られるというものだし。準決勝とか直前で負けて決勝戦のチケットを燃やしたりとか、そういう大人にはなりたくないものだ。




第32節終了時点におけるJ2順位表


1 甲府 -

2 湘南 ↑1

3 千葉 ↑3

4 山形 ↑3

5 大分 -

6 京都 ↓2

7 東京 ↓5

8 栃木 ↑1

9 横浜 ↓1

10岡山 -

11北九 ↑2

12水戸 ↓1

13徳島 ↓1

14松本 -

15草津 ↑2

16福岡 -

17熊本 ↑1

18愛媛 ↓3

19岐阜 -

20鳥取 -

21町田 ↑1

22富山 ↓1


 これまでは口を開くたびに混戦混戦と言っていたJ2戦線だが、割と上のほうが分離してきた。首位甲府は2位と勝ち点4、3位とは勝ち点7の差をつけた。これはそう簡単に覆る数字ではない。残り10試合、よっぽどの連敗がない限り1年でのJ1復帰が現実味を帯びてきた。


 2位の湘南も含めて負けが少ないのが良い。7位のヴェルディなんかと比べると、ヴェルディなら負けている試合も引き分けに出来ているから、その勝ち点1をこつこつとためていった結果が今の順位につながっているのではないか。


 そしてそのヴェルディ、先月は2位だったがそこからまるで勝てずにいたのだが、このタイミングで監督を解任という荒業を繰り出してきた。コーチから昇格の高橋氏はあくまで暫定監督のようで、他の誰かが監督に就任するはずである。このショック療法は吉と出るか凶と出るか。


 それ以外の上位で言うと、私が自動昇格と予想した京都と千葉はどうにも「結局残留してしまうのでは」という疑念を消せないような胡散臭い試合が多い。ちょっと下を見ると栃木や横浜FCもひたひたと足音を響かせているし、まだ動きがあってもいい。


 岡山から草津あたりが中位と言えるか。勝ち点40以上あるグループだが、この辺はいかにもJ2的というのか、昇格経験のない名前が並んでいる。今年は駄目でも来年以降、どこが現状を脱して上のグループに移動できるか。この辺が活性化するとまた面白くなってくるだけに責任重大と言える。


 そして福岡は何かぱっとしない。J1で惨敗降格した次の年はJ2でも苦労するパターンが多いが、となると来年の札幌はどうなってしまうのか。愛媛も前回勝利したのが6月とかきつい事になっている。もっと行けると思っていたが。


 そしてさらに下位に行くと、それこそ「残留」の横断幕がスタジアムに張られるようなピリピリした空気が漂ってくるようになる。Jリーグからの降格となると前例がないだけにどうなるか分からない。少なくとも注目度のマイナスは確実だろうが。


 ただJFLの順位を見ると長野と長崎が突出しており、この辺の昇格が認められずに大山鳴動して鼠一匹となる可能性もないでもない。ただね、ここまで32試合やって4回しか勝利を味あわせられてなかったり22回も負けた姿を見せたり、そういうのは良くないだけに奮起せねば。

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